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公開番号
2025116175
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025092237,2023220876
出願日
2025-06-03,2019-10-28
発明の名称
運転指標出力装置
出願人
パイオニア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250731BHJP(信号)
要約
【課題】事故リスクといった運転指標を出力することができる運転指標出力装置を提供する。
【解決手段】運転指標出力装置1は、周辺環境検出部5が車両の走行環境を取得し、速度感検出部8が前方に他の車両が存在しないときの速度感を取得し、車間時間検出部7が前方に他の車両が存在するときの車間距離と自車両の走行速度とから統計的に求めた運転者の車間時間を取得する。そして、対処可能距離検出部9が運転指標として、走行速度の統計値と車間時間の統計値とを乗じて対処可能距離を算出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行環境を取得する走行環境取得部と、
前方に他の車両が存在しないときの、前記走行環境と速度との統計的に得られる関係に基づいて、運転者の走行速度の統計値を取得する走行速度情報取得部と、
前方に他の車両が存在するときの車間距離と自車両の走行速度とから統計的に求めた前記運転者の車間時間の統計値を取得する車間時間情報取得部と、
前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とに基づく対処可能距離を前記運転者の運転指標として出力する出力部と、
を備えることを特徴とする運転指標出力装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記出力部は、前記運転指標として、前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とを乗じて算出した前記対処可能距離を出力することを特徴とする請求項1に記載の運転指標出力装置。
【請求項3】
前記出力部は、前記運転指標として、前記対処可能距離に基づいて前記運転者の事故リスクを判定し出力することを特徴とする請求項2に記載の運転指標出力装置。
【請求項4】
前記出力部は、前記対処可能距離が第1基準値以下の場合には事故リスクがあると判定することを特徴とする請求項3に記載の運転指標出力装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記運転指標として、前記運転者の心理状態に関連する情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の運転指標出力装置。
【請求項6】
前記車両の急制動を検出する急制動検出部をさらに備え、
前記出力部は、前記急制動検出部が検出した急制動の回数が第2基準値以下の場合に、前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とに基づいて前記運転者の運転指標を出力することを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の運転指標出力装置。
【請求項7】
運転者の運転指標を出力する運転指標出力装置で実行される運転指標出力方法であって、
車両の走行環境を取得する走行環境取得工程と、
前方に他の車両が存在しないときの、前記走行環境と速度との統計的に得られる関係に基づいて、運転者の走行速度の統計値を取得する走行速度情報取得工程と、
前方に他の車両が存在するときの車間距離と自車両の走行速度とから統計的に求めた前記運転者の車間時間の統計値を取得する車間時間情報取得工程と、
前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とに基づく対処可能距離を前記運転者の運転指標として出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする運転指標出力方法。
【請求項8】
請求項7に記載の運転指標出力方法をコンピュータにより実行させることを特徴とする運転指標出力プログラム。
【請求項9】
請求項8に記載の運転指標出力プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者の運転指標を出力する運転指標出力装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、運転者の事故リスク、安全運転評価、運転特性評価などの運転指標は、運転中の急制動を検出することにより行われていた。しかしながら、その方法では急制動を伴わない状態では事故リスクとしての検出がなされない。
【0003】
特許文献1には、先行車車速変動推定部106bによって先行車両の車速変動を推定し、先行車両が安定的に走行していると推定されたときのみ運転者の心理状態を判定する。心理状態の判定を行うに当たっては、走行シーン判定部cによって自車両の走行シーンが「加速シーン」、「定常走行シーン」、「減速シーン」のいずれであるかが判定され、心理状態判定部106aは、判定された走行シーンに従って処理を実行し、運転者の心理状態を判定することが記載されている。
【0004】
特許文献2には、運転者心理判定手段31が、先行車が存在する場合の自車の走行状態と先行車が存在しない場合の自車の走行状態との比較に基づいて運転者の心理状態を判定することが記載されている。
【0005】
特許文献3には、入力系10では、実際の運転において他の車両との間に確保される実車間距離をそのときの車速に対応づけて判定制御系30に入力し、判定制御系30では、データ管理系20から心理判定の基準になる基本車間距離を前記の入力系10にて取得した車速に対応させて読み出し、入力系10から入力された実車間距離と、データ管理系20から読み出された基本車間距離とを比較して、当該車間距離の差異に基づき運転者の心理状態を判定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-230381号公報
特開2007-133673号公報
特開2003-51097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1~3は、運転者の心理状態を判定するまでであり、その結果事故リスクがどうなるかといった運転指標を出力することまでは行われていない。
【0008】
本発明が解決しようとする課題としては、例えば事故リスクといった運転指標を出力することができる運転指標出力装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の走行環境を取得する走行環境取得部と、前方に他の車両が存在しないときの、前記走行環境と速度との統計的に得られる関係に基づいて、運転者の走行速度の統計値を取得する走行速度情報取得部と、前方に他の車両が存在するときの車間距離と自車両の走行速度とから統計的に求めた前記運転者の車間時間の統計値を取得する車間時間情報取得部と、前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とに基づく対処可能距離を前記運転者の運転指標として出力する出力部と、を備えることを特徴としている。
【0010】
請求項7に記載の発明は、運転者の運転指標を出力する運転指標出力装置で実行される運転指標出力方法であって、車両の走行環境を取得する走行環境取得工程と、前方に他の車両が存在しないときの、前記走行環境と速度との統計的に得られる関係に基づいて、運転者の走行速度の統計値を取得する走行速度情報取得工程と、前方に他の車両が存在するときの車間距離と自車両の走行速度とから統計的に求めた前記運転者の車間時間の統計値を取得する車間時間情報取得工程と、前記走行速度の統計値と前記車間時間の統計値とに基づく対処可能距離を前記運転者の運転指標として出力する出力工程と、を備えることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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