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公開番号2025104630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222566
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置、プログラム及び視覚化方法
出願人古河電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H04L 43/045 20220101AFI20250703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光通信ネットワークの異常の発生位置をより正確に把握できる情報処理装置、プログラム及び視覚化方法を提供すること。
【解決手段】管理サーバ1は、複数のノード2を備える光通信ネットワーク100の視覚化を行う管理サーバ1であって、管理サーバ1は、光通信ネットワーク100における複数のノード2の状態と、各ノード2間のリンク3の状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得部101と、ノード情報取得部101によって取得されたノード情報を記憶するノード情報記憶部102と、ノード情報取得部101によって今回取得されたノード情報と、ノード情報記憶部102に記憶された過去のノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成部110と、接続経路を出力する出力処理部と、を備え、接続経路生成部110は、バイパスモードのノード2も含めて、実際に経由するノード2を示す接続経路を生成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光信号によりデータを送受信するデータ処理部と、光スイッチと、を有し、有線のリンクに通信可能に接続される複数のノードを備える光通信ネットワークの視覚化を行う情報処理装置であって、
前記光スイッチは、前記ノードが停止状態であれば、前記データ処理部へ光信号を伝送する通常モードから前記データ処理部を介さずに隣接する前記ノードに光信号を伝送するバイパスモードに自動で切り替え、
前記情報処理装置は、
前記光通信ネットワークにおける前記複数のノードの状態と、各ノード間の前記リンクの状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得部と、
前記ノード情報取得部によって取得された前記ノード情報を記憶するノード情報記憶部と、
前記ノード情報取得部によって今回取得された前記ノード情報と、前記ノード情報記憶部に記憶された過去の前記ノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成部と、
前記接続経路を出力する出力処理部と、を備え、
前記接続経路生成部は、バイパスモードのノードも含めて、実際に経由するノードを示す前記接続経路を生成する情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する複数の前記ノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、
前記接続経路生成部は、前記ノード情報取得部によって今回取得された前記ノード情報とともに、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードの過去の前記ノード情報を用いて前記接続経路を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する複数の前記ノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、
前記接続経路生成部は、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードを特定し、前記停止ノードの表示を今回応答した前記ノードの表示とは異なるようにし、前記停止ノードが表示変更ノードとして示されるように前記接続経路を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する複数の前記ノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、
前記接続経路生成部は、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードを特定し、特定した前記停止ノードの前記光スイッチが前記バイパスモードである場合、該停止ノードに繋がる前記動作ノードのポート間を前記バイパスモードの前記光スイッチを介さずに直接接続する前記リンクが非表示になるように前記接続経路を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
光信号によりデータを送受信するデータ処理部と、光スイッチと、を有し、有線のリンクに通信可能に接続される複数のノードを備える光通信ネットワークの視覚化をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記光スイッチは、前記ノードが停止状態であれば、前記データ処理部へ光信号を伝送する通常モードから前記データ処理部を介さずに隣接する前記ノードに光信号を伝送するバイパスモードに自動で切り替え、
前記プログラムは、
前記光通信ネットワークにおける前記複数のノードの状態と、各ノード間の前記リンクの状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得工程と、
前記ノード情報取得工程で取得された前記ノード情報を記憶するノード情報記憶工程と、
前記ノード情報取得工程で今回取得された前記ノード情報と、前記ノード情報記憶工程で記憶された過去の前記ノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成工程と、
前記接続経路を出力する出力処理工程と、を含み、
前記接続経路生成工程では、前記バイパスモードのノードも含めて、実際に経由するノードを示す前記接続経路を生成するプログラム。
【請求項6】
光信号によりデータを送受信するデータ処理部と、光スイッチと、を有し、有線のリンクに通信可能に接続される複数のノードを備える光通信ネットワークの視覚化を行う視覚化方法であって、
前記光スイッチは、前記ノードが停止状態であるかに基づいて、前記データ処理部へ光信号を伝送する通常モードから前記データ処理部を介さずに隣接する前記ノードに光信号を伝送するバイパスモードに自動で切り替え、
前記光通信ネットワークにおける前記複数のノードの状態と、各ノード間の前記リンクの状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得工程と、
前記ノード情報取得工程で取得された前記ノード情報を記憶するノード情報記憶工程と、
前記ノード情報取得工程で今回取得された前記ノード情報と、前記ノード情報記憶工程で記憶された過去の前記ノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成工程と、
前記接続経路を出力する出力処理工程と、を含み、
前記接続経路生成工程では、前記バイパスモードのノードも含めて、実際に経由するノードを示す前記接続経路を生成する視覚化方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、プログラム及び視覚化方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数のノードによって構成されるネットワークを視覚化する技術が知られている。このような技術が記載されているものとして、例えば特許文献1がある。特許文献1には、ディスプレイ空間上に既に配置されている2つのノード間に、新たにエッジが追加された場合に、追加されたエッジの両端のノードを近づけるように、かつ、移動距離の和が特定の値の範囲となるように移動させてノードを配置し、各ノードの位置を修正する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5903394号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、複数の有線のリンクによって通信可能に接続される光マルチホップネットワークでは、途中のノードにおいて通信の障害等が発生した場合に、光スイッチによって通信をバイパス接続し、通信の遮断を防止している。しかし、バイパス接続の状態にあるとき、通信不能となっているノードの情報は取得できないので、光信号の流れを正確に視覚化できない場合もある。
【0005】
本発明は、光通信ネットワークの異常の発生位置をより正確に把握できる情報処理装置、プログラム及び視覚化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)光信号によりデータを送受信するデータ処理部と、光スイッチと、を有し、有線のリンクに通信可能に接続される複数のノードを備える光通信ネットワークの視覚化を行う情報処理装置であって、前記光スイッチは、前記ノードが停止状態であれば、前記データ処理部へ光信号を伝送する通常モードから前記データ処理部を介さずに隣接する前記ノードに光信号を伝送するバイパスモードに自動で切り替え、前記情報処理装置は、前記光通信ネットワークにおける前記複数のノードの状態と、各ノード間の前記リンクの状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得部と、前記ノード情報取得部によって取得された前記ノード情報を記憶するノード情報記憶部と、前記ノード情報取得部によって今回取得された前記ノード情報と、前記ノード情報記憶部に記憶された過去の前記ノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成部と、前記接続経路を出力する出力処理部と、を備え、前記接続経路生成部は、バイパスモードのノードも含めて、実際に経由するノードを示す前記接続経路を生成する情報処理装置。
【0007】
(2)(1)に記載の情報処理装置において、前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する複数の前記ノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、
前記接続経路生成部は、前記ノード情報取得部によって今回取得された前記ノード情報とともに、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードの過去の前記ノード情報を用いて前記接続経路を生成する。
【0008】
(3)(1)又は(2)に記載の情報処理装置において、前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する全てのノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、前記接続経路生成部は、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードを特定し、前記停止ノードの表示を今回応答した前記ノードの表示とは異なるようにし、前記停止ノードが表示変更ノードとして示されるように前記接続経路を生成する。
【0009】
(4)(1)~(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置において、前記ノード情報取得部は、前記光通信ネットワークを形成する複数の前記ノードに対する前記ノード情報の取得要求を送信し、該取得要求に応答した前記ノードである動作ノードから前記ノード情報を取得し、前記接続経路生成部は、前記ノード情報記憶部に記憶されている前記ノード情報が示す前記ノードのうち前記取得要求に対して未応答の前記ノードである停止ノードを特定し、特定した前記停止ノードの前記光スイッチが前記バイパスモードである場合、該停止ノードに繋がる前記動作ノードのポート間を前記バイパスモードの前記光スイッチを介さずに直接接続する前記リンクが非表示になるように前記接続経路を生成する。
【0010】
(5)光信号によりデータを送受信するデータ処理部と、光スイッチと、を有し、有線のリンクに通信可能に接続される複数のノードを備える光通信ネットワークの視覚化をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記光スイッチは、前記ノードが停止状態であれば、前記データ処理部へ光信号を伝送する通常モードから前記データ処理部を介さずに隣接する前記ノードに光信号を伝送するバイパスモードに自動で切り替え、前記プログラムは、前記光通信ネットワークにおける前記複数のノードの状態と、各ノード間の前記リンクの状態と、を含むノード情報を取得するノード情報取得工程と、前記ノード情報取得工程で取得された前記ノード情報を記憶するノード情報記憶工程と、前記ノード情報取得工程で今回取得された前記ノード情報と、前記ノード情報記憶工程で記憶された過去の前記ノード情報と、に基づいて、接続経路を生成する接続経路生成工程と、前記接続経路を出力する出力処理工程と、を含み、前記接続経路生成工程では、前記バイパスモードのノードも含めて、実際に経由するノードを示す前記接続経路を生成するプログラム。
(【0011】以降は省略されています)

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