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公開番号2025140302
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039621
出願日2024-03-14
発明の名称ルームミラー装置
出願人パイオニア株式会社
代理人弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類B60R 1/12 20060101AFI20250919BHJP(車両一般)
要約【課題】車両内の乗員の生体情報を適切に検知することが可能なルームミラー装置を提供する。
【解決手段】
車両用のルームミラー装置であって、ハウジングと、ハウジングの1の面に設けられた長手形状のミラー面を有するミラーと、ハウジング内に配され、車両の室内に向けて電磁波を照射し、且つ当該電磁波が物体によって反射された反射波を受信して、反射波の受信結果を出力するレーダ部と、を有し、電磁波の照射範囲の中心を通る中心線は、ミラー面の法線に対してミラー面の短手方向に沿った軸周りに所定の角度だけ傾いている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両用のルームミラー装置であって、
ハウジングと、
前記ハウジングの1の面に設けられた長手形状のミラー面を有するミラーと、
前記ハウジング内に配され、前記車両の室内に向けて電磁波を照射し、且つ当該電磁波が物体によって反射された反射波を受信して、前記反射波の受信結果を出力するレーダ部と、
を有し、
前記電磁波の照射範囲の中心を通る中心線は、前記ミラー面の法線に対して前記ミラー面の短手方向に沿った軸周りに所定の角度だけ傾いていることを特徴とするルームミラー装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記受信結果は、前記車両の乗員の生体情報の取得に資することを特徴とする請求項1に記載のルームミラー装置。
【請求項3】
前記反射波の受信結果に基づいて前記車両の乗員の生体情報を取得する生体情報取得部を備えることを特徴とする請求項2に記載のルームミラー装置。
【請求項4】
前記車両の乗員の生体情報に基づいて当該乗員の現在の健康状態を判定し、当該判定した健康状態に応じた通知を前記車両内に報知する報知部を備えることを特徴とする請求項3に記載のルームミラー装置。
【請求項5】
前記レーダ部は、前記ハウジングの前記ミラー面の長手方向における両端部のいずれかに配されていることを特徴とする請求項1に記載のルームミラー装置。
【請求項6】
前記車両のルームミラーに固定するための固定部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のルームミラー装置。
【請求項7】
前記生体情報は、前記車両の乗員の心拍数及び呼吸数の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載のルームミラー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のルームミラー装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ミリ波を出射するレーダ装置を用いて車両の搭乗者の生体情報を監視するシステムが開示されている。例えば、特許文献1には、車両の乗員の心拍数や呼吸数をミリ波によって検知するレーダモジュールが搭載されたルームミラーを含む搭乗者監視システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-509146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1に開示のルームミラーを車両の出発時に運転者が自分の方へ向くように動かした場合には、助手席側に対するレーダモジュールの検知精度が低下してしまい、助手席に座る人の心拍数や呼吸数を正確に検知することができなくなる恐れがある。
【0005】
また、例えば、レーダモジュールによる検知時に車両の乗員の生体情報を早期に検知可能とするために最初に信号解析を実施する領域を設定する場合、当該領域からターゲットの位置がずれてしまうと生体情報を検知するまでに時間が掛かってしまう恐れがある。
【0006】
本発明は、上記した課題の少なくとも一つの課題を解決するものであって、車両内の乗員の生体情報を適切に検知することが可能なルームミラー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載のルームミラー装置は、車両用のルームミラー装置であって、ハウジングと、ハウジングの1の面に設けられた長手形状のミラー面を有するミラーと、ハウジング内に配され、車両の室内に向けて電磁波を照射し、且つ当該電磁波が物体によって反射された反射波を受信して、反射波の受信結果を出力するレーダ部と、を有し、電磁波の照射範囲の中心を通る中心線は、ミラー面の法線に対してミラー面の短手方向に沿った軸周りに所定の角度だけ傾いていることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係るルームミラー装置が搭載された車両の前席部分を上から見た図である。
実施例1に係るルームミラー装置の正面図である。
実施例1に係るルームミラー装置の背面図である。
実施例1に係るルームミラー装置の平面図である。
実施例1に係るルームミラー装置の側面図である。
実施例1に係るレーダユニットの構成の一例を示すブロック図である。
実施例1に係るレーダユニットによってなされる信号処理の例を示す図である。
実施例1に係るルームミラー装置の変形例の平面図である。
実施例2に係るルームミラー装置が搭載された車両の運転席部分を横から見た図である。
実施例2に係るレーダユニットの構成の一例を示すブロック図である。
実施例2に係るレーダユニットによって実行される制御ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。
実施例3に係るルームミラー装置が搭載された車両の運転席部分を横から見た図である。
実施例3に係るレーダユニットによって実行される制御ルーチンのフローチャートの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照して具体的に説明する。なお、図面において同一の構成要素については同一の符号を付け、重複する構成要素の説明は省略する。
【実施例】
【0010】
まず、図1を用いて、実施例1に係るルームミラー装置100の概要について説明する。図1は、実施例1に係る車両Mの前席部分を上から見た図である。図1においては、車両Mのボディを二点鎖線で示し、車両M内に存在する物体、座席、ハンドル及び人物等を実線で示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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