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公開番号2025129219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025107369,2024027214
出願日2025-06-25,2012-01-27
発明の名称到達可能範囲算出装置、到達可能範囲算出方法および到達可能範囲算出プログラム
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人酒井総合特許事務所
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250828BHJP(測定;試験)
要約【課題】ユーザが充電スポットを検索する時に、ユーザが指定した種別に限定して充電スポットを検索できる。
【解決手段】補充設備検索装置は、移動体の位置を基点とした、移動体が保有するエネルギー量で到達可能な領域を含む到達可能範囲を算出する算出部102を備え、算出部102は、移動体にエネルギーを供給可能な供給設備が到達可能範囲内にある場合、供給設備で移動体にエネルギーを供給したと仮定する場合の移動体の保有エネルギー量に基づいて、供給設備を基点とする新たな到達可能範囲を算出する算出処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体の位置を基点とした、当該移動体が保有するエネルギー量で到達可能な領域を含む到達可能範囲を算出する算出手段を備え、
前記算出手段は、前記移動体にエネルギーを供給可能な供給設備が前記到達可能範囲内にある場合、当該供給設備で前記移動体にエネルギーを供給したと仮定する場合の当該移動体の保有エネルギー量に基づいて、当該供給設備を基点とする新たな到達可能範囲を算出する算出処理を行うことを特徴とする到達可能範囲算出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、移動体の残存エネルギー量に基づいて移動体の到達可能範囲を算出する到達可能範囲算出装置、到達可能範囲算出方法および到達可能範囲算出プログラムに関する。ただし、この発明の利用は、到達可能範囲算出装置、到達可能範囲算出方法および到達可能範囲算出プログラムに限らない。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、移動体の現在地点に基づいて、移動体の到達可能範囲を生成する処理装置が知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。下記特許文献1では、移動体の現在地点を中心に地図上の全方位を放射状に分割し、分割領域ごとに移動体の現在地点から最も遠い到達可能な交差点を地図情報のノードとして取得する。そして、取得した複数のノードを結んで得られるベジュ曲線を移動体の到達可能範囲として表示している。
【0003】
また、移動体のバッテリー残容量および電力消費量に基づいて、各道路における移動体の現在地点からの到達可能範囲を生成する処理装置が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。下記特許文献2では、移動体の現在地点に接続する複数の道路において移動体の電力消費量を算出し、移動体のバッテリー残容量および電力消費量に基づいて各道路における移動体の走行可能距離を算出する。そして、移動体の現在地点と、当該現在地点から走行可能距離だけ離れた移動体の複数の到達可能地点とを地図情報のノードとして取得し、複数のノードを結んで得られる線分の集合体を移動体の到達可能範囲として表示している。
【0004】
また、移動体の走行の途中で交通規制や渋滞が発生したとき、目的地への到達時間が遅れる場合、ユーザに知らせる処理装置が知られている(たとえば、下記特許文献3参照。)。下記特許文献3では、道路の規制や渋滞等により、目的地の営業時間に到達できないとき、警告を表示または音声出力している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-016094号公報
特開平07-085397号公報
特開2000-028377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述した特許文献1~3の技術では、移動体が到達可能な到達可能範囲と到達不可能な到達不能範囲とを明確に区別してユーザに表示等で知らせることができなかった。到達不能範囲は、移動体が保有するエネルギー量、すなわち、バッテリー残容量がなくなり到達できない範囲である。到達可能範囲と到達不能範囲とを明確に区別できないため、従来は、到達不能範囲に経路設定がおこなえてしまうが、実際には到達することができなくなる、という問題点が一例として挙げられる。
【0007】
また、到達不能範囲は、到達可能範囲以外の範囲ではあるが、到達可能範囲自体が変更される要因を考慮していなかった。たとえば、現在のバッテリー残容量で到達可能範囲を得るだけではなく、得られた到達可能範囲に移動体が到達した後にエネルギー補充(充電)をおこなうことができれば、到達可能範囲をより広範囲にできる。エネルギー補充は、
充電スポット等の補充設備でおこなえる。しかし、従来は、到達可能範囲に到達した後のエネルギー補充の有無を考慮しておらず、より実際的な到達可能範囲を知らせることができなかった。併せて、エネルギー補充したとしても実際には到達できない到達不能範囲を明確に知らせることができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明の請求項1にかかる到達可能範囲算出装置は、移動体の位置を基点とした、当該移動体が保有するエネルギー量で到達可能な領域を含む到達可能範囲を算出する算出手段を備え、前記算出手段は、前記移動体にエネルギーを供給可能な供給設備が前記到達可能範囲内にある場合、当該供給設備で前記移動体にエネルギーを供給したと仮定する場合の当該移動体の保有エネルギー量に基づいて、当該供給設備を基点とする新たな到達可能範囲を算出する算出処理を行うことを特徴とする。
【0009】
また、請求項11の発明にかかる到達可能範囲算出方法は、到達可能範囲算出装置により実行される到達可能範囲算出方法であって、移動体の位置を基点とした、当該移動体が保有するエネルギー量で到達可能な領域を含む到達可能範囲を算出する算出工程を備え、前記算出工程は、前記移動体にエネルギーを供給可能な供給設備が前記到達可能範囲内にある場合、当該供給設備で前記移動体にエネルギーを供給したと仮定する場合の当該移動体の保有エネルギー量に基づいて、当該供給設備を基点とする新たな到達可能範囲を算出する算出処理を行うことを特徴とする。
【0010】
また、請求項12の発明にかかる到達可能範囲算出プログラムは、請求項11に記載の到達可能範囲算出方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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