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公開番号2025117184
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011908
出願日2024-01-30
発明の名称バスバー
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人
主分類H01B 5/02 20060101AFI20250804BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】低コストで放熱性に優れたバスバーを提供する。
【解決手段】第1方向X及び第2方向Yに延在する1対の主面MFと、1対の主面MFのそれぞれの縁部から第3方向Zに延在して1対の主面MFを連結する側部SFとを有する、導電性の複数の板状部材10を備え、複数の板状部材10のそれぞれの少なくとも一部同士は、第3方向Zにおいて重なって重なり部11を形成しており、重なり部11には、複数の板状部材10を第3方向Zにおいて接合する溶接部20があり、第1方向X及び第2方向Yの少なくとも一方において、複数の板状部材10のうち一部の板状部材10の側部SFが、複数の板状部材10のうち他の板状部材10の側部SFに対してずれた位置にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する1対の主面と、前記1対の主面のそれぞれの縁部から前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に延在して前記1対の主面を連結する側部とを有する、導電性の複数の板状部材を備え、
前記複数の板状部材のそれぞれの少なくとも一部同士は、前記第3方向において重なって重なり部を形成しており、
前記重なり部には、前記複数の板状部材を前記第3方向において接合する溶接部があり、
前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方において、前記複数の板状部材のうち一部の板状部材の前記側部が、前記複数の板状部材のうち他の板状部材の前記側部に対してずれた位置にある、バスバー。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記複数の板状部材のそれぞれが前記第1方向を長手方向とする、請求項1に記載のバスバー。
【請求項3】
前記第2方向において、前記一部の板状部材の前記側部が前記他の板状部材の前記側部に対してずれた位置にある、請求項2に記載のバスバー。
【請求項4】
前記一部の板状部材の前記第2方向における長さが、前記他の板状部材の前記第2方向における長さよりも長い、請求項3に記載のバスバー。
【請求項5】
前記第1方向及び前記第2方向の双方において、前記一部の板状部材の前記側部が前記他の板状部材の前記側部に対してずれた位置にある、請求項2に記載のバスバー。
【請求項6】
前記一部の板状部材が前記第2方向を長手方向とし、前記他の板状部材が前記第1方向を長手方向としている、請求項1に記載のバスバー。
【請求項7】
前記第1方向において、前記一部の板状部材の一方側の前記側部の位置と前記他の板状部材の一方側の前記側部の位置とがずれているとともに、前記一部の板状部材の他方側の前記側部の位置と前記他の板状部材の他方側の前記側部の位置とがずれており、
前記第2方向において、前記一部の板状部材の一方側の前記側部の位置と前記他の板状部材の一方側の前記側部の位置とがずれているとともに、前記一部の板状部材の他方側の前記側部の位置と前記他の板状部材の他方側の前記側部の位置とがずれている、請求項6に記載のバスバー。
【請求項8】
前記主面において、前記溶接部は、1方向の成分を有する1つ以上の直線状の溶接跡を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のバスバー。
【請求項9】
前記主面において、前記溶接部は、2方向以上の成分を有する溶接跡を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のバスバー。
【請求項10】
前記主面において、前記溶接部は環状の溶接跡を含む、請求項9に記載のバスバー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバーに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、大容量の電流を導電する導体としてバスバーが知られている。例えば、自動車等に搭載される電気接続箱等において、導電用の導体としてバスバーが用いられている。このようなバスバーは、大容量の電流が流れるため、高温になる場合がある。
【0003】
例えば下記の特許文献1では、バスバーに放熱部材を溶接して、バスバーで生じた熱を放熱することが行われている。具体的に、特許文献1では、バスバーの主面と平行な板部と、バスバーの主面に垂直な板部とからなるL字状に形成された放熱部材のうち、バスバーの主面に平行な板部をバスバーの主面に溶接している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-151149号公報
【0005】
しかし、特許文献1においては、上記のようなL字状の放熱部材を別途設ける必要があるため、放熱性を実現するためにコストの増大を招く。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は、低コストで放熱性に優れたバスバーを提供することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るバスバーは、第1方向及び前記第1方向に交差する第2方向に延在する1対の主面と、前記1対の主面のそれぞれの縁部から前記第1方向及び前記第2方向の双方に交差する第3方向に延在して前記1対の主面を連結する側部とを有する、導電性の複数の板状部材を備え、前記複数の板状部材のそれぞれの少なくとも一部同士は、前記第3方向において重なって重なり部を形成しており、前記重なり部には、前記複数の板状部材を前記第3方向において接合する溶接部があり、前記第1方向及び前記第2方向の少なくとも一方において、前記複数の板状部材のうち一部の板状部材の前記側部が、前記複数の板状部材のうち他の板状部材の前記側部に対してずれた位置にある。
【0008】
なお、前記複数の板状部材のそれぞれが前記第1方向を長手方向としてもよい。
【0009】
また、前記第2方向において、前記一部の板状部材の前記側部が前記他の板状部材の前記側部に対してずれた位置にあってもよい。
【0010】
また、前記一部の板状部材の前記第2方向における長さが、前記他の板状部材の前記第2方向における長さよりも長くてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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