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公開番号2025116166
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2025091766,2024037574
出願日2025-06-02,2019-02-07
発明の名称制御装置
出願人パイオニア株式会社
代理人個人,個人
主分類G01S 17/87 20200101AFI20250731BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数のセンサを用いて検出範囲を広げる場合において、電磁波の強度が強くなりすぎたり誤った信号を検出する可能性のある領域が生じないようにする。
【解決手段】照射システム(100)は、複数の照射装置(1)及び制御装置(2)を備えている。複数の照射装置(1)は、第1方向に隣り合って配置されている。複数の照射装置(1)のそれぞれは、電磁波を、第1方向に移動させつつ、第1方向とは異なる第2方向にも移動可能である。制御装置(2)は、複数の照射装置を制御する。詳細には、制御装置(2)は、制御装置と、所定のタイミングにおける、複数の照射装置(1)のそれぞれによる電磁波の照射位置を、少なくとも第2の方向に所定距離以上離れさせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に隣り合って配置されている複数の照射装置を制御する制御装置であって、
前記複数の照射装置のそれぞれは、電磁波の照射位置を、前記第1方向に移動させつつ、前記第1方向とは異なる第2方向にも移動可能であり、
所定のタイミングにおける、前記複数の照射装置のそれぞれによる前記電磁波の照射位置が、少なくとも前記第2方向に所定距離以上離れるように制御する、制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年は、車両などの移動体に、光などの電磁波を照射してその反射波を検出するセンサを設け、このセンサの検出結果を用いて移動体の制御を行うことがある。このような用途のセンサでは、出射する電磁波は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などのデバイスを用いて移動されている。
【0003】
電磁波を移動させるためのデバイスの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のデバイスは可動式の反射ミラーを有している。この反射ミラーは、電極に生じる静電気力によって振動する。この静電気力は、電極に印加される電圧によって制御される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-167254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
可動式の反射ミラーを用いて電磁波の移動させる場合、反射ミラーは、電磁波の照射位置を、第1方向に移動させつつ、第1方向とは異なる第2方向にも移動させる。一方、検出範囲を広げるために、複数のセンサを並列して用いることがある。この場合、複数のセンサの検出範囲は並んでいるが、隣り合う検出範囲の間に隙間が生じないようにするために、隣り合う検出範囲の端が互いに重ねる必要がある。このようにすると、その重なった部分において電磁波の強度が強くなりすぎる可能性が出てくる。また、その重なった部分において、対象物からの反射波に伴う受信信号が、自身が照射した電磁波による受信信号か隣接したセンサが照射した電磁波による受信信号かの区別ができないため、誤った信号を検出してしまう可能性が出てくる。
【0006】
本発明が解決しようとする課題としては、複数のセンサを用いて検出範囲を広げる場合において、電磁波の強度が強くなりすぎたり誤った信号を検出する可能性がある領域が生じないようにすることが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、第1方向に隣り合って配置されている複数の照射装置を制御する制御装置であって、
前記複数の照射装置のそれぞれは、電磁波の照射位置を、前記第1方向に移動させつつ、前記第1方向とは異なる第2方向にも移動可能であり、
所定のタイミングにおける、前記複数の照射装置のそれぞれによる前記電磁波の照射位置が、少なくとも前記第2の方向に所定距離以上離れるように制御する、制御装置である。
【0008】
本発明の一例は、複数の照射装置と、
前記複数の照射装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記複数の照射装置のそれぞれは、電磁波の照射位置を、前記第1方向に移動させつつ、前記第1方向とは異なる第2方向にも移動可能であり、
前記制御装置は、所定のタイミングにおける、前記複数の照射装置のそれぞれによる前記電磁波の照射位置を、少なくとも第2の方向に所定距離以上離れるように制御する、照射システムである。
【0009】
本発明の一例は、第1方向に隣り合って配置されている複数の照射装置を制御する制御装置に利用される制御方法であって、
前記複数の照射装置のそれぞれは、電磁波の照射位置を、前記第1方向に移動させつつ、前記第1方向とは異なる第2方向にも移動可能であり、
所定のタイミングにおける、前記複数の照射装置のそれぞれによる前記電磁波の照射位置が、少なくとも前記第2の方向に所定距離以上離れるように制御する工程を含む、制御方法である。
【0010】
本発明の一例は、コンピュータを、照射装置を制御する制御装置として機能させるためのプログラムであって、
前記照射装置は、電磁波の照射位置を、前記第1方向に移動させつつ、前記第1方向とは異なる第2方向にも移動可能であり、
前記コンピュータに、
前記第2方向において、前記電磁波の照射位置を基準からどれだけずらすかを示す情報を記憶する機能と、
前記第2方向における前記基準を受信し、受信した前記基準と前記記憶している情報とを用いて、前記電磁波の照射方向を制御する機能と、
を持たせるプログラムである。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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