TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025116772
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024038760
出願日2024-03-13
発明の名称衝突回避ARアプリケーション
出願人楽天モバイル株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250801BHJP(信号)
要約【課題】動体との衝突回避のためのARアプリケーションを実現するための技術を提供する。
【解決手段】ARグラスは、1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、外部装置から、ユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を受信する受信処理と、前記衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じた危険度を決定する決定処理と、前記危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成する生成処理と、前記コンテンツをディスプレイに表示する表示制御処理と、が実行される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
1以上のプロセッサを備え、
前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、
外部装置から、ユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を受信する受信処理と、
前記衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じた危険度を決定する決定処理と、
前記危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成する生成処理と、
前記コンテンツをディスプレイに表示する表示制御処理と、
が実行される、前記ユーザに装着されるARグラス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記決定処理は、前記距離が短くなるほど前記危険度が高くなるように、前記危険度を決定することを含む、請求項1に記載のARグラス。
【請求項3】
前記生成処理は、前記危険度が高くなるにしたがって、前記ユーザに危険性および危険回避をより想起させるような前記コンテンツを生成することを含む、請求項1に記載のARグラス。
【請求項4】
前記生成処理は、前記危険度が第1閾値以上であり第2閾値未満の場合は、前記動体から遠ざけることを表す前記コンテンツを生成し、前記危険度が前記第2閾値以上の場合は、前記動体が前記ユーザに迫っていることを表す前記コンテンツを生成することを含む、請求項3に記載のARグラス。
【請求項5】
通信装置により実行される制御方法であって、
外部装置から、ARグラスを装着したユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を受信することと、
前記衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じた危険度を決定することと、
前記危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成することと、
前記コンテンツを前記ARグラスのディスプレイに表示することと、
を含む、制御方法。
【請求項6】
第1装置、第2装置、およびARグラスを有する通信システムであって、前記第1装置、前記第2装置、および前記ARグラスはそれぞれ1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、
前記第1装置により、動体を検知して、前記ARグラスを装着したユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を生成し、前記第2装置へ送信する処理と、
前記第2装置により、前記第1装置から前記衝突予測情報を受信して、前記衝突予測情報に基づくAR用衝突予測情報を生成し、前記ARグラスへ送信する処理と、
前記ARグラスにより、前記第2装置から前記AR用衝突予測情報を受信して、前記AR用衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じて決定した危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成し、前記コンテンツをディスプレイに表示する表示する処理と、
が実行される、通信システム。
【請求項7】
前記第2装置により、さらに、前記ユーザのユーザ属性を取得し、前記ユーザ属性に基づいて、前記AR用衝突予測情報を前記ARグラスへ送信するか否かを決定し、前記AR用衝突予測情報を送信すると決定した場合に、前記AR用衝突予測情報を前記ARグラスへ送信する処理がさらに実行される、請求項6に記載の通信システム。
【請求項8】
前記ユーザ属性は、前記ユーザのデモグラフィック情報と前記ユーザのウェブサービスによるサービス利用情報の少なくとも一方を含む、請求項7に記載の通信システム。
【請求項9】
前記第1装置と前記第2装置は、MECサーバである、請求項6に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動体との衝突回避のためのARアプリケーションに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、動体との衝突の可能性を検知し、当該検知に関する情報を提供する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、移動している車両といった移動体同士の衝突の可能性を判定し、その判定結果を、1つの移動体を利用している利用者に装着された通信端末装置に通知する衝突可能性判定装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-091191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献に開示された技術によれば、1つの移動体を利用している利用者は、他の移動体との衝突の可能性を知り、これにより、移動体同士の衝突を回避することが可能となる。しかしながら、当該技術では、各移動体は、移動体自身の位置情報を、所定の頻度で定期的に衝突可能性判定装置に送信する必要があり、位置情報を送信しない移動体には当該技術を適用できない。よって、位置情報を用いずに移動体同士の衝突を検知し、当該検知に関する情報を提供する技術が求められている。
【0005】
例えば、歩行しているユーザ(歩行者)の視界外の方向から走行してくる自転車と、当該ユーザが交差点で接触する可能性がある場合、ユーザと自転車の位置情報を用いずに衝突の可能性を判定するシステムは、自転車やユーザが位置情報を取得可能な端末装置を備えているか否かに関係なく利用でき、有益である。ここで、ユーザが、背後が透けて見える透過ディスプレイを装着し、拡張現実(Augmented Reality(AR))アプリケーションとして衝突の可能性や危険に関する情報が当該透過ディスプレイ上に提示される場合、ユーザは自身の視界において当該情報を確認することができ、さらに有益である。
【0006】
本開示では、このような課題に鑑みて、動体との衝突回避のためのARアプリケーションを実現するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様によるARグラスは、1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、外部装置から、ユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を受信する受信処理と、前記衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じた危険度を決定する決定処理と、前記危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成する生成処理と、前記コンテンツをディスプレイに表示する表示制御処理と、が実行される。
【0008】
本開示の一態様による制御方法は、通信装置により実行される制御方法であって、外部装置から、ARグラスを装着したユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を受信することと、前記衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じた危険度を決定することと、前記危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成することと、前記コンテンツを前記ARグラスのディスプレイに表示することと、を含む。
【0009】
本開示の一態様による通信システムは、第1装置、第2装置、およびARグラスを有する通信システムであって、前記第1装置、前記第2装置、および前記ARグラスはそれぞれ1以上のプロセッサを備え、前記1以上のプロセッサの少なくとも一つによって、前記第1装置により、動体を検知して、前記ARグラスを装着したユーザが動体と衝突すると予測されるエリアである危険エリアの位置情報と前記動体の軌跡に関する情報とを含む衝突予測情報を生成し、前記第2装置へ送信する処理と、前記第2装置により、前記第1装置から前記衝突予測情報を受信して、前記衝突予測情報に基づくAR用衝突予測情報を生成し、前記ARグラスへ送信する処理と、前記ARグラスにより、前記第2装置から前記AR用衝突予測情報を受信して、前記AR用衝突予測情報に基づいて、前記危険エリアと前記ユーザの距離を導出し、前記距離に応じて決定した危険度に応じて、危険回避を促すことを表すコンテンツを生成し、前記コンテンツをディスプレイに表示する表示する処理と、が実行される。
【発明の効果】
【0010】
本開示の技術によれば、動体との衝突回避のためのARアプリケーションを実現するための技術が提供される。
上記した本発明の目的、態様及び効果並びに上記されなかった本発明の目的、態様及び効果は、当業者であれば添付図面及び請求の範囲の記載を参照することにより下記の発明を実施するための形態から理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
路面投影装置
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
6日前
ニッタン株式会社
発信機
4日前
個人
防犯に特化したアプリケーション
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
東京都公立大学法人
液滴検出装置
1か月前
TOA株式会社
拡声放送システム
1か月前
日本信号株式会社
情報提供システム
1か月前
個人
乗り物の移動を支援する方法及び装置
26日前
アズビル株式会社
建物管理システム
2か月前
株式会社JVCケンウッド
警報装置
1か月前
株式会社アジラ
データ転送システム
1か月前
日本信号株式会社
信号情報システム
1か月前
ホーチキ株式会社
異常報知設備
2か月前
個人
現示内容に関する情報放送機能付き信号機
14日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
回避動作判別装置
1か月前
日本信号株式会社
交通信号制御システム
1か月前
ホーチキ株式会社
非常通報システム
2か月前
本田技研工業株式会社
運転評価装置
11日前
株式会社フィットネスワン
見守りシステム
2か月前
本田技研工業株式会社
情報提供装置
5日前
本田技研工業株式会社
情報提供装置
5日前
株式会社豊田自動織機
制御システム
1か月前
ホーチキ株式会社
火災検出システム
1か月前
本田技研工業株式会社
保険料算出装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
障害物検知装置
1か月前
ユニティガードシステム株式会社
警備監視システム
2か月前
Adora株式会社
アプリ使用制御システム
2か月前
個人
注意喚起システム及び注意喚起装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
18日前
シャープ株式会社
駐車場管理装置
2か月前
能美防災株式会社
火災感知器窓部清掃システム
1か月前
大和ハウス工業株式会社
住環境管理設備
1か月前
続きを見る