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公開番号
2025130760
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028023
出願日
2024-02-28
発明の名称
ケーブル及びケーブルの負荷検出方法
出願人
JMACS株式会社
,
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H01B
7/32 20060101AFI20250902BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明の目的は、摩耗の程度及び負荷が容易に把握できるケーブル及びケーブルの負荷検出方法を提供することである。
【解決手段】ケーブルは、線状の導体と、導体の周囲を囲んでいる絶縁体と、絶縁体の周囲を囲んでいる第1シース層と、第1シース層の周囲を囲んでいる第2シース層と、第2シース層の周囲を囲んでいる第3シース層と、を備えている。第1シース層の色、第2シース層の色及び第3シース層の色が、互いに異なっている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
線状の導体と、
前記導体の周囲を囲んでいる絶縁体と、
前記絶縁体の周囲を囲んでいる第1シース層と、
前記第1シース層の周囲を囲んでいる第2シース層と、
前記第2シース層の周囲を囲んでいる第3シース層と、
を備えており、
前記第1シース層の色、前記第2シース層の色及び前記第3シース層の色が、互いに異なっている、
ケーブル。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
線状の導体と、
前記導体の周囲を囲んでいる絶縁体と、
前記絶縁体の周囲を囲んでいる第1シース層と、
前記第1シース層の周囲を囲んでいる第2シース層と、
を備えており、
前記第1シース層は、特定の波長の電磁波が照射されると発光する蛍光塗料を含んでいる、
ケーブル。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のケーブルを複数備えており、
隣り合う前記ケーブルの側面が、融着により、接合されている、
ケーブル。
【請求項4】
線状の導体と、
前記導体の周囲を囲んでいる絶縁体と、
前記絶縁体の周囲を囲んでいるシールド層と、
前記シールド層の周囲を囲んでいる識別層と、
前記識別層の周囲を囲んでいる透明のシース層と、
を備えており、
前記シールド層は、錫めっきが施された軟銅線を編み合わせた編組、又は、アルミ箔を含んでいる、
ケーブル。
【請求項5】
可動部に用いられるケーブルの負荷検出方法であって、
前記ケーブルは、
線状の導体と、
前記導体の周囲を囲んでいる絶縁体と、
前記絶縁体の周囲を囲んでいるシールド層と、
前記シールド層の周囲を囲んでいる識別層と、
前記識別層の周囲を囲んでいる透明のシース層と、
を備えており、
前記シールド層は、錫めっきが施された軟銅線を編み合わせた編組、又は、アルミ箔を含んでおり、
前記シールド層が繰り返し変形し、前記錫めっきに含まれる錫、又は、前記アルミ箔に含まれるアルミニウムが粉状になる粉化工程と、
粉状の前記錫又は前記アルミニウムが酸化し、前記識別層の色が変化する変色工程と、
を備えている、
ケーブルの負荷検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブル及びケーブルの負荷検出方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車部品の製造等を行う製造ライン等では、産業用ロボット等の可動部を有する設備が広く用いられている。設備の稼働時に、可動部は、繰り返し屈曲、捻回又は伸縮する。このような可動部への電源供給用の電源線、及び、信号伝送用の信号線として、ケーブルが用いられている。可動部に用いられるケーブルは、可動部の屈曲、捻回又は伸縮によって変形するため、定置されるケーブルと比較して、摩耗又は断線しやすい。
【0003】
可動部に用いられるケーブルに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の同軸ケーブルが知られている。特許文献1に記載の同軸ケーブルは、導体と、導体の周囲を覆う絶縁層と、絶縁層の周囲を覆うシールド層と、シールド層の周囲を覆うシースと、を備えている。特許文献1に記載の発明は、屈曲又は捻回によって断線しにくい同軸ケーブルを提供することを目的としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-44082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、設備に不具合が生じる前に設備の点検を行い、不具合の発生を回避する予防保全又は予知保全の取り組みが広く進められている。ケーブル内部の導体が露出して地絡する前、又は、ケーブル内部の導体が断線する前に、ケーブルの摩耗の程度、及び、ケーブルにかかる負荷を容易に把握したいという要望がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、摩耗の程度及び負荷が容易に把握できるケーブル及びケーブルの負荷検出方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係るケーブルは、線状の導体と、導体の周囲を囲んでいる第1シース層と、第1シース層の周囲を囲んでいる第2シース層と、第2シース層の周囲を囲んでいる第3シース層と、を備えている。第1シース層の色、第2シース層の色及び第3シース層の色が、互いに異なっている。
【0008】
上記ケーブルによれば、第1シース層の色、第2シース層の色及び第3シース層の色が互いに異なっていることにより、上記ケーブルの摩耗の程度によって、上記ケーブルが通常状態、要注意状態及び警告状態のうちのいずれの状態にあるのかを点検者が容易に把握できる。その結果、上記ケーブルによれば、上記ケーブルの摩耗の程度が容易に細かく把握できる。
【0009】
本発明の一形態に係るケーブルは、線状の導体と、導体の周囲を囲んでいる第1シース層と、第1シース層の周囲を囲んでいる第2シース層と、を備えている。第1シース層は、特定の波長の電磁波が照射されると発光する蛍光塗料を含んでいる。
【0010】
上記ケーブルによれば、特定の波長の電磁波を上記ケーブルの側面に照射することにより、暗い場所であっても上記ケーブルの摩耗の程度が容易に把握できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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