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公開番号
2025115963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025009160
出願日
2025-01-22
発明の名称
運転者支援機能を提供するシステム及び方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250731BHJP(信号)
要約
【課題】運転者が特定の危険運転動作を行うことを防止する車両システムを提供する。
【解決手段】車両の車両システムは、1つ以上のプロセッサを備え得、当該1つ以上のプロセッサは、車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信し、センサデータに基づいて、車両の運転者が車両のステアリングホイールに触れているかどうかを決定し、車両の運転者がステアリングホイールに触れていることを決定すると、車両の側方の共有制御を行い、車両の運転者がステアリングホイールに触れていないことを決定すると、車両の側方の交換制御を行うように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ以上のプロセッサを備える車両の車両システムであって、前記1つ以上のプロセッサは、
前記車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信し、
前記センサデータに基づいて、前記車両の運転者が前記車両のステアリングホイールに触れているかどうかを決定し、
前記車両の前記運転者が前記ステアリングホイールに触れていることを決定すると、前記車両の側方の共有制御を行い、
前記車両の前記運転者が前記ステアリングホイールに触れていないことを決定すると、前記車両の側方の交換制御を行うように構成されている、車両システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記1つ以上のセンサは、前記車両の前記運転者が前記ステアリングホイールに触れているときを検出する1つ以上の静電容量センサを備える、請求項1に記載の車両システム。
【請求項3】
前記1つ以上のセンサは、前記ステアリングホイールに関連付けられるトルクを測定する、請求項1に記載の車両システム。
【請求項4】
前記1つ以上のプロセッサは更に、
レーンキーピングアシストを行うことによって前記車両の側方の共有制御を行い、
レーントレーシングアシストを行うことによって前記車両の側方の交換制御を行うように構成されている、請求項1に記載の車両システム。
【請求項5】
前記1つ以上のプロセッサは更に、
前記車両における遠心力が所定量未満のままであるように側方の制御を行うことによって前記車両の側方の共有制御を行い、
前記車両における前記遠心力に対する制限を伴わずに側方の制御を行うことによって前記車両の側方の交換制御を行うように構成されている、請求項1に記載の車両システム。
【請求項6】
前記1つ以上のプロセッサは更に、
前記センサデータに基づいて、所定量の時間よりも長い間、前記運転者が前記ステアリングホイールに触れていないかどうかを決定し、
前記所定量の時間よりも長い間、前記運転者が前記ステアリングホイールに触れていないことを決定すると、前記車両の側方の交換制御を行うように構成されている、請求項1に記載の車両システム。
【請求項7】
前記1つ以上のプロセッサは更に、
側方の交換制御を行っている間、前記運転者が前記ステアリングホイールに触れるかどうかを決定し、
前記運転者が前記ステアリングホイールに触れることを決定すると、側方の共有制御を行うように構成されている、請求項1に記載の車両システム。
【請求項8】
1つ以上のプロセッサを備える車両の車両システムであって、前記1つ以上のプロセッサは、
前記車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信し、
前記センサデータに基づいて、前記車両の運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルに触れているかどうかを決定し、
前記車両の前記運転者が前記アクセルペダル又は前記ブレーキペダルに触れていることを決定すると、前記車両の長手方向の共有制御を行い、
前記車両の前記運転者が前記アクセルペダル又は前記ブレーキペダルに触れていないことを決定すると、前記車両の長手方向の交換制御を行うように構成されている、車両システム。
【請求項9】
前記1つ以上のセンサは、前記アクセルペダル及び前記ブレーキペダルの画像を取り込むカメラを備える、請求項8に記載の車両システム。
【請求項10】
前記1つ以上のプロセッサは更に、
前方衝突回避支援を行うことによって前記車両の長手方向の共有制御を行い、
アダプティブクルーズコントロールを行うことによって前記車両の長手方向の交換制御を行うように構成されている、請求項8に記載の車両システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、車両制御システムに関し、より具体的には、運転者支援機能を提供するシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
最近の車両は多くの場合、レーンキーピングアシスト及びアダプティブクルーズコントロールなどの運転支援機能を有する。これらの機能は通常、運転者がステアリングホイール又はインストルメントパネルにおける適切なボタンを押すことによって有効にされる必要がある。したがって、どのように特定の運転支援機能を有効にするか又はどの安全機能が有効にされているかは、運転者にとって分かりにくい場合がある。したがって、運転者は、特定の運転支援機能がオンにされていないときに当該特定の運転支援機能がオンにされていると思うか、又は運転支援機能が有効であることを認識しない場合がある。したがって、改善された車両制御システムの必要性が存在する。
【発明の概要】
【0003】
実施形態では、車両の車両システムは、1つ以上のプロセッサを含み得、当該1つ以上のプロセッサは、車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信し、センサデータに基づいて、車両の運転者が車両のステアリングホイールに触れているかどうかを決定し、車両の運転者がステアリングホイールに触れていることを決定すると、車両の側方の共有制御を行い、車両の運転者がステアリングホイールに触れていないことを決定すると、車両の側方の交換制御を行うように構成されている。
【0004】
別の実施形態では、車両の車両システムは、1つ以上のプロセッサを含み得、当該1つ以上のプロセッサは、車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信し、センサデータに基づいて、車両の運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルに触れているかどうかを決定し、車両の運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルに触れていることを決定すると、車両の長手方向の共有制御を行い、車両の運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルに触れていないことを決定すると、車両の長手方向の交換制御を行うように構成されている。
【0005】
別の実施形態では、方法は、車両に関連付けられた1つ以上のセンサからセンサデータを受信することと、センサデータに基づいて、車両の運転者が車両のステアリングホイールに触れているかどうかを決定することと、車両の運転者がステアリングホイールに触れていることを決定すると、車両の側方の共有制御を行うことと、車両の運転者がステアリングホイールに触れていないことを決定すると、車両の側方の交換制御を行うことと、を含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図面に記載される実施形態は、本質的に実例的で例示的なものであって、本開示を制限することを意図したものではない。以下の図面と併せて読むと、実例的な実施形態の以下の詳細な説明を理解することができ、当該図面では、同様の構造は、同様の参照番号を用いて示される。
【0007】
図1は、本明細書に示され記載される1つ以上の実施形態に係る、車両支援を行うシステムを概略的に描写する。
図2は、本明細書に示され記載される1つ以上の実施形態に係る、車両システムを概略的に描写する。
図3は、本明細書に示され記載される1つ以上の実施形態に係る、例示的な車両内部を描写する。
図4は、本明細書に示され記載される1つ以上の実施形態に係る、図2の車両システムのメモリモジュールを概略的に描写する。
図5は、本明細書に示され記載される1つ以上の実施形態に係る、図2の車両システムによって行われ得る方法のフローチャートを描写する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書に開示される実施形態は、運転支援を提供する方法及びシステムを含む。人間が馬に乗るとき、人間は、馬の動作に対して何らかのレベルの制御を及ぼし得る。しかしながら、人間の乗り手が崖を飛び出すように馬に命令する場合であっても、馬は、崖を飛び出さない。同様に、本明細書に開示される実施形態は、車両に関するデジタル相当物又は人工知能(AI)の馬を提供する。すなわち、運転支援は、運転者を支援して運転者が特定の危険運転動作を行うことを防止するために車両において提供される。
【0009】
最近の車両は、多数の運転支援機能、例えば、レーンキーピングアシスト(LKA)、レーントレーシングアシスト(LTA)、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、前方衝突回避支援(FCA)、及び同種のものを提供することが可能である。これらの機能は、車両が半自律的に運転して人間の運転者による介入を伴わずに特定の運転支援を行うことを可能にする。一部の例では、運転支援機能は、人間の運転者及び車両システムが車両の制御を共有する共有制御で動作する。共有制御において、一部の運転動作は、人間の運転者によって制御され、一部の運転動作は、車両システムによって自律的に制御される。他の例では、運転支援機能は、任意の或る時間に人間の運転者又は車両システムのいずれかが車両を制御する交換制御で動作する。交換制御システムにおいて、人間の運転者が車両を制御しているとき、車両システムは、自律運転機能を全く行っていない。
【0010】
運転機能は通常、側方の制御(例えば、車両のステアリングホイールの制御)及び長手方向の制御(例えば、車両のアクセル及びブレーキペダルの制御)で構成されている。本明細書に開示される実施形態では、共有制御において、人間の運転者も車両を動作させつつ、特定の運転支援機能が動作し得る。すなわち、運転者がステアリングホイール及びアクセル又はブレーキペダルを動作させている間、車両システムは、制限された量の制御を提供して運転者を支援し得る(例えば、LKA又はFCA)。運転者が自身の手をステアリングホイールから外す場合、車両システムは、車両の側方の交換制御に切り替えて、運転者からの入力を全く伴わずに側方の制御を行い得る。同様に、運転者が自身の足をアクセル及びブレーキペダルから外す場合、車両は、車両の長手方向の交換制御に切り替えて、運転者からの入力を全く伴わずに長手方向の制御を行い得る。運転者が自身の手をステアリングホイールに再び置くか又は自身の足をアクセル若しくはブレーキペダルに再び置く場合、車両システムは、共有制御に再び戻り得る。したがって、車両システムは、様々な運転支援機能を、運転者が任意のボタンを押すか又は他の場合には当該機能をオン若しくはオフにする必要なく実装し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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