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公開番号
2025128248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2025093908,2023151086
出願日
2025-06-05,2018-03-02
発明の名称
振動発生装置、振動発生方法
出願人
パイオニア株式会社
,
パイオニアシステムテクノロジー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250826BHJP(車両一般)
要約
【課題】再現度の高い擬似的なエンジン振動を発生可能な振動発生装置を提供する。
【解決手段】4つの振動子21~24が移動体の座席Sに配置されている。制御部3は、移動体の走行状態情報としてアクセル開度を取得し、振動子21~24の各々を、アクセル開度に応じて振動パラメータとしての振幅A(x)及びパルス群同士の間隔Δt(x)を決定して振動させる。これにより、再現度の高い擬似的なエンジン振動を発生させることができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の座席に配置された複数の振動子と、
前記移動体の走行状態に関する走行状態情報を取得する取得部と、
前記複数の振動子の各々を前記走行状態情報に応じて制御する制御部と、を備え、
前記制御部は前記複数の振動子を仮想的な振動発生源に近い振動子から順に振動させることを特徴とする振動発生装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記走行状態情報は、前記移動体の動力源回転数と、アクセル開度と、走行速度と、のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
【請求項3】
前記制御部は、周波数と、振幅と、振幅の時間変化と、パルス群同士の間隔と、のうち少なくとも1つが互いに異なるように前記複数の振動子の振動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の振動発生装置。
【請求項4】
前記複数の振動子は、前記座席の背面部に配置されたものと座面部に配置されたものとを含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の振動発生装置。
【請求項5】
前記複数の振動子は、前記座席のうち同一対象部位に配置されたものを含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の振動発生装置。
【請求項6】
前記同一対象部位に配置された2以上の前記振動子は、振動方向が互いに異なっていることを特徴とする請求項5に記載の振動発生装置。
【請求項7】
前記移動体は、動力源としてモータを備えたものであることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の振動発生装置。
【請求項8】
前記移動体の走行速度に応じた擬似エンジン音を発生する音発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の振動発生装置。
【請求項9】
移動体の座席に配置された複数の振動子を振動させる振動発生装置により実行される振動発生方法であって、
前記移動体の走行状態に関する走行状態情報を取得するステップと、
前記複数の振動子の各々を前記走行状態情報に応じて制御するステップと、を備え、
前記制御するステップでは、前記複数の振動子を仮想的な振動発生源に近い振動子から順に振動させることを特徴とする振動発生方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、振動発生装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ドライバシート(座席)に設けられたシートバイブレータ(振動子)と、スピーカと、を備えた電気レーシングカートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された電気レーシングカートでは、シートバイブレータ及びスピーカを制御することにより、ドライバーに擬似的なエンジン振動及びエンジン音を体感させるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-180800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、実際のエンジン振動は複雑であり、特許文献1に記載されたように単にシートバイブレータを振動させるだけでは充分な再現度を得ることが困難であった。
【0005】
したがって、本発明の課題は、再現度の高い擬似的なエンジン振動を発生可能な振動発生装置を提供することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の振動発生装置は、移動体の座席に配置された複数の振動子と、前記移動体の走行状態に関する走行状態情報を取得する取得部と、前記複数の振動子の各々を前記走行状態情報に応じて制御する制御部と、を備え、前記制御部は前記複数の振動子を仮想的な振動発生源に近い振動子から順に振動させることを特徴としている。
また、請求項9に記載の振動発生方法は、移動体の座席に配置された複数の振動子を振動させる振動発生装置により実行される振動発生方法であって、前記移動体の走行状態に関する走行状態情報を取得するステップと、前記複数の振動子の各々を前記走行状態情報に応じて制御するステップと、を備え、前記制御するステップでは、前記複数の振動子を仮想的な振動発生源に近い振動子から順に振動させることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施例に係る振動発生装置を模式的に示すブロック図である。
前記振動発生装置の振動子が移動体の座席に設けられた様子を示す斜視図である。
前記振動子を示す斜視図である。
図3におけるV1-V1線に沿った断面を示す断面図である。
前記振動子の振動変位の時間変化を示すグラフである。
前記振動発生装置の制御部が実行する強調処理の一例を示すフローチャートである。
前記強調処理における第1処理及び第2処理によって決定される振動強度と走行速度との関係の一例を示すグラフである。
前記第1処理及び前記第2処理によって決定される振動強度と走行速度との関係の他の例を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る振動発生装置は、移動体の座席に配置された複数の振動子と、移動体の走行状態に関する走行状態情報を取得する取得部と、複数の振動子の各々を走行状態情報に応じて制御する制御部と、を備える。
【0009】
エンジン車において生じる実際のエンジン振動は、座席の各位置において、振動強度や振動発生タイミング等が異なる。そこで、座席に配置された複数の振動子の各々を、走行状態情報に応じて振動を制御することにより、再現度の高い擬似的なエンジン振動を発生させることができる。
【0010】
走行状態情報は、移動体の動力源回転数と、アクセル開度と、走行速度と、のうち少なくとも1つを含んでいればよい。即ち、動力源回転数(エンジンの回転数又はモータの回転数)に基づいて振動を制御してもよいし、アクセル開度に基づいて振動を制御してもよいし、走行速度に基づいて振動を制御してもよいし、これらの組み合わせに基づいて振動を制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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