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公開番号2025129645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026416
出願日2024-02-26
発明の名称マーキング装置
出願人シヤチハタ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B25H 7/04 20060101AFI20250829BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】円柱状部材の外表面の任意の位置に、操作性良く正確なマーキングを行うことができるマーキング装置を提供する。
【解決手段】本発明のマーキング装置は、枢軸13を中心として開閉可能な脚部11、12を備えた二股状の本体10と、各脚部の先端に設けられたマーキング部材とからなる。マーキング部材はローラ20、21または変形可能な印面であり、脚部の先端を円柱状部材30の表面に押付けることによって、マーキングすることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
枢軸を中心として開閉可能な脚部を備えた二股状の本体と、各脚部の先端に設けられたマーキング部材とからなり、前記マーキング部材が、ローラまたは変形可能な印面であることを特徴とするマーキング装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記本体には、前記脚部の間隔が閉じるように付勢する弾性体が備えられている、請求項1に記載のマーキング装置。
【請求項3】
前記本体には、前記脚部の間隔を操作することができる操作部が備えられている、請求項1または2に記載のマーキング装置。
【請求項4】
前記本体は、閉じた状態において内部に空間を形成する湾曲した脚部を備えたものである、請求項1または2に記載のマーキング装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円柱状又は円筒状の部材(以下、円柱状部材という)の外表面にマーキングを施すために用いられるマーキング装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
金属パイプや樹脂管などの円柱状部材の配管工事を行う場合などには、固定位置や結合箇所等を明確に表示するために、円柱状部材の外表面に周方向のマーキングが施されることがある。このようなマーキングは手書きで行うこともできるが、曲面に対してマーキングを行うこととなるため、平面にマーキングをする場合に比べて書き損じが生じ易く、正確性の点でも難があった。
【0003】
そこで特許文献1には、パイプの端部を差し込むための円弧状凹溝群を備えたパイプ受け部材にマーカーペンを取付け、円弧状凹溝群に沿ってパイプを回転させることによって、その外周に正確にマーキングすることができる装置が提案されている。しかしこの装置は構造が複雑で高価であり、かつ準備に時間がかかるため作業効率が悪いという問題があった。さらにこの装置は、パイプの端部付近にしかマーキングすることができないという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-152513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は上記した従来技術の問題点を解決して、円柱状部材の外表面の任意の位置に、操作性良く正確なマーキングを行うことができるマーキング装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するためになされた本発明のマーキング装置は、枢軸を中心として開閉可能な脚部を備えた二股状の本体と、各脚部の先端に設けられたマーキング部材とからなり、前記マーキング部材が、ローラまたは変形可能な印面であることを特徴とするものである。
【0007】
なお前記本体には、前記脚部の間隔が閉じるように付勢する弾性体が備えられていることが好ましい。
また前記本体には、前記脚部の間隔を操作することができる操作部が備えられていることが好ましい。
また前記本体は、閉じた状態において内部に空間を形成できる湾曲した脚部を備えたものであることが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明のマーキング装置は、円柱状部材のマーキングすべき位置で本体を押し当て、円柱状部材を脚部の先端のマーキング部材の間を通過させれば、円柱状部材の両側にマーキングを行うことができ、更にその位置で本体を少し回転させれば、全周にわたってマーキングを施すことができる。このため円柱状部材の任意の位置に、迅速かつ正確にマーキングすることができる。また本発明のマーキング装置は軽量で持ち運びが容易であり、片手で操作できるので作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態のマーキング装置の正面図と底面図である。
脚部を開いた状態の正面図と底面図である。
他の実施形態を示す正面図である。
使用状態を示す斜視図である。
マーキングされた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態のマーキング装置の正面図と上面図である。マーキング装置の本体10は、2つの脚部11、12の上方部を枢軸13によって開閉可能に枢着したものである。2つの脚部11、12は好ましくは樹脂製または金属製であり、ほぼ対称形状となっている。2つの脚部11、12の枢軸13よりも下方の部分は外側に向かって弯曲しており、図2のように閉じた状態において、内部に略円形または略楕円形の空間14が形成できる形状となっている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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