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公開番号
2025131995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029285
出願日
2024-02-29
発明の名称
ブロック部材
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
23/12 20060101AFI20250903BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】強度が高いブロック部材の提供。
【解決手段】ポリプロピレン(A)と、複合材料粉末(B)と、相溶化剤(C)とを含み、前記複合材料粉末(B)は、樹脂組成物の硬化物及び強化繊維を含む繊維強化複合材料の粉末である、ブロック部材。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリプロピレン(A)と、複合材料粉末(B)と、相溶化剤(C)とを含み、
前記複合材料粉末(B)は、樹脂組成物の硬化物及び強化繊維を含む繊維強化複合材料の粉末である、ブロック部材。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記複合材料粉末(B)の含有量が、前記ブロック部材の総質量に対して1~30質量%である、請求項1に記載のブロック部材。
【請求項3】
前記複合材料粉末(B)に含まれる前記強化繊維の平均繊維長が50~150μmである、請求項1又は2に記載のブロック部材。
【請求項4】
前記相溶化剤(C)の含有量が、前記ブロック部材の総質量に対して0.1~5質量%である、請求項1又は2に記載のブロック部材。
【請求項5】
前記相溶化剤(C)がシラン変性ポリオレフィンを含む、請求項1又は2に記載のブロック部材。
【請求項6】
前記強化繊維がガラス繊維を含む、請求項1又は2に記載のブロック部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロック部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、軟弱基盤上に建造物を構築する場合には、幹線道路から作業現場までの間に、作業に必要な基材等を輸送するための仮設道路を敷設する必要がある。
仮設道路等の仮設床面上では、大型クレーン車などの大型の工事車両が使用されるが、大型の工事車両は重量がある。加えて、鉄骨等の重量物を持ち上げたり移動させたりするなどの作業を行うため、工事車両等を支持する地盤には大きな荷重が掛る。
【0003】
よって、仮設床面は強度が高く、耐久性に優れることが求められる。
例えば、特許文献1には、直方体形状の複数の樹脂発泡体からなるブロックを隣接させ、さらに上下に複数段に重ねたブロックを集合体による仮設床が開示されている。
特許文献2には、合成樹脂からなる多数の隔壁又は突起によって囲まれた空隙部を有するマット状成形体を連結して敷設し、該マット状成形体の前記空隙部内に、粒状多孔質体を含む充填物を充填する方法が開示されている。
また、砂や砕石、まくら木や鉄板などを組み合わせる方法などが知られている。
【0004】
また、雨水貯留用ブロック部材においても、鉛直荷重に耐えられる材料が求められている。
例えば、特許文献3には、ポリプロピレン樹脂及びガラス繊維からなる樹脂組成物からなるブロック部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-177005号公報
特開2001-90006号公報
特開2017-179786号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の仮設床や、特許文献2に記載の方法では、施工に手間がかかるといった課題がある。
特許文献3に記載のブロック部材では、ポリプロピレン樹脂とガラス繊維の相溶性が悪く、これらの密着性が不十分であり、必ずしも耐久性を満足できない。
本発明は、強度が高いブロック部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を有する。
[1] ポリプロピレン(A)と、複合材料粉末(B)と、相溶化剤(C)とを含み、前記複合材料粉末(B)は、樹脂組成物の硬化物及び強化繊維を含む繊維強化複合材料の粉末である、ブロック部材。
[2] 前記複合材料粉末(B)の含有量が、前記ブロック部材の総質量に対して1~30質量%である、前記[1]のブロック部材。
[3] 前記複合材料粉末(B)に含まれる前記強化繊維の平均繊維長が50~150μmである、前記[1]又は[2]のブロック部材。
[4] 前記相溶化剤(C)の含有量が、前記ブロック部材の総質量に対して0.1~5質量%である、前記[1]~[3]のいずれかのブロック部材。
[5] 前記相溶化剤(C)がシラン変性ポリオレフィンを含む、前記[1]~[4]のいずれかのブロック部材。
[6] 前記強化繊維がガラス繊維を含む、前記[1]~[5]のいずれかのブロック部材。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、強度が高いブロック部材を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に本発明を実施するための形態を詳細に説明するが、以下の説明は、本発明の実施の形態の一例であり、本発明はその要旨を超えない限り、以下の記載内容に限定されるものではない。
なお、本明細書において数値範囲を示す「~」は、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
【0010】
[ブロック部材]
本発明のブロック部材は、以下に示すポリプロピレン(A)と、複合材料粉末(B)と、相溶化剤(C)とを含む。
ブロック部材は、本発明の効果を損なわない範囲内であれば必要に応じて、ポリプロピレン(A)、複合材料粉末(B)及び相溶化剤(C)に加えて、これら以外の成分(任意成分)をさらに含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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