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公開番号2025132211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024029620
出願日2024-02-29
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】排紙トレイが装置前面から突き出た状態で給紙カセットに用紙を収容しようとすると、排紙トレイが給紙カセットを覆っている為、用紙を収容し難い。
【解決手段】媒体に記録を行う記録部と、記録部を収容する装置本体と、記録部によって記録される媒体を収容する媒体収容部と、媒体収容部の上方において媒体収容部の少なくとも一部を覆う載置部であって、記録部によって記録された媒体が載置される載置部と、を備え、媒体収容部は、装置本体に対して引き出された引出状態と、装置本体に収納された収納状態との間で変位可能であって、装置本体からの取り外しが不可であり、載置部は、装置本体から突出した突出状態と、突出状態から退避した退避状態と、の間で変位可能であり、更に載置部は、少なくとも一部が、媒体収容部の少なくとも一部を視認可能とする様に光を透過させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部を収容する装置本体と、
前記記録部によって記録される媒体を収容する媒体収容部と、
前記媒体収容部の上方において前記媒体収容部の少なくとも一部を覆う載置部であって、前記記録部によって記録された媒体が載置される前記載置部と、
を備え、
前記媒体収容部は、前記装置本体に対して引き出された引出状態と、前記装置本体に収納された収納状態との間で変位可能であって、前記装置本体からの取り外しが不可であり、
前記載置部は、
前記装置本体から突出した突出状態と、前記突出状態から退避した退避状態と、の間で変位可能であり、
更に前記載置部は、少なくとも一部が、前記媒体収容部の少なくとも一部を視認可能とする様に光を透過させる、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記載置部の載置面に交差する方向に見て、前記突出状態の前記載置部の少なくとも一部は、前記引出状態の前記媒体収容部とオーバーラップし、当該オーバーラップする部分が、光を透過させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置において、
前記媒体収容部は、媒体の端部を規制する規制部を有し、
前記載置部の載置面に交差する方向に見て、前記突出状態における前記載置部の部位であって、前記引出状態の前記媒体収容部の前記規制部とオーバーラップする部位が光を透過させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項1に記載の記録装置において、
前記載置部の全体が、光を透過させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項4に記載の記録装置において、
前記記録部は、液体を吐出して媒体に記録を行い、
前記装置本体は、
前記記録部に吐出される液体を貯留する液体貯留部と、
前記液体貯留部の液体残量を視認可能な視認部と、
を有し、
前記視認部は、装置高さ方向において、前記載置部とオーバーラップする、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記装置本体には、前記媒体収容部を引き出し可能とする引き出し口が形成され、
前記媒体収容部は、
媒体が積載される積載部であって、前記装置本体からの引き出し方向が開口している前記積載部と、
前記積載部の前記引き出し方向の一端に設けられ、前記積載部と交差する姿勢で前記引き出し口及び前記開口を閉塞する閉塞状態と、前記引き出し口及び前記開口を開放する開放状態と、に変位するカバー部と、
を有する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記媒体収容部及び前記載置部の変位方向と交差する方向である幅方向において、前記載置部の寸法は、前記媒体収容部の寸法より大きい、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記媒体収容部及び前記載置部の変位方向において、前記退避状態にある前記載置部の先端は、前記収納状態にある前記媒体収容部の先端に揃う、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記載置部は、前記突出状態と退避状態との間を動力によって変位する、
ことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1記載のインクジェット記録装置は、給紙カセットの上部に排紙トレイを備えている。排紙トレイは、装置前面からの突き出し量を切り換える様に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-327802号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排紙トレイが装置前面から突き出た状態で給紙カセットに用紙を収容しようとすると、排紙トレイが給紙カセットを覆っている為、用紙を収容し難い。特に、給紙カセットが取り外し不可の構成では、用紙を収容し易くする為には排紙トレイを引き込ませる必要がある為、手間が掛かる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部を収容する装置本体と、前記記録部によって記録される媒体を収容する媒体収容部と、前記媒体収容部の上方において前記媒体収容部の少なくとも一部を覆う載置部であって、前記記録部によって記録された媒体が載置される前記載置部と、を備え、前記媒体収容部は、前記装置本体に対して引き出された引出状態と、前記装置本体に収納された収納状態との間で変位可能であって、前記装置本体からの取り外しが不可であり、前記載置部は、前記装置本体から突出した突出状態と、前記突出状態から退避した退避状態と、の間で変位可能であり、更に前記載置部は、少なくとも一部が、前記媒体収容部の少なくとも一部を視認可能とする様に光を透過させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
カバー部が閉じた状態のプリンターの斜視図。
カバー部が開き、載置部が退避状態をとり、媒体収容部が収納状態をとる際のプリンターの斜視図。
カバー部が開き、載置部が突出状態をとり、媒体収容部が収納状態をとる際のプリンターの斜視図。
カバー部が開き、載置部が突出状態をとり、媒体収容部が引出状態をとる際のプリンターの斜視図。
カバー部が開き、載置部が突出状態をとり、媒体収容部が引出状態をとる際のプリンターの斜視図。
カバー部が開き、載置部が突出状態をとり、媒体収容部が引出状態をとる際の載置部の平面図。
カバー部が開き、載置部が突出状態をとり、媒体収容部が引出状態をとる際の載置部の変形例の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部を収容する装置本体と、前記記録部によって記録される媒体を収容する媒体収容部と、前記媒体収容部の上方において前記媒体収容部の少なくとも一部を覆う載置部であって、前記記録部によって記録された媒体が載置される前記載置部と、を備え、前記媒体収容部は、前記装置本体に対して引き出された引出状態と、前記装置本体に収納された収納状態との間で変位可能であって、前記装置本体からの取り外しが不可であり、前記載置部は、前記装置本体から突出した突出状態と、前記突出状態から退避した退避状態と、の間で変位可能であり、更に前記載置部は、少なくとも一部が、前記媒体収容部の少なくとも一部を視認可能とする様に光を透過させることを特徴とする。
【0008】
前記媒体収容部が前記装置本体から取り外し不可であって、前記媒体収容部の上方に前記載置部が配置された構成では、前記媒体収容部に媒体を収容する際に、前記載置部によって前記媒体収容部が視認できず、前記媒体収容部に媒体を収容し難い場合がある。
しかしながら本態様によれば、前記載置部は、少なくとも一部が、前記媒体収容部の少なくとも一部を視認可能とする様に光を透過させることから、前記媒体収容部に媒体を収容し易くなる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記載置部の載置面に交差する方向に見て、前記突出状態の前記載置部の少なくとも一部は、前記引出状態の前記媒体収容部とオーバーラップし、当該オーバーラップする部分が、光を透過させることを特徴とする。
【0010】
前記突出状態の前記載置部が、前記引出状態の前記媒体収容部とオーバーラップ構成では、前記媒体収容部に媒体を収容する際に、前記載置部によって前記媒体収容部が視認できず、前記媒体収容部に媒体を収容し難い場合がある。
しかしながら前記突出状態の前記載置部の少なくとも一部は、前記引出状態の前記媒体収容部とオーバーラップし、当該オーバーラップする部分が、光を透過させることから、前記媒体収容部に媒体を収容し易くなる。
(【0011】以降は省略されています)

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