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公開番号
2025129824
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026732
出願日
2024-02-26
発明の名称
水処理装置およびその運転方法
出願人
オルガノ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/44 20230101AFI20250829BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】水回収率の低下を抑制し、RO膜装置を洗浄することができる水処理装置を提供する。
【解決手段】水処理装置1は、被処理水が供給される逆浸透膜装置4と、逆浸透膜装置4の透過水を脱塩水と濃縮水と電極水とに分離する電気再生式脱イオン装置6と、電気再生式脱イオン装置6で分離された電極水を含む洗浄水を所定の時間にわたって逆浸透膜装置4に通水する洗浄機構20と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被処理水が供給される逆浸透膜装置と、
前記逆浸透膜装置の透過水を脱塩水と濃縮水と電極水とに分離する電気再生式脱イオン装置と、
前記電気再生式脱イオン装置で分離された前記電極水を含む洗浄水を所定の時間にわたって前記逆浸透膜装置に通水する洗浄機構と、を有する、水処理装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記逆浸透膜装置は、
前記被処理水を第1の透過水と第1の濃縮水とに分離する第1の逆浸透膜装置と、
前記第1の逆浸透膜装置で分離された前記第1の濃縮水を第2の透過水と第2の濃縮水とに分離する第2の逆浸透膜装置と、を有し、
前記洗浄機構は、前記電極水を含む前記洗浄水を前記第1および第2の逆浸透膜装置の少なくとも一方に通水する、請求項1に記載の水処理装置。
【請求項3】
前記第1または第2の逆浸透膜装置を複数有し、該複数の第1または第2の逆浸透膜装置は互いに並列に接続されており、
前記洗浄機構は、前記電極水を含む前記洗浄水を前記複数の第1または第2の逆浸透膜装置に順次通水する、請求項2に記載の水処理装置。
【請求項4】
前記電気再生式脱イオン装置で分離された前記電極水を気体と液体に気液分離する気液分離装置を有し、
前記洗浄機構は、前記気液分離装置で気液分離された前記電極水を含む洗浄水を通水する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項5】
前記電極水を含む前記洗浄水に洗浄薬品を添加する薬品添加装置を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項6】
前記電極水を含む前記洗浄水中に含まれている酸化剤を除去する酸化剤除去装置を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項7】
前記電気再生式脱イオン装置を複数有し、該複数の電気再生式脱イオン装置は、直列に、または、互いに並列に接続されており、
前記複数の電気再生式脱イオン装置それぞれで分離された電極水を前記洗浄水として貯留する洗浄用水槽を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の水処理装置。
【請求項8】
被処理水が供給される逆浸透膜装置と、前記逆浸透膜装置の透過水を脱塩水と濃縮水と電極水とに分離する電気再生式脱イオン装置と、を有する水処理装置の運転方法であって、
前記電気再生式脱イオン装置で分離された前記電極水を含む洗浄水を所定の時間にわたって前記逆浸透膜装置に通水する、水処理装置の運転方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水処理装置およびその運転方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一次純水を製造する水処理装置として、逆浸透(RO)膜装置と電気再生式脱イオン装置(EDI)とを含むRO-EDIシステムを備えたものが知られている。このRO-EDIシステムにおいて、複数のRO膜装置を備えることもある。例えば、RO膜装置の濃縮水を処理するブラインRO膜装置が設けられることがある(特許文献1参照)。
【0003】
通常、RO膜装置は、その使用に応じて、被処理水に含まれている不純物(濁質、微粒子、有機物、生物、生物代謝物、スケール成分など)によって汚染される。このため、使用時間が長くなったRO膜装置を、清澄な水または洗浄用の薬品を添加した洗浄水を用いて洗浄する必要がある。
【0004】
特許文献2には、複数段のRO膜装置を備える一次純水製造装置において、各RO膜装置の透過水をタンクに貯留し、タンクに貯留された貯留水を洗浄水として用いて各RO膜装置を洗浄する技術が記載されている。この一次純水製造装置では、洗浄に使用した水は系外に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-146618号公報
特開2017-209654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2に記載の一次純水製造装置においては、純水の製造に用いられるRO膜装置の透過水を洗浄水として用い、洗浄に使用した水は系外に排出される。このため、一次純水製造装置の水回収率が低下するという問題を生じる。
なお、EDIの脱塩水や濃縮水を用いてRO膜装置を洗浄することも考えられるが、この場合も、水回収率が低下するという問題を生じる。
【0007】
本発明の目的は、水回収率の低下を抑制し、RO膜装置を洗浄することができる、水処理装置およびその運転方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の一態様によれば、被処理水が供給される逆浸透膜装置と、前記逆浸透膜装置の透過水を脱塩水と濃縮水と電極水とに分離する電気再生式脱イオン装置と、前記電気再生式脱イオン装置で分離された前記電極水を含む洗浄水を所定の時間にわたって前記逆浸透膜装置に通水する洗浄機構と、を有する、水処理装置が提供される。
【0009】
本発明の別の態様によれば、被処理水が供給される逆浸透膜装置と、前記逆浸透膜装置の透過水を脱塩水と濃縮水と電極水とに分離する電気再生式脱イオン装置と、を有する水処理装置の運転方法であって、前記電気再生式脱イオン装置で分離された前記電極水を含む洗浄水を所定の時間にわたって前記逆浸透膜装置に通水する、水処理装置の運転方法が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、水回収率の低下を抑制し、RO膜装置を洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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