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公開番号2025133182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024030970
出願日2024-03-01
発明の名称沈水判定システム及び沈水判定方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類A47K 4/00 20060101AFI20250904BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】本開示により、入浴者の頭部位置の測定精度が高い沈水判定システム、及び沈水判定方法を提供することができる。
【解決手段】本開示に係る沈水判定システムは、浴室の浴槽の上部に配置された超音波送信装置及び複数の超音波受信装置と、入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する沈水判定装置と、を備える。複数の超音波受信装置のそれぞれは、超音波送信装置から等距離となるように配置される。沈水判定装置は、浴槽の水面の高さ位置を取得し、超音波受信装置が受信した反射波のうち少なくとも1つに基づいて、入浴者の頭部位置を算出し、頭部位置と水面の高さ位置に基づいて、入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浴室の浴槽の上部に配置された超音波送信装置及び複数の超音波受信装置と、
入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する沈水判定装置と、
を備え、
前記複数の超音波受信装置のそれぞれは、前記超音波送信装置から等距離となるように配置され、
前記超音波送信装置は、前記超音波送信装置から送信された超音波が前記入浴者の頭部で反射して前記複数の超音波受信装置のそれぞれで受信されるように下向きに超音波を送信するように構成されており、
前記沈水判定装置は、
前記浴槽の水面の高さ位置を取得し、
前記超音波受信装置が受信した反射波のうち少なくとも1つ以上の反射波に基づいて、前記入浴者の頭部位置を算出し、
前記頭部位置と前記水面の高さ位置に基づいて、前記入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する、
沈水判定システム。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記複数の超音波受信装置は、2つの超音波受信装置から構成され、
前記超音波送信装置は、前記入浴者の頭部上方に配置され、
前記超音波受信装置は、前記超音波送信装置を挟むように配置され、
前記超音波送信装置と前記2つの超音波受信装置の各々とを結ぶ直線が、前記浴槽の長手方向及び前記浴槽の短手方向と非平行となる、
請求項1に記載の沈水判定システム。
【請求項3】
前記複数の超音波受信装置は、2つの超音波受信装置から構成され、
前記超音波送信装置は、前記入浴者の頭部上方に配置され、
前記超音波受信装置は、前記超音波送信装置を頂部として、くの字形状を成すように配置される。
請求項1に記載の沈水判定システム。
【請求項4】
前記超音波受信装置は、前記入浴者の頭部の中心を通り前記浴槽の長手方向に平行な中心線に対して、線対称となるように配置される、
請求項3に記載の沈水判定システム。
【請求項5】
浴室の浴槽の上部に配置された超音波送信装置及び複数の超音波受信装置を用いて、入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する沈水判定方法であって、
前記複数の超音波受信装置のそれぞれは、前記超音波送信装置から等距離となるように配置され、
前記超音波送信装置が、前記超音波送信装置から送信された超音波が前記入浴者の頭部で反射して前記複数の超音波受信装置のそれぞれで受信されるように下向きに超音波を送信するステップと、
前記超音波受信装置が受信した反射波のうち少なくとも1つ以上の反射波に基づいて、前記入浴者の頭部位置を算出するステップと、
前記浴槽の水面の高さ位置を取得するステップと、
前記頭部位置と前記水面の高さ位置に基づいて、前記入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定するステップと、
を含む、
沈水判定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、沈水判定システム及び沈水判定方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを検出する沈水判定システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-129930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に開示された沈水判定システムでは、天井に設けられた各超音波装置を用いて入浴者の頭部位置を測定している。特許文献1に開示された沈水判定システムでは、各超音波装置から頭部までの距離と、各超音波装置から壁面に取り付けられた物体や浴槽周囲の物体までの距離と、が近い値を示す場合に、超音波装置で受信された反射波から入浴者の頭部での反射波を抽出することができない場合がある。そのため、頭部位置を精確に検出することができない問題があった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みなされたものであって、入浴者の頭部位置の測定精度が高い沈水判定システム、及び沈水判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る沈水判定システムは、
浴室の浴槽の上部に配置された超音波送信装置及び複数の超音波受信装置と、
入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する沈水判定装置と、
を備え、
前記複数の超音波受信装置のそれぞれは、前記超音波送信装置から等距離となるように配置され、
前記超音波送信装置は、前記超音波送信装置から送信された超音波が前記入浴者の頭部で反射して前記複数の超音波受信装置のそれぞれで受信されるように下向きに超音波を送信するように構成されており、
前記沈水判定装置は、
前記浴槽の水面の高さ位置を取得し、
前記超音波受信装置が受信した反射波のうち少なくとも1つ以上の反射波に基づいて、前記入浴者の頭部位置を算出し、
前記頭部位置と前記水面の高さ位置に基づいて、前記入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する。
【0007】
本開示に係る沈水判定システムでは、超音波受信装置のそれぞれは、超音波送信装置から等距離となるように配置されている。このような構成にすることによって、入浴者の頭部での反射波を抽出することができる。これにより、入浴者の頭部位置の測定精度を高めることができる。
【0008】
本開示に係る沈水判定方法は、
浴室の浴槽の上部に配置された超音波送信装置及び複数の超音波受信装置を用いて、入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定する沈水判定方法であって、
前記複数の超音波受信装置のそれぞれは、前記超音波送信装置から等距離となるように配置され、
前記超音波送信装置が、前記超音波送信装置から送信された超音波が前記入浴者の頭部で反射して前記複数の超音波受信装置のそれぞれで受信されるように下向きに超音波を送信するステップと、
前記超音波受信装置が受信した反射波のうち少なくとも1つ以上の反射波に基づいて、前記入浴者の頭部位置を算出するステップと、
前記浴槽の水面の高さ位置を取得するステップと、
前記頭部位置と前記水面の高さ位置に基づいて、前記入浴者が沈水状態に進行する可能性がある入浴姿勢であるか否かを判定するステップと、を含む。
【0009】
本開示に係る沈水判定方法では、超音波受信装置のそれぞれは、超音波送信装置から等距離となるように配置されている。このような構成にすることによって、入浴者の頭部での反射波を抽出することができる。これにより、入浴者の頭部位置の測定精度を高めることができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、入浴者の頭部位置の測定精度が高い沈水判定システム、及び沈水判定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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