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公開番号
2025128406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2025106978,2019239269
出願日
2025-06-25,2019-12-27
発明の名称
リクライニング椅子
出願人
株式会社イトーキ
代理人
個人
,
個人
主分類
A47C
7/38 20060101AFI20250826BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】ヘッドレストが背もたれに対して相対的に前向き回動する椅子において、ヘッドレストと頭とのずれを無くして使用感を向上させる。
【解決手段】ヘッドレスト4は本体72を備えており、左右の連結部材81,82によって背もたれ3に上下動自在及び前後回動可能に連結されている。下連結部材82は円弧溝85を有しており、ヘッドレスト4は、使用者の頭と当接する部分(ヘッドポイント)よりも下方でかつサイド円弧溝85の曲率半径の中心85aを回動中心として回動する。回動中心85aは使用者の首の近くに位置しているため、ヘッドレスト4が前向き回動するにおいて、使用者の頭との当接点であるヘッドポイント125はあまり変化しない。このため、ヘッドレスト4が使用者の頭に対してずれ動くことはなくて、使用感に優れている。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
背もたれの上方に、ヘッドレストが前記背もたれに対して相対的に前向き回動し得るように配置されている構成であって,
前記ヘッドレストの回動中心を、使用者の頭が当たる部位であるヘッドポイントよりも下方でかつ、当該ヘッドレストの最後面よりも前方に位置させている、
ヘッドレスト付き椅子。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記ヘッドレストは、前記背もたれの上方に配置された本体と、前記本体の前面に配置
され、使用者の頭を支持するヘッドサポート体とを備えており、前記回動中心が、少なくとも当該本体の左右中央部の前面よりも前方に位置している、
請求項1に記載したヘッドレスト付き椅子。
【請求項3】
前記ヘッドレストは、当該ヘッドレストの肉厚部内に配置したガイド手段を介して前記背もたれに取り付けられており、前記ヘッドレストの回動中心が前記ガイド手段よりも前に位置している、
請求項1又は2に記載したヘッドレスト付き椅子。
【請求項4】
前記本体は平面視で前向きに凹んだ形態であり、前記ガイド手段が、前記ヘッドレストの左右両端寄り部位の2か所に配置されており、前記ヘッドレストの回動中心は、少なくとも前記本体の左右中間部の前面よりも前に位置している、
請求項3に記載したヘッドレスト付き椅子。
【請求項5】
前記ガイド手段は、側面視で前向きに凹んだ円弧状ガイド部になっており、前記円弧状ガイド部の曲率半径の中心が前記ヘッドレストの回動中心になっている、
請求項2~4のうちのいずれかに記載したヘッドレスト付き椅子。
【請求項6】
前記背もたれの上端に、前記本体の内部に入り込む天部材が配置されており、前記天部材は、正面視で上面が上向きに膨れるように緩く湾曲しており、側面視では上に向けて前後幅が狭まるように緩く窄んでいる、
請求項2~5のうちのいずれかに記載したヘッドレスト付き椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願発明は、可動式のヘッドレストを備えた椅子に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
椅子において、ヘッドレストの高さや前後位置を調節可能にすることは広く行われている。例えば特許文献1,2には、ヘッドレストを支持部材に高さ調節可能でかつ上下回動可能に取り付けた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-79474号公報
特開2004-57397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1,2では、ヘッドレストの回動支点(回動中心)は当該ヘッドレストの後面よりも後ろに位置しているが、この構成では、ヘッドレストを回動させると、使用者の頭とヘッドレストとの当接点が上下動するため、最適な高さを維持するためにはヘッドレストの高さを変更せねばならないことになり、従って、ヘッドレストの調節に手間が掛かるという問題がある。
【0005】
また、ヘッドレストの最適な状態を把握するため、頭をヘッドレストに当てた状態で当ヘッドレストを回動操作することがあるが、この場合、頭をヘッドレストに当てた状態で当該ヘッドレストを回動操作すると、ヘッドレストが頭に対して上下方向にずれ動く「頭ずれ」の現象が生じて、使用者に違和感を与えるおそれがあった。
【0006】
更に、背もたれが後傾するリクライニング椅子において、背もたれの後傾動に連動してヘッドレストを背もたれに対して相対的に前向き回動させることが提案されているが、この場合も、ヘッドレストの回動支点が当該ヘッドレストの後面よりも後ろに位置していると、使用者の頭とヘッドレストと当接面が下向き動することにより「頭ずれ」の現象が発生して、使用者に違和感を与えかねないと云える。
【0007】
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明は様々な構成を有しており、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は上位概念を成すもので、
「背もたれの上方に、ヘッドレストが前記背もたれに対して相対的に前向き回動し得るように配置されている」
という構成において、
「前記ヘッドレストの回動中心を、使用者の頭が当たる部位であるヘッドポイントよりも下方でかつ、当該ヘッドレストの最後面よりも前方に位置させている」
という特徴を備えている。
【0009】
ここで、ヘッドレストの前面(例えばクッション体の前面)が側面視で前向きに膨れている場合は、当該前面の頂点部が使用者の頭(後頭部)が当たる部位であるヘッドポイントになる。他方、ヘッドレストの前面が側面視で膨れていない場合は、通常は、概ね上下中間高さ位置がヘッドポイントになるが、個人差があってヘッドレストの前面の下部に頭が当たる場合もあるので、ヘッドポイントが前面の最下部になり得ると想定して、ヘッドレストの回動中心をヘッドレストの下端よりも下方に配置したらよい。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1において、
「前記ヘッドレストは、前記背もたれの上方に配置された本体と、前記本体の前面に配置され、使用者の頭を支持するヘッドサポート体とを備えており、前記回動中心が、少なくとも当該本体の左右中央部の前面よりも前方に位置している」
という構成になっている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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