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公開番号2025128385
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2025104576,2023192817
出願日2025-06-20,2016-07-13
発明の名称後処理装置および記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】記録された記録媒体の変形をより適切に抑制して処理することができる記録後処理装置を提供する。
【解決手段】記録後処理装置200(反転装置210、ステープル装置220)は、記録された記録媒体12の後処理を行う後処理部と、前記記録媒体12が搬送される搬送経路、または、記録媒体12が載置される載置部における記録媒体12の変形を抑制する変形抑制手段を備え、変形抑制手段が、記録媒体12に対する記録処理に係る所定のパラメーターに基づき制御される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水系インクによって記録された記録媒体の後処理を行う後処理部と、
前記後処理部で後処理される前記記録媒体が載置される載置部と、
前記記録媒体に対する記録処理に係る所定のパラメーターに起因した前記載置部における前記記録媒体の変形を抑制する変形抑制手段と、
前記所定のパラメーターに基づいて前記変形抑制手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、記録を制御するプリンター制御部から前記所定のパラメーターを受信し、当該所定のパラメーターに基づいて前記記録媒体に対する前記変形抑制手段の抑制強度を変更し、
前記所定のパラメーターには前記記録媒体に記録が行われた際の条件に基づく情報が含まれることを特徴とする後処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記水系インクは、水を50質量%以上含有し、水溶性有機溶剤、界面活性剤、顔料を含むことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
【請求項3】
前記所定のパラメーターには、前記記録媒体の物性情報に基づく情報が含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の後処理装置。
【請求項4】
前記所定のパラメーターには、前記記録媒体に記録を行う環境の記録環境情報に基づく情報が含まれることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の後処理装置。
【請求項5】
前記所定のパラメーターには、前記記録媒体に記録を行うための記録データに基づく情報が含まれることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の後処理装置。
【請求項6】
前記所定のパラメーターには、前記記録媒体に記録を行ってからの経過時間に基づく情報が含まれることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の後処理装置。
【請求項7】
前記所定のパラメーターには、前記記録媒体が搬送される搬送経路または前記載置部が含まれる環境の装置環境情報が含まれることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の後処理装置。
【請求項8】
前記後処理部として、中間処理を行う中間処理部と、仕上げ処理を行う仕上げ部と、を備え、
前記中間処理部が、前記中間処理として、前記記録媒体の反転処理、または、乾燥処理を行い、
前記仕上げ部が、前記中間処理が完了した複数の前記記録媒体に対し、前記仕上げ処理として、ステープル処理、または、パンチ処理、または、ソート処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の後処理装置。
【請求項9】
記録媒体に水系インクを付与することにより記録を行う記録ヘッドと、
前記記録ヘッドによる前記記録媒体への記録を制御するプリンター制御部と、
記録された前記記録媒体の後処理を行う後処理部と、
前記後処理部で後処理される前記記録媒体が載置される載置部と、
前記記録媒体に対する記録処理に係る所定のパラメーターに起因した前記載置部における前記記録媒体の変形を抑制する変形抑制手段と、
前記所定のパラメーターに基づいて前記変形抑制手段を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記プリンター制御部から前記所定のパラメーターを受信し、当該所定のパラメーターに基づいて前記記録媒体に対する前記変形抑制手段の抑制強度を変更し、 前記所定のパラメーターには前記記録媒体に記録が行われた際の条件に基づく情報が含まれることを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、後処理装置および記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像が形成された用紙に対してステープル処理やシフト処理などの後処理を施す載置シート処理部を備えた後処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。当該後処理装置では、画像が形成された複数枚の用紙を処理トレーに載置した状態で後処理が施される。
なお、用紙に画像を形成する装置としては、例えば、液体としてのインクを液滴として吐出する記録ヘッドを備えたインクジェットプリンターなどが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-107840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、インクジェットプリンターを用いて画像を形成した場合、画像が形成された用紙は、インク(水分)の吸収やインクの乾燥などに伴ってカールする(用紙の一部が湾曲変形などする)場合がある。
このため、インクジェットプリンターで画像が形成された用紙を後処理装置の処理トレーに順次載置していった場合、先に載置された用紙のカールの程度が大きくなると、後から搬送される用紙が先に載置された用紙のカールした部分に引っ掛かって、用紙が不揃いとなってしまったり、搬送不具合が発生してしまったりする、という課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例または形態として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]
本適用例に係る記録後処理装置は、記録された記録媒体の後処理を行う後処理部と、前記記録媒体が搬送される搬送経路、または、前記記録媒体が載置される載置部における前記記録媒体の変形を抑制する変形抑制手段を備え、前記変形抑制手段が、前記記録媒体に対する記録処理に係る所定のパラメーターに基づき制御されることを特徴とする。
【0007】
記録された記録媒体は、記録材料(例えばインク)の影響により、搬送される搬送経路や載置される載置部において変形(例えばカール)する場合がある。この変形の度合い(変形量や変形による応力)は一定ではなく、記録媒体に対する記録処理に係る様々なパラメーター(例えば記録媒体の材料や記録材料、記録画像、記録環境など)によって異なる。本適用例によれば、変形抑制手段が、記録媒体に対する記録処理に係る所定のパラメーターに基づき制御されるため、より適切に記録媒体の変形を抑制することが可能となる。
【0008】
[適用例2]
上記適用例に係る記録後処理装置において、記録された前記記録媒体が、水系インクによって記録された記録媒体であることを特徴とする。
【0009】
水系インクを用いた記録は、記録媒体と親和性が高い水系インクが記録媒体に浸透するため、油系インクを用いた記録に比較して、記録後や乾燥後に記録媒体が変形する度合いが大きい。本適用例によれば、水系インクによって記録された記録媒体に対して、記録媒体の変形がより効果的に抑制された状態で記録後処理を行うことができる。
【0010】
[適用例3]
上記適用例に係る記録後処理装置において、前記水系インクは、水を50質量%以上含有し、水溶性有機溶剤、界面活性剤、顔料を含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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