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公開番号
2025127330
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024024006
出願日
2024-02-20
発明の名称
制御装置、直流配電システム、および制御方法
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250825BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】瞬低補償能力を向上できる制御装置を実現する。
【解決手段】制御装置は、AC側電流を検出するAC側電流検出器(91)と、DC側電圧を検出するDC側電圧検出器(82)と、瞬低時に、前記AC側電流が定格電流を超えない範囲で、前記DC側電圧を目標電圧に近づけるまたは前記DC側電圧を目標電圧に維持するようACDCコンバータを動作させるコンバータ制御装置(70)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
AC系統と直流負荷が接続された直流バスとを接続するACDCコンバータのAC側電流またはDC側電流を検出する電流検出部と、
前記ACDCコンバータのDC側電圧を検出する電圧検出部と、
前記AC系統の瞬低時に、前記AC側電流または前記DC側電流が前記ACDCコンバータの定格電流を超えない範囲で、前記DC側電圧を目標電圧に近づけるまたは前記DC側電圧を目標電圧に維持するよう前記ACDCコンバータを動作させる動作制御部と、を備える、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記動作制御部は、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流以下となるように前記ACDCコンバータの動作を変更する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記動作制御部は、
前記ACDCコンバータに出力電力または出力電流の指令値を出力し、
前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記指令値を減少させ、前記AC側電流または前記DC側電流が定格電流より小さくかつ前記DC側電圧が目標電圧より低ければ、前記指令値を増加させる、請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記直流バスに接続された前記直流負荷の消費電力を制限する消費電力制限部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記DC側電圧が前記目標電圧以下の第1閾値電圧より小さければ、前記直流バスに接続された前記直流負荷の消費電力を制限する消費電力制限部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記直流バスに接続された蓄電池から前記直流バスに電力を供給させる充放電制御部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記DC側電圧が前記目標電圧以下の第2閾値電圧より小さければ、前記直流バスに接続された蓄電池から前記直流バスに電力を供給させる充放電制御部をさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置と、前記ACDCコンバータとを備える、直流配電システム。
【請求項9】
AC系統と直流負荷が接続された直流バスとを接続するACDCコンバータのAC側電流またはDC側電流を検出する電流検出ステップと、
前記ACDCコンバータのDC側電圧を検出する電圧検出ステップと、
前記AC系統の瞬低時に、前記AC側電流または前記DC側電流が前記ACDCコンバータの定格電流を超えない範囲で、前記DC側電圧を目標電圧に近づけるまたは前記DC側電圧を目標電圧に維持するよう前記ACDCコンバータを動作させる動作制御ステップと、を含む、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、直流配電システム、および制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、太陽電池からのDC電力をDCAC変換器によってAC電力に変換してAC系統へ系統連系すると共に、太陽電池からのDC電力を外部のDC負荷に出力するパワーコンディショナが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-110830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、DCAC変換器は、系統の瞬低を検出したとき、ゲートブロックを行う。それゆえ、特許文献1では、瞬低における電圧低下幅が小さい場合にも、系統からの電力供給を遮断してしまい、消費電力を抑制する必要があった。または、このような消費電力の抑制を回避するために、蓄電池の容量を増大させる必要があった。言い換えると、特許文献1に開示される技術は、瞬低補償能力の観点で、改善の余地があった。
【0005】
本発明の一態様は、瞬低補償能力を向上できる制御装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る制御装置は、AC系統と直流負荷が接続された直流バスとを接続するACDCコンバータのAC側電流またはDC側電流を検出する電流検出部と、前記ACDCコンバータのDC側電圧を検出する電圧検出部と、前記AC系統の瞬低時に、前記AC側電流または前記DC側電流が前記ACDCコンバータの定格電流を超えない範囲で、前記DC側電圧を目標電圧に近づけるまたは前記DC側電圧を目標電圧に維持するよう前記ACDCコンバータを動作させる動作制御部と、を備える。
【0007】
本発明の態様2に係る制御装置では、上記態様1において、前記動作制御部は、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流以下となるように前記ACDCコンバータの動作を変更してもよい。
【0008】
本発明の態様3に係る制御装置では、上記態様2において、前記動作制御部は、前記ACDCコンバータに出力電力または出力電流の指令値を出力し、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記指令値を減少させ、前記AC側電流または前記DC側電流が定格電流より小さくかつ前記DC側電圧が目標電圧より低ければ、前記指令値を増加させてもよい。
【0009】
本発明の態様4に係る制御装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記AC側電流または前記DC側電流が前記定格電流より大きければ、前記直流バスに接続された前記直流負荷の消費電力を制限する消費電力制限部をさらに備えてもよい。
【0010】
本発明の態様5に係る制御装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記DC側電圧が前記目標電圧以下の第1閾値電圧より小さければ、前記直流バスに接続された前記直流負荷の消費電力を制限する消費電力制限部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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