TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025147919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024048432
出願日2024-03-25
発明の名称カップホルダー
出願人トヨタ紡織株式会社,株式会社ニフコ
代理人個人,個人
主分類B60N 3/10 20060101AFI20250930BHJP(車両一般)
要約【課題】カップホルダーの組み立てに要する工数の増加を抑えつつ、被当接部材に対する部材の当接に伴う打音を抑えることを可能としたカップホルダーを提供する。
【解決手段】容器収納部は、飲料容器を支持する支持部材13A,13Bを備える。支持部材13A,13Bは、カップホルダー10が開状態であり、かつ、飲料容器が容器収納部に収容された状態で、飲料容器を支持する支持部13AA,13BAと、カップホルダー10が開状態から閉状態に変わるときに、被当接部材に当接する緩衝部13AB,13BBであって、被当接部材に対して緩衝部13AB,13BBが当接した際の衝撃を吸収する緩衝部13AB,13BBとを備える。支持部13AA,13BAと緩衝部13AB,13BBとが、一体に成形されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
飲料容器を収容する容器収納部を備えるカップホルダーであって、
前記容器収納部は、前記飲料容器を支持する支持部材を備え、
前記支持部材は、
前記カップホルダーが開状態であり、かつ、前記飲料容器が前記容器収納部に収容された状態で、前記飲料容器を支持する支持部と、
前記カップホルダーが前記開状態から閉状態に変わるときに、被当接部材に当接する緩衝部であって、前記被当接部材に対して前記緩衝部が当接した際の衝撃を吸収する前記緩衝部と、を備え、
前記支持部と前記緩衝部とが、一体に成形されている
カップホルダー。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記容器収納部は、本体とリッドとを備え、
前記リッドは、開状態と閉状態とを有することが可能に前記本体に取り付けられ、
前記本体は、前記リッドが前記開状態であるときに、前記飲料容器を保持することが可能に構成され、
前記支持部材は、前記リッドに取り付けられ、
前記本体が、前記被当接部材である
請求項1に記載のカップホルダー。
【請求項3】
前記支持部および前記緩衝部は、前記本体および前記リッドよりも軟質の材料から形成される
請求項2に記載のカップホルダー。
【請求項4】
前記支持部材は、前記支持部と前記緩衝部とを互いに接続する接続部をさらに備える
請求項1から3のいずれか一項に記載のカップホルダー。
【請求項5】
前記支持部および前記緩衝部は、前記リッドに係合する係合爪をそれぞれ備える
請求項2に記載のカップホルダー。
【請求項6】
前記支持部材は、前記支持部と前記緩衝部とを互いに接続する接続部をさらに備え、
前記リッドは、前記リッドが前記閉状態であるときに前記本体に向けて窪む凹部であって、使用者の指が挿入可能に構成された前記凹部を有し、
前記リッドと対向する平面視において、前記接続部は、前記凹部に沿って配置されている
請求項2に記載のカップホルダー。
【請求項7】
前記緩衝部は、前記カップホルダーが前記閉状態であるときに、前記本体に向けて突き出たU字状の当接部であって、前記本体に当接する前記当接部を含む
請求項2に記載のカップホルダー。
【請求項8】
前記緩衝部は、前記カップホルダーが前記閉状態であるときに、前記リッドから前記本体に向かう方向において、前記当接部に向けて突き出た突部であって、撓んだ前記当接部に当接する前記突部を有する
請求項7に記載のカップホルダー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カップホルダーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
カップホルダーの一例は、本体と本体に取り付けられた一対のリッドとを備えている。各リッドは、本体を覆う閉状態と、本体を外部に露出させる開状態とを有することが可能に本体に取り付けられている。各リッドは、閉状態を有する際に本体に対して略水平であり、開状態を有する際に本体に対して略垂直である。本体は、平坦部と、平坦部に対して窪んだ凹部であって、飲料容器が配置される凹部とを備えている。一対のリッドは、リッドを閉状態から開状態に変える外力が一方のリッドに作用すると、一方のリッドとともに他方のリッドも閉状態から開状態に変わるように構成されている。また、一対のリッドは、リッドを開状態から閉状態に変える外力が一方のリッドに作用すると、一方のリッドとともに他方のリッドも開状態から閉状態に変わるように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-10151号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、各リッドが開状態から閉状態に変わるときに、本体の平坦部にリッドが当接した衝撃によって打音が生じる。カップホルダーの使用時における快適性を高める観点では、打音を抑えることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのカップホルダーは、飲料容器を収容する容器収納部を備えるカップホルダーである。前記容器収納部は、前記飲料容器を支持する支持部材を備える。前記支持部材は、前記カップホルダーが開状態であり、かつ、前記飲料容器が前記容器収納部に収容された状態で、前記飲料容器を支持する支持部と、前記カップホルダーが前記開状態から閉状態に変わるときに、被当接部材に当接する緩衝部であって、前記被当接部材に対して前記緩衝部が当接した際の衝撃を吸収する前記緩衝部と、を備える。前記支持部と前記緩衝部とが、一体に成形されている。
【0006】
上記カップホルダーによれば、支持部材が支持部と一体に成形された緩衝部を有するから、支持部材とは別体の緩衝部材を支持部材とは別に取り付ける工数の追加が抑えられ、これによってコストの増加が抑えられる。また、カップホルダーが閉じる際に緩衝部が被当接部材に当接するから、被当接部材に対する部材の当接に伴う衝撃が抑えられ、結果として打音が抑えられる。
【0007】
上記カップホルダーにおいて、前記容器収納部は、本体とリッドとを備え、前記リッドは、開状態と閉状態とを有することが可能に前記本体に取り付けられ、前記本体は、前記リッドが前記開状態であるときに、前記飲料容器を保持することが可能に構成され、前記支持部材は、前記リッドに取り付けられ、前記本体が、前記被当接部材であってよい。
【0008】
上記カップホルダーによれば、リッドが閉じる際に、支持部材の緩衝部が本体に当接するから、リッドが閉じる際にリッドと本体との間において生じる打音が抑えられる。
【0009】
上記カップホルダーにおいて、前記支持部および前記緩衝部は、前記本体および前記リッドよりも軟質の材料から形成されてもよい。
上記カップホルダーによれば、リッドが閉じる際の衝撃を抑える確実性を高めることができる。
【0010】
上記カップホルダーにおいて、前記支持部材は、前記支持部と前記緩衝部とを互いに接続する接続部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

トヨタ紡織株式会社
搬送システム
9日前
トヨタ紡織株式会社
ロックシステム
6日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シート装置
今日
トヨタ紡織株式会社
ロータの製造装置
7日前
トヨタ紡織株式会社
燃料電池システム
9日前
トヨタ紡織株式会社
コネクタ及び二次電池
6日前
トヨタ紡織株式会社
配車装置およびプログラム
9日前
トヨタ紡織株式会社
乗物用シートのアームレスト
8日前
豊田合成株式会社
車両用投影装置
14日前
豊田合成株式会社
車両用照明装置
14日前
トヨタ紡織株式会社
車両用ヘッドレスト及び車両用シート
今日
トヨタ紡織株式会社
シートパッド及びシートパッドの成形型
7日前
株式会社ハイレックスコーポレーション
ケーブル連結機構
1日前
トヨタ紡織株式会社
パーティション装置、パーティションシステム、及び制御装置
19日前
個人
タイヤレバー
3か月前
個人
前輪キャスター
2か月前
個人
上部一体型自動車
1か月前
個人
ルーフ付きトライク
2か月前
個人
空間形成装置
6日前
個人
タイヤ脱落防止構造
2か月前
日本精機株式会社
照明装置
1日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
車両通過構造物
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
マスタシリンダ
1か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
3か月前
個人
常設収納型サンバイザー
12日前
日本精機株式会社
車載表示装置
7日前
株式会社ニフコ
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
画像投映装置
29日前
株式会社豊田自動織機
産業車両
1日前
個人
音声ガイド、音声サービス
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
9日前
個人
回転窓ワイパー装置
6日前
続きを見る