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公開番号
2025127599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024380
出願日
2024-02-21
発明の名称
新規ラクチプランチバチルス・プランタルム及びその利用
出願人
岐阜県
,
アピ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C12N
1/20 20060101AFI20250826BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】穀物糖化液の風味及び/又は香味を改善できる新規ラクチプランチバチルス・プランタルム等を提供する。
【解決手段】本発明は、穀物糖化液の風味及び/又は香味の改善等に利用できるラクチプランチバチルス・プランタルム(Lactiplantibacillus plantarum subsp. plantarum)KB-11株(受託番号:NITE P-04017)を見出したものである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ラクチプランチバチルス・プランタルム(Lactiplantibacillus plantarum subsp. plantarum)KB-11株(受託番号:NITE P-04017)である新規ラクチプランチバチルス・プランタルム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
発酵により穀物糖化液の風味及び/又は香味を改善するために用いられる請求項1に記載の新規ラクチプランチバチルス・プランタルム。
【請求項3】
請求項1に記載のラクチプランチバチルス・プランタルムを含む組成物。
【請求項4】
請求項1に記載のラクチプランチバチルス・プランタルムを用いて得られた発酵組成物。
【請求項5】
穀物を糖化処理して得られた穀物糖化液の、前記ラクチプランチバチルス・プランタルムを用いて得られた発酵物を含む、請求項4に記載の発酵組成物。
【請求項6】
前記穀物が、オーツ麦、米、及び雑穀から選ばれる少なくとも一種である、請求項5に記載の発酵組成物。
【請求項7】
前記穀物が、オーツ麦である、請求項6に記載の発酵組成物。
【請求項8】
前記穀物が、米又は雑穀である、請求項6に記載の発酵組成物。
【請求項9】
請求項1に記載のラクチプランチバチルス・プランタルムを用いて穀物糖化液を発酵処理する穀物糖化液の風味及び/又は香味の改善方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規ラクチプランチバチルス・プランタルム及びその利用に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、デンプン、セルロース等の高分子量の炭水化物を含む穀物を酵素等の作用により低分子量の糖類に変化させる反応から得られる穀物糖化液が知られている。穀物糖化液は、食品への甘味料、飲料組成物等として幅広く利用されている。
【0003】
従来より、特許文献1に開示されるような穀物糖化液が知られている。特許文献1は、玄米にプロテアーゼ、セルラーゼ、ペクチナーゼ、及びアミラーゼを加えて分解処理することで得られる玄米を原料とする飲料組成物について開示する。より具体的には、まず粉砕した玄米にプロテアーゼ、セルラーゼ、ペクチナーゼを混合し、酵素分解処理した後、加熱することによってα化した膨化米粉液を得る。次いで、この米粉液にα-アミラーゼ、β-アミラーゼ、グルコアミラーゼをそれぞれ混合し、酵素分解した後、玄米の水溶性組成物を得ている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-137545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、例えば穀物糖化液の風味及び/又は香味の改善、より具体的には穀物糖化液が有する独特の穀物臭、穀物糖化液を発酵した場合に有する独特の発酵臭や酸臭、及び香りのアンバランスの改善に利用できる新規なラクチプランチバチルス・プランタルムを発見したことに基づくものである。本発明は、新規なラクチプランチバチルス・プランタルム、及びその利用を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、前記の課題を解決するべく研究した結果、穀物糖化液の風味及び/又は香味の改善等に利用できる新規ラクチプランチバチルス・プランタルムを見出した。
上記課題を解決する各態様を記載する。
【0007】
態様1の新規ラクチプランチバチルス・プランタルムは、ラクチプランチバチルス・プランタルム(Lactiplantibacillus plantarum subsp. plantarum)KB-11株(受託番号:NITE P-04017)である。
【0008】
態様2は、態様1に記載の新規ラクチプランチバチルス・プランタルムにおいて、発酵により穀物糖化液の風味及び/又は香味を改善するために用いられる。
態様3の組成物は、態様1に記載のラクチプランチバチルス・プランタルムを含む組成物である。
【0009】
態様4の発酵組成物は、態様1に記載のラクチプランチバチルス・プランタルムを用いて得られた発酵組成物である。
態様5は、態様4に記載の発酵組成物において、穀物を糖化処理して得られた穀物糖化液の、前記ラクチプランチバチルス・プランタルムを用いて得られた発酵物を含む。
【0010】
態様6は、態様5に記載の発酵組成物において、前記穀物が、オーツ麦、米、及び雑穀から選ばれる少なくとも一種である。
態様7は、態様6に記載の発酵組成物において、前記穀物が、オーツ麦である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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