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公開番号
2025115739
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010355
出願日
2024-01-26
発明の名称
プログラム、防災システム及び表示方法
出願人
古河電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G08B
27/00 20060101AFI20250731BHJP(信号)
要約
【課題】災害が発生する可能性のある状況をユーザが当事者意識をもってより主体的に受け止めることができるプログラム、防災システム及び表示方法を提供すること。
【解決手段】プログラムは、コンピュータ26、33に、防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部22に表示されており、防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための切替基準条件と対象エリアの防災関連情報とを比較し、切替基準条件が満たされている場合には、防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御工程を実行させるプログラムであり、切替基準条件と対象エリアは、予め、ユーザ自身の選択によって設定されたものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに、
防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための切替基準条件と対象エリアの防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされている場合には、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御工程を実行させるプログラムであり、
前記切替基準条件と前記対象エリアは、予め、ユーザ自身の選択によって設定されたものであるプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記緊急用の項目には、自然災害に関する注意報警報が含まれ、
前記表示制御工程では、前記防災用のメニューが緊急用の項目に切り替えられている場合に、公に定められている警戒レベルに応じて前記注意報警報の表示内容及び/又は背景の色を変更する請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記防災用のメニューには、気象情報、注意報警報、土壌の水分量、及び他のユーザの避難状況に関する他ユーザ避難情報が含まれる請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
防災関連情報を表示する表示部を備える電子端末と、前記電子端末と通信可能なサーバと、を備える防災システムであって、
前記電子端末は、
防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための設定用情報を受け付ける受付部と、
前記設定用情報に基づいて、切替基準条件を設定する設定部と、
前記切替基準条件を前記サーバに送信する基準条件送信部と、を備え、
前記サーバは、
前記電子端末から前記切替基準条件を取得する基準条件取得部と、
ユーザが選択した対象エリアの前記防災関連情報を取得する防災関連情報取得部と、
前記基準条件取得部によって取得された前記切替基準条件と前記防災関連情報取得部によって取得された前記防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記切替基準条件が満たされたと判定された場合に、前記電子端末に前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えさせる制御信号を送信する送信処理部と、
を備え、
前記電子端末は、前記サーバから受信した前記制御信号に基づいて、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御部と、を備え、
前記設定用情報は、ユーザによって選択されたものである防災システム。
【請求項5】
防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための切替基準条件と対象エリアの防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされている場合には、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御工程を備える表示方法であり、
前記切替基準条件と前記対象エリアは、予め、ユーザ自身の選択によって設定されたものである表示方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、防災システム及び表示方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、豪雨等による災害が発生した場合又はそのおそれがある場合、該当する地域の住民に対して防災や緊急性を示す視覚情報を伝える技術が知られている。例えば、特許文献1には分析及び加工された情報が視覚情報を含み、該視覚情報が各種端末のディスプレイ上で点滅表示するように制御され、点滅間隔が時間の経過とともに長くなるプログラムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-185467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、気象庁や自治体等の公共機関等から発令される災害警報等は、一般的に、その発令の対象範囲が広く、地区によっては公共機関等からの警報の内容と、現地の状況にギャップが生じやすい。このため、発令範囲によっては、住民一人一人に即した警報を通知することが難しい場合もある。また警報が住民にとって唐突に発令される場合、住民が当事者意識をもって警報を受け止めることが難しい。
【0005】
本発明は、災害が発生する可能性のある状況をユーザが当事者意識をもってより主体的に受け止めることができるプログラム、防災システム及び表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)プログラムは、コンピュータに、防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための切替基準条件と対象エリアの防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされている場合には、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御工程を実行させるプログラムであり、前記切替基準条件と前記対象エリアは、予め、ユーザ自身の選択によって設定されたものである。
【0007】
(2)(1)に記載のプログラムにおいて、前記緊急用の項目には、自然災害に関する注意報警報が含まれ、前記表示制御工程では、前記防災用のメニューが緊急用の項目に切り替えられている場合に、公に定められている警戒レベルに応じて前記注意報警報の表示内容及び/又は背景の色を変更する。
【0008】
(3)(1)又は(2)に記載のプログラムにおいて、前記防災用のメニューには、気象情報、注意報警報、土壌の水分量、及び他のユーザの避難状況に関する他ユーザ避難情報が含まれる。
【0009】
(4)防災システムは、防災関連情報を表示する表示部を備える電子端末と、前記電子端末と通信可能なサーバと、を備える防災システムであって、前記電子端末は、防災用のアプリケーションが起動されて、前記防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための設定用情報を受け付ける受付部と、前記設定用情報に基づいて、切替基準条件を設定する設定部と、前記切替基準条件を前記サーバに送信する基準条件送信部と、を備え、前記サーバは、前記電子端末から前記切替基準条件を取得する基準条件取得部と、ユーザが選択した対象エリアの前記防災関連情報を取得する防災関連情報取得部と、前記基準条件取得部によって取得された前記切替基準条件と前記防災関連情報取得部によって取得された前記防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされているか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記切替基準条件が満たされたと判定された場合に、前記電子端末に前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えさせる制御信号を送信する送信処理部と、を備え、前記電子端末は、前記サーバから受信した前記制御信号に基づいて、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御部と、を備え、前記設定用情報は、ユーザによって選択されたものである。
【0010】
(5)表示方法は、防災用のアプリケーションが起動されて、防災関連情報が複数の項目に分けられて構成されている防災用のメニューが表示部に表示されており、前記防災用のメニューの中から、一または複数の項目を緊急用の項目に切り替えるための切替基準条件と対象エリアの防災関連情報とを比較し、前記切替基準条件が満たされている場合には、前記防災用のメニューの一または複数の項目を緊急用の項目に切り替える表示制御工程を備える表示方法であり、前記切替基準条件と前記対象エリアは、予め、ユーザ自身の選択によって設定されたものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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