TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025136608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035302
出願日
2024-03-07
発明の名称
純水製造システム、回収処理水供給装置および純水製造方法
出願人
オルガノ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C02F
1/44 20230101AFI20250911BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】超純水の製造を容易に継続して行う。
【解決手段】複数の水処理装置10-1~10-4を組み合わせて水処理が行われ、第1の被処理水から純水を製造する純水製造装置100と、少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備え、第2の被処理水から回収処理水を製造する回収処理水製造装置200と、回収処理水製造装置200が製造した回収処理水を複数の水処理装置10-1~10-4に供給できるように複数の水処理装置10-1~10-4の一部またはすべて水処理装置それぞれと接続された供給ライン40-1~40-4とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の水処理装置を組み合わせて水処理が行われ、第1の被処理水から純水を製造する純水製造装置と、
少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備え、第2の被処理水から回収処理水を製造する回収処理水製造装置と、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置それぞれと接続された複数の供給ラインとを有する純水製造システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の純水製造システムにおいて、
前記回収処理水の水質を取得する水質取得部と、
前記水質取得部が取得した水質に基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定する供給先決定部と、
前記供給先決定部が決定した水処理装置に前記供給ラインを介して前記回収処理水を供給する制御部とを有する純水製造システム。
【請求項3】
請求項2に記載の純水製造システムにおいて、
前記回収処理水製造装置は、前記逆浸透膜装置の後段に前記イオン交換装置を有し、
前記水質取得部は、前記逆浸透膜装置の処理水の水質を取得する第1の水質取得部と、前記イオン交換装置の処理水の水質を取得する第2の水質取得部とを有し、
前記供給先決定部は、前記第1の水質取得部が取得した水質と前記第2の水質取得部が取得した水質との少なくとも一方に基づいて、前記逆浸透膜装置の処理水と前記イオン交換装置の処理水との少なくとも一方を供給する水処理装置を決定する純水製造システム。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の純水製造システムにおいて、
原水が供給されるメインラインから前記複数の水処理装置のそれぞれに供給される水の水質を取得する供給水質取得部を有し、
前記供給先決定部は、前記供給水質取得部が取得した水質と前記水質取得部が取得した水質とに基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定する純水製造システム。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項に記載の純水製造システムにおいて、
前記第2の被処理水は、下水および排水の少なくともいずれかである純水製造システム。
【請求項6】
請求項2または請求項3に記載の純水製造システムにおいて、
前記水質取得部は、前記回収処理水の水質として、TOC(Total Organic Carbon)と尿素の含有率とのうち少なくとも1つを取得する純水製造システム。
【請求項7】
請求項6に記載の純水製造システムにおいて、
前記水質取得部は、尿素の含有率をオンラインで取得する純水製造システム。
【請求項8】
複数の水処理装置を組み合わせて水処理が行われ、第1の被処理水から純水を製造する純水製造装置に供給する回収処理水を第2の被処理水から製造する回収処理水製造装置と、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置それぞれと接続された複数の供給ラインと、
前記回収処理水の水質を取得する水質取得部と、
前記水質取得部が取得した水質に基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定する供給先決定部と、
前記供給先決定部が決定した水処理装置に前記供給ラインを介して前記回収処理水を供給する制御部とを有し、
前記回収処理水製造装置は、少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備える回収処理水供給装置。
【請求項9】
請求項8に記載の回収処理水供給装置において、
逆浸透膜装置と、該逆浸透膜装置の後段に紫外線酸化装置およびイオン交換装置とを有する回収処理水供給装置。
【請求項10】
複数の水処理装置を組み合わせて水処理を行う純水製造装置が、第1の被処理水から純水を製造し、
少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備えた回収処理水製造装置が、第2の被処理水から回収処理水を製造し、
前記回収処理水の水質を取得し、
前記取得した水質に基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定し、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置と接続された供給ラインを介して、前記決定した水処理装置に前記回収処理水を供給する純水製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、純水製造システム、回収処理水供給装置および純水製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、超純水製造設備に用いられる原水の枯渇が問題視されている。そこで、超純水製造装置で製造され、ユースポイントで利用された水を回収処理して、回収処理された水を超純水製造装置に供給する技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-202587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような技術は、超純水製造設備で製造されてユースポイントで使用された水を純水製造装置が再利用するものである。そのため、ユースポイントからの排水の水質が最も悪い場合を考慮した純水製造装置が必要となってしまう。これにより、純水製造装置の構築や設置にコストや手間がかかってしまうという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、超純水の製造を容易に継続して行うことができる超純水製造システム、回収水処理装置および超純水製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の純水製造システムは、
複数の水処理装置を組み合わせて水処理が行われ、第1の被処理水から純水を製造する純水製造装置と、
少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備え、第2の被処理水から回収処理水を製造する回収処理水製造装置と、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置それぞれと接続された複数の供給ラインとを有する。
【0007】
また、本発明の回収処理水供給装置は、
複数の水処理装置を組み合わせて水処理が行われ、第1の被処理水から純水を製造する純水製造装置に供給する回収処理水を第2の被処理水から製造する回収処理水製造装置と、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置それぞれと接続された複数の供給ラインと、
前記回収処理水の水質を取得する水質取得部と、
前記水質取得部が取得した水質に基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定する供給先決定部と、
前記供給先決定部が決定した水処理装置に前記供給ラインを介して前記回収処理水を供給する制御部とを有し、
前記回収処理水製造装置は、少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備える。
【0008】
また、本発明の純水製製造方法は、
複数の水処理装置を組み合わせて水処理を行う純水製造装置が、第1の被処理水から純水を製造し、
少なくとも逆浸透膜装置およびイオン交換装置のいずれかを備えた回収処理水製造装置が、第2の被処理水から回収処理水を製造し、
前記回収処理水の水質を取得し、
前記取得した水質に基づいて、前記回収処理水を供給する水処理装置を決定し、
前記回収処理水製造装置が製造した前記回収処理水を前記複数の水処理装置に供給できるように該複数の水処理装置の一部またはすべて水処理装置と接続された供給ラインを介して、前記決定した水処理装置に前記回収処理水を供給する。
【発明の効果】
【0009】
本発明においては、超純水の製造を容易に継続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の純水製造システムの第1の実施の形態を示す図である。
図1に示した供給部の内部構成の一例を示す図である。
図1に示した制御装置に具備された構成要素の一例を示す図である。
図1に示した純水製造システムにおける純水製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
本発明の純水製造システムの第2の実施の形態を示す図である。
図5に示した制御装置に具備された構成要素の一例を示す図である。
図5に示した純水製造システムにおける純水製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
本発明の純水製造システムの第3の実施の形態を示す図である。
図8に示した制御装置に具備された構成要素の一例を示す図である。
図8に示した純水製造システムにおける純水製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
本発明の純水製造システムの第4の実施の形態を示す図である。
図11に示した制御装置に具備された構成要素の一例を示す図である。
図11に示した純水製造システムにおける純水製造方法の一例を説明するためのフローチャートである。
本発明の純水製造システムの適用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
オルガノ株式会社
薬液精製システム
21日前
オルガノ株式会社
水処理装置および水処理方法
15日前
オルガノ株式会社
水処理装置および水処理方法
15日前
オルガノ株式会社
尿素処理装置および尿素処理方法
22日前
オルガノ株式会社
タンパク質洗浄剤およびタンパク質洗浄方法
9日前
オルガノ株式会社
情報処理装置、判定方法および水処理システム
23日前
オルガノ株式会社
電池収容体、電池モジュール、および電池パック
17日前
オルガノ株式会社
水処理設備、制御装置、運転方法およびプログラム
16日前
オルガノ株式会社
強酸性カチオン交換樹脂の製造方法および製造設備、ならびに該強酸性カチオン交換樹脂の再利用方法
9日前
オルガノ株式会社
強塩基性アニオン交換樹脂の製造方法および製造設備、ならびに該強塩基性アニオン交換樹脂の再利用方法
9日前
株式会社ウィズアクア
水質浄化装置
10日前
三浦工業株式会社
汚泥減容方法
22日前
栗田工業株式会社
排水回収装置
21日前
三浦工業株式会社
汚泥乾燥加熱釜
2日前
名古屋メッキ工業株式会社
溶存金属析出装置
今日
栗田工業株式会社
用水の水質予測方法
21日前
栗田工業株式会社
電気イオン濃縮装置
今日
三浦工業株式会社
精製水供給システム
2日前
栗田工業株式会社
超純水製造装置の制御方法
10日前
WOTA株式会社
液性判定システム及び液性判定方法
今日
株式会社神鋼環境ソリューション
貯留槽
14日前
栗田工業株式会社
電気脱イオン装置の運転方法
1日前
水ing株式会社
廃溶液の処理方法
15日前
栗田工業株式会社
水質予測方法及び水質制御方法
21日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
軟水化装置
15日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
15日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
15日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
15日前
株式会社クボタ
電解水生成装置
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
軟水化装置
15日前
水ing株式会社
排水処理方法及び装置
21日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
電解水生成装置
14日前
三浦工業株式会社
汚泥減容システム
14日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
水処理装置
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
水処理装置
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
水処理装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る