TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025115030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009334
出願日2024-01-25
発明の名称運行計画作成システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人中部国際特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250730BHJP(信号)
要約【課題】複数の運搬作業が同じ移動体が行われる場合において、その移動体がユーザの要望に応じて適切に実行可能な運行計画を作成する運行計画作成システムを提案することである。
【解決手段】人の運搬作業において、ユーザは、人が乗車時刻通りに移動体に乗車することに対する要望が降車時刻通りに人が移動体から降車することに対する要望より強い場合が多い。物の運搬作業において、ユーザは、受取時刻通りに移動体が物を受け取ることに対する要望より引渡時刻通りに物が人に引き渡されることに対する要望の方が強い場合が多い。そこで、本運行計画作成システムにおいては、移動体の運行計画が、乗降の各々の位置および時刻に関する情報と物の受渡の各々の位置および時刻に関する情報とに基づき、乗車時刻、引渡時刻の自由度を降車時刻、受取時刻の自由度より低くして作成される。その結果、移動体の運行計画をユーザの要望に応じて適切に作成することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
人の乗降と物の受渡とを含む複数の運搬作業が同じ移動体において実行される場合において、前記移動体についての運行計画を作成する運行計画作成システムであって、
乗車、降車の各々の位置および時刻に関する情報と、受取、引渡の各々の位置および時刻に関する情報とを含む複数の位置および時刻に関する情報に基づいて、少なくとも前記乗車の時刻と前記引渡の時刻との自由度を、前記降車の時刻と前記受取の時刻との自由度より低くして、前記移動体についての運行計画を作成する運行計画作成部を含む運行計画作成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の作業を行う移動体の運行計画を作成する運行計画作成システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の移動体がそれぞれ複数の物の集荷、配送を行う場合において、複数の移動体についての運行計画を作成する運行計画作成システムが記載されている。この運行計画作成システムにおいては、複数の移動体の運行計画が、複数の移動体の各々の運行予定時刻の変更の自由度が高い移動体の立ち寄り地点における出発時刻と到達時刻との少なくとも一方が変更されることにより作成される。それにより、複数の移動体が同じ立ち寄り地点において集中し難くすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-92971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、移動体が複数の運搬作業を行う場合において、複数の運搬作業をユーザの要望に応じて適切に実行可能な運行計画を作成する運行計画作成システムを得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本運行計画作成システムにおいて、人の運搬作業と物の運搬作業とが同じ移動体で行われる場合に、その移動体についての運行計画が作成される。人の運搬作業において、ユーザは、人が乗車時刻通りに移動体に乗車することに対する要望が、降車時刻通りに人が移動体から降車することに対する要望より強い場合が多い。物の運搬作業において、ユーザは、受取時刻通りに移動体が物を受け取ることに対する要望より引渡時刻通りに物が人に引き渡されることに対する要望の方が強い場合が多い。それに対して、本運行計画作成システムにおいては、移動体の運行計画が、乗降の各々の位置および時刻に関する情報と、物の受渡の各々の位置および時刻に関する情報とに基づき、乗車時刻、引渡時刻の自由度を、降車時刻、受取時刻の自由度より低くして作成される。
【0006】
それにより、人の運搬作業と物の運搬作業とが同じ移動体において行われる場合において、その移動体の運行計画がユーザの要望に応じて適切に作成され、複数の運搬作業をユーザの要望に応じて適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る運行計画作成システムの一部を概念的に示す図である。
上記運行計画作成システムの集中管理センタの記憶部に記憶された運行計画作成プログラムを表すフローチャートである。
上記プログラムの実行により作成された(a)暫定的運行計画の一例を示す図であり、(c)最終的運行計画の一例を示す図である。(b)上記プログラムのS3の実行を概念的に示す図である。
上記プログラムの実行により作成された暫定的運行計画、最終的運行計画の別の例を示す図である。
(a),(b) 上記プログラムの実行により作成された暫定的運行計画、最終的運行計画のさらに別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態に係る運行計画作成システムを、図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例】
【0009】
図1に示すように、本実施例に係る運行計画作成システムは集中管理センタCを含む。集中管理センタCは、ユーザの依頼に応じて複数の移動体V1、V2・・・(以下、移動体V1,V2・・・の個々を単に移動体Vと称する)を管理するものであり、センタ通信装置20、コンピュータを主体とする運行計画作成装置22等を含む。センタ通信装置20は、ユーザが有する通信装置であるユーザ通信装置10および移動体Vの各々に存在する通信装置である移動体通信装置16と通信可能なものである。
【0010】
これらユーザ通信装置10,移動体通信装置16,センタ通信装置20等は、音声により通信可能なものとしたり文字や画像により通信可能なものとしたりすること等ができる。また、これら通信装置10,16,20等は、電話回線を介して通信可能なものとしたり、ネットワークを介して通信可能なものとしたりすること等ができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
方法
18日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
車両
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両
17日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
電池
13日前
トヨタ自動車株式会社
車両
18日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
7日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
13日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
12日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
7日前
トヨタ自動車株式会社
光電極
5日前
トヨタ自動車株式会社
減圧弁
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
7日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
11日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
記録装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
システム
5日前
トヨタ自動車株式会社
電子装置
5日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
接続構造
10日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
5日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
14日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
評価装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
20日前
続きを見る