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公開番号2025133367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024031272
出願日2024-03-01
発明の名称コネクタ、コネクタ集合体、コネクタシステム及び伝送線路接続システム
出願人キーコム株式会社
代理人個人
主分類H01R 24/28 20110101AFI20250904BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】伝送線路の電気特性の更なる向上や伝送線路の更なる高密度小型化を実現できるコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明は、筒状の側壁部と、該筒状の側壁部の一端に形成された第1挿入部と、
該筒状の側壁部の一端と対向する該筒状の側壁部の他端に形成された第2挿入部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第1側壁凸部と、該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第2側壁凸部と、前記筒状の側壁部の内壁に設けられ、前記内壁から外側方向に凹んで前記内壁を周回するように形成された少なくとも1つの側壁凹部と、を有し、該第1挿入部から該第2挿入部まで貫通し、前記第1挿入部側から順に、該第1側壁凸部と、該少なくとも1つの側壁凹部と、該第2側壁凸部とが配されている、コネクタを提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ケーブルと、コネクタとを備え、
該ケーブルが該コネクタに挿入されることにより、
該ケーブルと該コネクタとが篏合される、コネクタシステム。
続きを表示(約 2,600 文字)【請求項2】
前記ケーブルがケーブル挿入部を有し、
前記コネクタがコネクタ挿入部を有し、
該ケーブル挿入部が該コネクタ挿入部に挿入されると、前記ケーブルが前記コネクタから抜けにくくなるような構造を、前記ケーブル及び前記コネクタのそれぞれが有し、
該構造に適合した、請求項1に記載のコネクタシステム。
【請求項3】
前記ケーブルと前記コネクタとが篏合されるために適用される篏合治具を更に備え、
前記ケーブル挿入部が前記コネクタ挿入部に挿入されると、前記ケーブルが、該篏合治具を介して該前記コネクタから抜けにくくなるような構造を、前記ケーブル、前記コネクタ及び該篏合治具のそれぞれが有し、
該構造に適合した、請求項1に記載のコネクタシステム。
【請求項4】
筒状の側壁部と、
該筒状の側壁部の一端に形成された第1挿入部と、
該筒状の側壁部の一端と対向する該筒状の側壁部の他端に形成された第2挿入部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第1側壁凸部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第2側壁凸部と、
前記筒状の側壁部の内壁に設けられ、前記内壁から外側方向に凹んで前記内壁を周回するように形成された少なくとも1つの側壁凹部と、を有し、
該第1挿入部から該第2挿入部まで貫通し、
前記第1挿入部側から順に、該第1側壁凸部と、該少なくとも1つの側壁凹部と、該第2側壁凸部とが配されている、コネクタ。
【請求項5】
前記第1挿入部から前記第2挿入部まで貫通している方向における前記第1側壁凸部の長さは、前記第1挿入部から前記第2挿入部まで貫通している方向における前記第2側壁凸部の長さよりも大きい、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
超電導体である、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項7】
複数個のコネクタを有し、
該複数個のコネクタのそれぞれが、
筒状の側壁部と、
該筒状の側壁部の一端に形成された第1挿入部と、
該筒状の側壁部の一端と対向する該筒状の側壁部の他端に形成された第2挿入部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第1側壁凸部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第2側壁凸部と、
前記筒状の側壁部の内壁に設けられ、前記内壁から外側方向に凹んで前記内壁を周回するように形成された少なくとも1つの側壁凹部と、を有し、
該第1挿入部から該第2挿入部まで貫通し、
前記第1挿入部側から順に、該第1側壁凸部と、該少なくとも1つの側壁凹部と、該第2側壁凸部とが配され、
該第1挿入部側からの平面視で、該複数個のコネクタがハチの巣状に形成されている、コネクタ集合体。
【請求項8】
前記複数個のコネクタのそれぞれが、
前記第1挿入部から前記第2挿入部まで貫通している方向における前記第1側壁凸部の長さは、前記第1挿入部から前記第2挿入部まで貫通している方向における前記第2側壁凸部の長さよりも大きい、請求項7に記載のコネクタ集合体。
【請求項9】
前記複数個のコネクタのそれぞれが超電導体である、請求項7に記載のコネクタ集合体。
【請求項10】
コネクタと、第1同軸ケーブルと、第2同軸ケーブルとを、備え、
該コネクタが、
筒状の側壁部と、
該筒状の側壁部の一端に形成された第1挿入部と、
該筒状の側壁部の一端と対向する該筒状の側壁部の他端に形成された第2挿入部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第1側壁凸部と、
該筒状の側壁部の内壁に設けられ、該内壁から内側方向に突出して該内壁を周回するように形成された第2側壁凸部と、
前記筒状の側壁部の内壁に設けられ、前記内壁から外側方向に凹んで前記内壁を周回するように形成された少なくとも1つの側壁凹部と、を有し、
該第1挿入部から該第2挿入部まで貫通し、
前記第1挿入部側から順に、該第1側壁凸部と、該少なくとも1つの側壁凹部と、該第2側壁凸部とが配されて、
該第1同軸ケーブルが、
第1中心導体と、該第1中心導体の外周に配された第1絶縁体と、該第1絶縁体の外周に配された第1外部導体とを、有し、
該第2同軸ケーブルが、
第2中心導体と、該第2中心導体の外周に配された第2絶縁体と、該第2絶縁体の外周に配された第2外部導体とを、有し、
該第2外部導体は、該第2絶縁体方向に凹んで周回するように形成された第2外部導体凹部を有し、
該第2外部導体の先端側には、第2同軸ケーブルの長手方向に割れた複数の第2外部導体割れ先端片が形成され、
該第1同軸ケーブルが、該コネクタの該第1挿入部に挿入され、
該第2同軸ケーブルが、該コネクタの該第2挿入部に挿入され、
該コネクタの該第1側壁凸部と該第1同軸ケーブルの該第1外部導体とが接触して、該コネクタの該第1側壁凸部と該第1同軸ケーブルの該第1外部導体とが電気的に接続され、
該コネクタの該第2側壁凸部に該第2同軸ケーブルの該第2外部導体凹部が篏合されて、該コネクタの該第2側壁凸部と該第2同軸ケーブルの該第2外部導体とが電気的に接続され、
該第2同軸ケーブルの該第2外部導体割れ先端片が、該コネクタの該第2外部導体の外側方向に延在して、該コネクタの該少なくとも1つの凹部と該コネクタの該第2側壁凸部との間に位置されている該コネクタの内壁に、該第2同軸ケーブルの該第2外部導体割れ先端片が接触して、該コネクタの内壁と、該第2同軸ケーブルの該第2外部導体とが電気的に接続されている、伝送線路接続システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、コネクタ集合体、コネクタシステム及び伝送線路接続システムに関し、特には、伝送線路の一部を構成するコネクタ、伝送線路の一部を構成するコネクタ集合体、そのコネクタとケーブルとを少なくとも備えるコネクタシステム、そのコネクタと同軸ケーブルと中継コネクタとを少なくとも備える伝送線路接続システム、及びそのコネクタ集合体と同軸ケーブルと中継コネクタとを少なくとも備える伝送線路接続システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、例えば電子機器内、情報通信機器内、産業機器内、測定機器内等の配線において、伝送線路を構成する同軸ケーブル等を多用して電気的特性の向上を目的とした研究開発が盛んに行われている。
【0003】
例えば、特許文献1では、少なくとも一つの内部導体を含むケーブルと、導体露出部を配した端末部を備えたFPC(Flexible Printed Circuits)とを電気的に接続するための中継コネクタに関する技術が提案されている。
【0004】
この技術では、内部導体と導体露出部とを選択的に対応させて挿入せしめる貫通孔を配したハウジングを備えており、貫通孔内において、内部導体と前記対応する導体露出部とを係合せしめるとともに、その係合部分に圧接力が作用するように構成されていることを特徴とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-182689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1で提案された技術では、コネクタとケーブル(特には同軸ケーブル)との接続信頼性の更なる向上や、伝送線路の電気特性の更なる向上や、伝送線路の更なる高密度小型化が図れないおそれがある。ここで、接続信頼性とは、コネクタとケーブル(特には同軸ケーブル)との固定力、すなわち、コネクタにケーブル(特には同軸ケーブル)が挿入された後は、コネクタから、ケーブル(特には同軸ケーブル)が抜けにくいことをいう。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、コネクタとケーブル(特には同軸ケーブル)との接続信頼性の更なる向上や、伝送線路の電気特性の更なる向上や、伝送線路の更なる高密度小型化を実現できるコネクタ及びコネクタ集合体、コネクタシステム及び伝送線路接続システムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、上述の目的を解決するために鋭意研究を行った結果、コネクタとケーブル(特には同軸ケーブル)との接続信頼性の更なる向上や、伝送線路の電気特性の更なる向上や、伝送線路の更なる高密度小型化を実現することに成功し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明では、第1の側面として、
ケーブルと、コネクタとを備え、
該ケーブルが該コネクタに挿入されることにより、
該ケーブルと該コネクタとが篏合される、コネクタシステムを提供する。
【0010】
本発明に係る第1の側面のコネクタシステムにおいて、
前記ケーブルがケーブル挿入部を有してもよく、
前記コネクタがコネクタ挿入部を有ししてもよく、
該ケーブル挿入部が該コネクタ挿入部に挿入されると、前記ケーブルが前記コネクタから抜けにくくなるような構造を、前記ケーブル及び前記コネクタのそれぞれが有してもよい。
また、本発明に係る第1の側面のコネクタシステムが、上記構造に適合したシステムでもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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