TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025165770
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-05
出願番号2024070069
出願日2024-04-23
発明の名称UV照射装置
出願人オルガノ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C02F 1/32 20230101AFI20251028BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】UVランプの点灯箇所によるUVの照射効率の相違を補償しながら、UVランプのUV照射量を目標照射量が満たされるように精度良く適切に制御できるUV照射装置を提供する。
【解決手段】本発明は、UVを流体(一次純水W)に照射するUV照射装置1であり、シリンダ内に配置され、流体にUVを照射する複数のUVランプと、UVランプの点灯箇所P及び電流値VCをそれぞれ制御する点灯箇所制御部13及び電流値制御部14と、UVランプの点灯本数Nと点灯箇所P間の位置関係とによって定義される点灯パターンA~Eごとに、UVの照射効率を補正するための補正係数KUVを設定する補正係数設定部11と、UVランプからのUV照射量AUVa及び補正係数KUVを用いて算出されるUVの実効照射量AUVefが目標照射量AUVtgを満たすように、UVランプの点灯箇所P及び電流値VCを決定する点灯条件決定部12と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
UVを流体に照射するUV照射装置であって、
流体が満たされたシリンダ内に配置され、点灯中、流体にUVを照射する複数のUVランプと、
当該複数のUVランプの点灯箇所を制御する点灯箇所制御部と、
前記点灯するUVランプの電流値を制御する電流値制御部と、
前記UVランプの点灯本数と点灯箇所間の位置関係とによって定義される点灯パターンごとに、前記シリンダ内の流体に対するUVの照射効率を表す照射効率パラメータを設定する照射効率パラメータ設定部と、
前記UVランプの点灯条件として、前記UVランプから照射されるUV照射量及び前記照射効率パラメータに基づいて算出されるUVの実効照射量が目標照射量を満たすように、前記UVランプの点灯箇所及び電流値を決定する点灯条件決定部と、
を備えることを特徴とするUV照射装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記点灯条件決定部は、前記実効照射量が前記目標照射量を満たし、かつ前記点灯本数が異なる複数の前記点灯パターンが存在するときには、前記点灯本数がより多い点灯パターンを選択することを特徴とする、請求1に記載のUV照射装置。
【請求項3】
前記照射効率パラメータは、前記UVの照射効率を反映するとともに、前記UV照射量に乗じることによって前記実効照射量を算出するための補正係数であることを特徴とする、請求項1に記載のUV照射装置。
【請求項4】
前記点灯条件決定部は、前記電流値を、所定の下限値を下回らないように決定することを特徴とする、請求項1に記載のUV照射装置。
【請求項5】
前記UVランプの設置時からの運転時間及びオン/オフ回数の少なくとも一方を、運転履歴として、前記UVランプごとに記憶する運転履歴記憶部をさらに備え、
前記点灯条件決定部は、前記決定された点灯パターンにおいて、選択可能な複数の前記UVランプ又は複数の前記UVランプの組み合わせが含まれるときには、前記運転履歴がより短い前記UVランプ又は前記UVランプの組み合わせを点灯箇所として選択することを特徴とする、請求項1に記載のUV照射装置。
【請求項6】
前記UVランプの設置時からの運転時間及びオン/オフ回数の少なくとも一方を、運転履歴として、前記UVランプごとに記憶する運転履歴記憶部をさらに備え、
前記照射効率パラメータ設定部は、前記運転履歴が長いほど、前記補正係数をより小さな値に設定することを特徴とする、請求項3に記載のUV照射装置。
【請求項7】
前記点灯条件決定部によって決定された前記UVランプの点灯条件を提示する点灯条件提示部と、当該提示された点灯条件を手動操作によって入力可能な点灯条件入力部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のUV照射装置。
【請求項8】
前記UVランプの目標照射量を入力可能な目標照射量入力部をさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載のUV照射装置。
【請求項9】
当該UV照射装置は、有機物が低減された超純水を製造する超純水製造装置において、UVを水に照射することによって水中の有機物を酸化分解するためのUV酸化装置として用いられていることを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載のUV照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、UV(紫外線)を照射するUV照射装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来のUV照射装置として、水中のTOC(有機物)を酸化分解するために、例えば、シリンダ内に複数のUVランプを配置するとともに対象水を導入し、UVランプから水中にUVを照射するものが知られている(例えば特許文献1)。このようなUV照射装置において、適正なTOC分解効果を得るために、UVランプの点灯本数を制御することや、UVランプに通電される電流値を制御することが知られている。また、特許文献1のUV照射装置では、UV照射装置の出口側において水のTOC濃度を測定し、そのTOC濃度が設定値を超えたときに、UVランプの電流値を増加側に制御することによって、UV照射量が適正に制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-263643号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来技術のうち、UVランプの点灯本数による制御の場合には、例えば点灯本数を減らすと、シリンダ内においてUVの照射ムラが生じやすく、シリンダ内の水に対する実際のUV照射効率が低下するため、想定したTOC分解効率が得られないおそれがある。また、点灯本数が同じであっても、点灯箇所(位置)が異なると、それに応じてシリンダ内の水に対するUV照射効率が変化するため、やはり想定したTOC分解効率が得られない。さらに、UVランプは、一般に、電流値が低くなると、動作が不安定化するという特性を有する。このため、上述したUVランプの電流値による制御の場合、電流値を下げ過ぎると、UVランプの動作が不安定になり、想定したTOC分解効率が得られなくなる。
【0005】
また、UV照射装置の出口側における実際のTOC濃度の測定結果に応じて、UVランプの電流値を制御する方法では、TOC濃度が設定値を超えた後、想定したTOC分解効率に復帰するまでに時間遅れが生じ、その間、TOC分解効率が低下してしまう。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、UVランプの点灯箇所によるUVの照射効率の相違を補償しながら、UVランプのUV照射量を目標照射量が満たされるように精度良く適切に制御することができるUV照射装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、UVを流体に照射するUV照射装置であって、流体が満たされたシリンダ内に配置され、点灯中、流体にUVを照射する複数のUVランプと、複数のUVランプの点灯箇所を制御する点灯箇所制御部と、点灯するUVランプの電流値を制御する電流値制御部と、UVランプの点灯本数と点灯箇所間の位置関係とによって定義される点灯パターンごとに、シリンダ内の流体に対するUVの照射効率を表す照射効率パラメータを設定する照射効率パラメータ設定部と、UVランプの点灯条件として、UVランプから照射されるUV照射量及び照射効率パラメータを用いて算出されるUVの実効照射量が目標照射量を満たすように、UVランプの点灯箇所及び電流値を決定する点灯条件決定部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
このUV照射装置では、流体が満たされたシリンダ内に複数のUVランプが配置されており、点灯したUVランプから流体にUVが照射される。複数のUVランプの点灯箇所(点灯本数及び点灯位置)は点灯箇所制御部によって制御され、点灯するUVランプの電流値は電流値制御部によって制御される。前述したように、UVランプの点灯本数や点灯位置が異なると、それに応じてシリンダ内の流体に対するUVの照射効率が変化する。これに対し、本発明によれば、UVランプの点灯本数と点灯箇所間の位置関係によって点灯パターンを定義し、この点灯パターンごとに、シリンダ内の流体に対する照射効率の相違を表す照射効率パラメータを設定する。そして、UVランプから照射されるUV照射量と設定された照射効率パラメータに基づいて算出されるUVの実効照射量が目標照射量を満たすように、UVランプの点灯箇所及び電流値を、UVランプの点灯条件として決定する。以上のようにUVランプの点灯条件を決定することにより、点灯本数や点灯位置による照射効率の相違を補償しながら、UV照射量を目標照射量が満たされるように精度良く適切に制御することができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のUV照射装置において、点灯条件決定部は、実効照射量が目標照射量を満たし、かつ点灯本数が異なる複数の点灯パターンが存在するときには、点灯本数がより多い点灯パターンを選択することを特徴とする。
【0010】
前述したように、UVランプの点灯本数が少ないほど、シリンダ内においてUVの照射ムラが生じやすいため、シリンダ内の流体に対する照射効率はより低下する。この構成によれば、実効照射量が目標照射量を満たし、かつ点灯本数が異なる複数の点灯パターンが存在するときには、点灯本数がより多い点灯パターンを選択するので、より高い照射効率を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

オルガノ株式会社
UV照射装置
24日前
オルガノ株式会社
ろ過膜の洗浄方法及び洗浄装置
17日前
オルガノ株式会社
気体の処理方法および気体の処理装置
1か月前
オルガノ株式会社
不純物の検出方法、検査プレート及び検出装置
22日前
オルガノ株式会社
電気式脱イオン水製造システム及びその運用方法
1日前
オルガノ株式会社
電池収容体、電池モジュール、および電池パック
25日前
オルガノ株式会社
水処理システム
9日前
オルガノ株式会社
水処理装置、溶存ガス測定装置の設置方法、および溶存ガス測定方法
15日前
オルガノ株式会社
イオン交換体を有する組立体及びその製造方法、並びにイオン交換装置
1日前
オルガノ株式会社
純水製造システムおよび純水製造方法
9日前
株式会社げんき
液体活性化装置
25日前
新・産業洗浄株式会社
曝気装置
1日前
株式会社ウィズアクア
水質浄化装置
1か月前
三浦工業株式会社
汚泥乾燥加熱釜
1か月前
株式会社ライトアース
水循環式水質浄化システム
1か月前
スタンレー電気株式会社
流体除菌装置
1か月前
栗田工業株式会社
電気イオン濃縮装置
1か月前
三浦工業株式会社
精製水供給システム
1か月前
名古屋メッキ工業株式会社
溶存金属析出装置
1か月前
栗田工業株式会社
逆浸透膜装置の運転方法
25日前
栗田工業株式会社
超純水製造装置の制御方法
1か月前
オルガノ株式会社
UV照射装置
24日前
有限会社フリーウェー
浄水装置
24日前
栗田工業株式会社
電気脱イオン装置の運転方法
1か月前
WOTA株式会社
液性判定システム及び液性判定方法
1か月前
ジヤトコ株式会社
排水回収システム
9日前
大成建設株式会社
中和処理システムと中和処理方法
1日前
個人
海水の塩分除去装置と淡水製造方法
10日前
竹鶴油業株式会社
残渣処理プラント及び成形物の製造方法
24日前
株式会社ヘルスカンパニー
浴用剤の使用方法
1か月前
株式会社クボタ
有機性廃棄物の処理方法
1日前
有限会社エコルネサンス・エンテック
環境負荷の低減化を図る方法
1か月前
株式会社医道メディカル
水素及び水素溶解エクソソーム液発生装置
23日前
三菱化工機株式会社
電界ろ過装置及び電界ろ過装置のろ材の製造方法
17日前
王子ホールディングス株式会社
排水処理方法
1か月前
株式会社セルマップ
油吸着用の吸着体、及び油吸着用の吸着体の製造方法
1か月前
続きを見る