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公開番号2025139142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037923
出願日2024-03-12
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
出願人パイオニア株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250918BHJP(信号)
要約【課題】移動体の移動状況を適切に把握することが可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、第1の算出部と、第2の算出部と、抽出部と、情報取得部と、を有する。第1の算出部は、出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する。第2の算出部は、経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する。抽出部は、第1の所要時間及び第2の所要時間に基づき、経路に含まれる各リンクの中から、所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する。情報取得部は、特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出部と、
前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出部と、
前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出部と、
前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記抽出部は、前記経路に含まれる各リンクのうち、前記第2の所要時間が前記第1の所要時間の前記時間幅の下限を下回るリンク、及び、前記第2の所要時間が前記第1の所要時間の前記時間幅の上限を超えるリンクのうちの少なくとも一方を前記特殊リンクとして抽出する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記第2の所要時間が前記第1の所要時間の前記時間幅の下限を下回るリンクが前記特殊リンクとして抽出された場合に、前記特殊リンクにおいて前記所定の移動体が標準速度よりも高速に移動していたことを示す情報を前記特殊な情報として取得する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報取得部は、前記第2の所要時間が前記第1の所要時間の前記時間幅の上限を超えるリンクが前記特殊リンクとして抽出された場合に、前記特殊リンクにおいて前記所定の移動体が渋滞に遭遇したことを示す情報を前記特殊な情報として取得する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記第2の所要時間が前記第1の所要時間の前記時間幅の上限を超えるリンクが前記特殊リンクとして抽出された場合に、前記特殊リンクに存在する立寄地に前記所定の移動体が立寄ったことを示す情報を前記特殊な情報として取得する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記特殊な情報を含む提示情報を提示させる提示制御部をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出工程と、
前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出工程と、
前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出工程と、
前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得工程と、
を有する情報処理方法。
【請求項8】
コンピュータにより実行されるプログラムであって、
出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出部、
前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出部、
前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出部、及び、
前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得部として前記コンピュータを機能させるプログラム。
【請求項9】
請求項8に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体の移動状況を取得する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
移動体の移動状況を取得する技術が提案されている。
【0003】
具体的には、例えば、特許文献1には、車載渋滞情報収集システムにおいて、所定区画における車両の平均車速と、当該所定区画における道路種別に応じた渋滞判定速度と、を比較することにより、当該所定区間が渋滞であるか否かを判定する観点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-134195号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示された技術によれば、移動体の移動状況を適切に把握することができない、という課題が生じている。
【0006】
本開示は、上記の課題を鑑み、移動体の移動状況を適切に把握することが可能な情報処理装置を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項に記載の発明は、情報処理装置であって、出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出部と、前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出部と、前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出部と、前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得部と、を有する。
【0008】
請求項に記載の発明は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出工程と、前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出工程と、前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出工程と、前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得工程と、を有する。
【0009】
請求項に記載の発明は、コンピュータにより実行されるプログラムであって、出発地から目的地までの経路に含まれる各リンクについて、複数の移動体がリンクの通過に要した時間の分布に対応する時間幅を有する第1の所要時間を算出する第1の算出部、前記経路に含まれる各リンクについて、所定の移動体がリンクの通過に要した第2の所要時間を算出する第2の算出部、前記第1の所要時間及び前記第2の所要時間に基づき、前記経路に含まれる各リンクの中から、前記所定の移動体に特有な移動状況が発生している少なくとも1つのリンクを特殊リンクとして抽出する抽出部、並びに、前記特殊リンクに対応する特殊な情報を取得する情報取得部として前記コンピュータを機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例に係る案内システムの構成例を示す図。
実施例に係る情報処理装置の概略構成を示す図。
n個のリンクを含む案内経路の一例を示す図。
リンクの通過に要した所要時間の時間分布の一例を示す図。
情報処理装置の処理により得られた情報の表示例を示す図。
情報処理装置の処理により得られた情報の表示例を示す図。
情報処理装置の処理により得られた情報の表示例を示す図。
情報処理装置により行われる処理の一例を示すフローチャート。
変形例に係る案内システムの構成例を示す図。
変形例に係るサーバ装置の概略構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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