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公開番号2025131372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024029075
出願日2024-02-28
発明の名称自動原稿搬送装置、及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】原稿に付いている留め具を検出することができる自動原稿搬送装置の提供。
【解決手段】本発明に係る自動原稿搬送装置の一態様は、原稿を載置する原稿載置部と、前記原稿載置部に載置された前記原稿を原稿搬送路に沿って搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送路上に設けられ、前記原稿搬送路の表面に対して凸型の形状又は凹型の形状を有する1つ以上の音発生部と、前記音発生部と前記原稿に付いている留め具とが接触したときの音を集音する集音部と、前記集音部が集音した音に基づいて、前記留め具の有無を予測する予測部とを備え、前記音発生部は、前記原稿搬送路の幅方向の一端から他端に亘って連続的又は間欠的に設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を載置する原稿載置部と、
前記原稿載置部に載置された前記原稿を原稿搬送路に沿って搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送路上に設けられ、前記原稿搬送路の表面に対して凸型の形状又は凹型の形状を有する1つ以上の音発生部と、
前記音発生部と前記原稿に付いている留め具とが接触したときの音を集音する集音部と、
前記集音部が集音した音に基づいて、前記留め具の有無を予測する予測部とを備え、
前記音発生部は、前記原稿搬送路の幅方向の一端から他端に亘って連続的又は間欠的に設けられている自動原稿搬送装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記音発生部は、前記原稿搬送路の表面から垂直方向に伸びる第1面と、前記垂直方向における前記第1面の端部から前記原稿搬送路の表面に伸びる傾斜面とを有し、前記原稿の搬送方向において離隔して複数設けられている請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項3】
前記原稿搬送路上に設けられ、前記原稿の搬送方向に沿って延びるリブを備え、
前記リブの上面には、前記原稿搬送路の表面に対して凹型の形状を有する前記音発生部が1つ以上設けられている請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項4】
前記凸型の形状を有する音発生部は、傾斜面を含む板材と、前記板材を前記原稿搬送路の表面と直交する方向に移動可能に支持する弾性体とを有する請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項5】
前記音発生部は、前記原稿との接触面に設けられた切れ込み部、又は前記原稿搬送路の表面粗さより大きい表面粗さを有する粗面部を有する請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項6】
前記原稿搬送路上に設けられ、前記原稿の搬送方向に沿って延びるリブを備え、
前記リブは、前記原稿搬送路の幅方向において、互いに離隔して複数設けられ、
前記音発生部は、前記原稿搬送路の表面に対して凸型の形状を有し、前記原稿搬送路の幅方向において前記リブの間を埋めるように複数設けられ、
前記原稿搬送路の表面に対する前記音発生部の高さは、前記原稿搬送路の表面に対する前記リブの高さより低い請求項1に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項7】
前記板材の上方において、前記板材と対向して設けられた対向部材を備える請求項4に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項8】
前記複数の音発生部は、前記原稿の搬送方向において異なる間隔で配置されている請求項2に記載の自動原稿搬送装置。
【請求項9】
請求項1から8の何れか一項に記載の自動原稿搬送装置と、
画像形成を行う画像形成部とを備える画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動原稿搬送装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、原稿トレイ上に載置された複数のシート状の原稿を1枚ずつ、原稿読取装置としてのスキャナの画像読取位置に向けて連続的に搬送する自動原稿搬送装置において、音によってジャム(紙詰まり)や皺の判定を行うことが検討されている。例えば、特許文献1には、給送手段より給送方向下流側に設けられた音検出手段を備え、音の大きさが閾値を超えた場合にジャムと判定する媒体給送装置が開示されている。また、媒体給送装置は、接触子を備え、媒体と接触子との接触により生じる音を検出することにより皺を検出する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載の媒体給送装置においては、ジャムの原因となり得るクリップ等の留め具が原稿に付いている場合については検討されておらず、留め具が付いている原稿が搬送された場合、留め具が接触子の横を通り過ぎると音が発生しないため留め具を検出することができない。
【0004】
本発明の一態様は、原稿に付いている留め具を検出することができる自動原稿搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る自動原稿搬送装置の一態様は、原稿を載置する原稿載置部と、前記原稿載置部に載置された前記原稿を原稿搬送路に沿って搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送路上に設けられ、前記原稿搬送路の表面に対して凸型の形状又は凹型の形状を有する1つ以上の音発生部と、前記音発生部と前記原稿に付いている留め具とが接触したときの音を集音する集音部と、前記集音部が集音した音に基づいて、前記留め具の有無を予測する予測部とを備え、前記音発生部は、前記原稿搬送路の幅方向の一端から他端に亘って連続的又は間欠的に設けられている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一態様によれば、原稿に付いている留め具を検出することができる自動原稿搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成部の一部を示す部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成部における4つの作像ユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係るスキャナ及びADFを示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るADFを示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るADFを示す概略構成図である。
図5の要部を示す部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係る原稿搬送路の一部を上から見た図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の一例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の第1変形例を示す斜視図である。
留め具が付いた原稿の一例を示す模式図である。
図11に示す原稿の搬送の状態を説明する図である。
留め具が付いた原稿の他の例を示す模式図である。
図13に示す原稿の搬送の状態を説明する図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の第2変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の第3変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の第4変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る原稿搬送路の第1変形例の一部を上から見た図である。
図18を搬送方向の上流側から見た図である。
図18の側面図である。
本発明の一実施形態に係る音発生部の第5変形例を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る原稿搬送路の第2変形例の一部を上から見た図である。
図22の一部を拡大した斜視図である。
本発明の一実施形態に係るADFの他の例の原稿搬送路の一部を上から見た図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の電気回路の一部を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るコントローラによって実施される留め具判定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。本実施形態では、一例として、画像形成装置を電子写真方式の複写機に適用した実施形態について説明する。
【0009】
まず、実施形態に係る画像形成装置の基本的な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100を示す概略構成図である。画像形成装置100は、図1に示すように、画像形成を行う画像形成部1と、シート供給装置40と、画像読取システム50とを備えている。画像読取システム50は、画像形成部1の上に固定された画像読取装置としてのスキャナ150と、これに支持される自動原稿搬送装置(以下、ADFという)51とを有している。
【0010】
シート供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つの給紙カセット42、給紙カセットから記録シートを送り出す送出ローラ43、送り出された記録シートを1枚ずつに分離する分離ローラ45等を有している。また、画像形成部1の搬送路としての給紙路37に対して、記録シートを搬送する複数の搬送ローラ対46等も有している。
(【0011】以降は省略されています)

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