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公開番号2025128736
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2024025614
出願日2024-02-22
発明の名称塗膜の製造方法、および塗膜の膜厚測定方法
出願人PLジャパン株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類B05D 7/14 20060101AFI20250827BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】外壁について、客観的な塗膜保証を実現できる塗膜の製造方法を提供する。
【解決手段】略平滑な導電性金属部分を含む下地の上に無機塗料組成物を塗布し、無機塗膜層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法。
【選択図】なし


特許請求の範囲【請求項1】
略平滑な導電性金属部分を含む下地の上に無機塗料組成物を塗布し、無機塗膜層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
導電性金属部分と、導電性金属部分以外の下地との段差が2000μm以下である、請求項1に記載の塗膜の製造方法。
【請求項3】
導電性金属部分が、下地に埋設された導電性金属部材により形成されている、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項4】
導電性金属部分の材質がステンレスである、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項5】
無機塗膜層のウェット膜厚が100μm以上である、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項6】
得られる塗膜のドライ膜厚が50μm以上である、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項7】
さらに、無機塗膜層を形成する工程の前に、前記下地の表面にプライマー層を形成する工程を含む、請求項1または2に記載の塗膜の製造方法。
【請求項8】
請求項1または2に記載の製造方法により、塗膜を形成する工程、および、
形成された塗膜の膜厚を、渦電流式膜厚計、または電磁式膜厚計で測定する工程を含む、
膜厚測定方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塗膜の製造方法、および塗膜の膜厚測定方法に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
国内塗料市場の中で最大のシェアを持っている市場は建築塗料である。その建築塗料市場の中でも住宅改修用途が最大の割合を占める。住宅改修市場は、成長市場であるため、多くのリフォーム業者が参入している。外壁の改修時の塗膜に対する施主の要望は、塗膜の耐久性を向上し、高額な費用を要する住宅改修のスパンを極力引き延ばすことである。この要望に対し、各リフォーム会社は、テトラフルオロエチレン樹脂などを含む耐久性を有する塗料を採用すると同時に、塗膜保証を行うことで差別化をはかっている。
【0003】
しかし、これまでに行われている塗膜保証は、例えば「目視外観における著しい変化の有無」といった観念的なものであり、客観性に乏しいため、施主からは十分な信頼を得られていないのが実情である。定量的で明確な判断基準に基づく膜厚保証を行うことが求められている。このように、外壁の塗膜保証を可能とする塗布(塗装)技術、および膜厚測定技術が求められている。
【0004】
特許文献1は、導電性プライマー層を含む塗膜の膜厚を、渦電流式膜厚計で計測する方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-206412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、外壁について、客観的な塗膜保証を実現できる塗膜の製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、略平滑な導電性金属部分を含む下地の上に無機塗料組成物を塗布することにより前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、本発明は、略平滑な導電性金属部分を含む下地の上に無機塗料組成物を塗布し、無機塗膜層を形成する工程を含む、塗膜の製造方法に関する。
【0009】
導電性金属部分と、導電性金属部分以外の下地との段差が2000μm以下であることが好ましい。
【0010】
導電性金属部分が、下地に埋設された導電性金属部材により形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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