TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025125998
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024022340
出願日
2024-02-16
発明の名称
ピロー包装機
出願人
日清食品株式会社
代理人
主分類
B65B
9/067 20120101AFI20250821BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数段に重ねた物品をピロー包装する際に、物品の位置ズレを軽減する方法・装置を提供する。
【解決手段】複数段に重ねた物品を順次搬送して上方より包材を被せて、ピロー包装する場合、当該包装材を被せる際に複数段に重ねた物品の上方を抑えるガイド部材29を設けておく方法を採用する。これによって物品の位置ズレを防止しつつ、良好にピロー包装を実施できる。また、ガイド部材29については複数段に重ねた物品の搬送方向に沿って下方に傾斜していてもよい。また、ガイド部材29は弾性を有する板状体であることが好ましい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の扁平状の物品を複数段に載置した積層体を連続的に略水平方向に搬送する搬送手段と、
前記積層体の上方より帯状の包装材を連続的に前記積層体を包含するように供給する包装材供給手段と、
前記積層体を包含した包装材の両端部を重ね合わせ連続的にヒートシールし筒状の包装体を形成する手段と、
該筒状の包装体について包含されるマルチパック積層体ごとに密閉するために当該積層体の搬送方向と交差する方向に順次ヒートシールする手段と、
当該ヒートシール部分で順次カットすることにより個別の包装体とする分離手段と、
を備えた、複数段に載置した積層体のピロー包装機において、
前記積層体に対して上部より包装材を供給する手前位置において、搬送する積層体の高さ位置付近において搬送方向に向かうガイド部材を設けたことを特徴とするピロー包装機。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記物品が包装されたパック商品である請求項1に記載のピロー包装機。
【請求項3】
前記積層体の搬送手段が前記積層体の後部より押圧搬送する手段である請求項1に記載のピロー包装機。
【請求項4】
前記ガイド部材が前記搬送手段の搬送方向に沿って下方に傾斜する、請求項1に記載のピロー包装機。
【請求項5】
前記ガイド部材が弾性を有する板状体である請求項1に記載のピロー包装機。
【請求項6】
複数の扁平状の物品を複数段に載置した積層体を連続的に略水平方向に搬送する搬送手段と、
前記積層体の上方より帯状の包装材を連続的に前記積層体を包含するように供給する包装材供給手段と、
前記積層体を包含した包装材の両端部を重ね合わせ連続的にヒートシールし筒状の包装体を形成する手段と、
該筒状の包装体について包含されるマルチパック積層体ごとに密閉するために当該積層体の搬送方向と交差する方向に順次ヒートシールする手段と、
当該ヒートシール部分で順次カットすることにより個別の包装体とする分離手段と、
を有する、複数段に載置した積層体のピロー包装方法において、
前記積層体に対して上部より包装材を供給する位置において、搬送する積層体の高さ位置付近であって搬送方向に向かうガイド部材を設けたことを特徴とするピロー包装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピロー包装機に関するものである。特に、複数の扁平状の物品を複数段に重ねた物品をピロー包装するための包装機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ピロー包装は種々の食品等の種々の物品の包装に利用されている。通常、一つの物品を連続的に包装することが多いが、図16に示すように搬送される同一の物品を複数段に重ね合わせて積層体とし、これらをまとめて搬送し、一つのピロー包装とすることも行われ
る場合がある。
【0003】
一方、このような複数の物品を複数段に重ねた状態のまま、ピロー包装すると、稀に物品同士の位置ズレが生じ、ピロー包装時に位置ズレによって包装不良が生じする場合があった。
このような課題を解決についての直接の先行技術は無く、例えば、以下の先行技術文献1に示すように複数の起立状態の製品を搬送方向に並べ、その前後をフィンガーによって搬送するタイプにおいて、製品の崩れを防止するとともに、空袋の発生をも防止できるピロー包装機についての発明が開示されている程度である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-138680
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明者らは、複数段に重ねた物品をピロー包装する際に、物品の位置ズレを軽減する方法について種々検討した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らの鋭意研究の結果、複数段に重ねた物品を順次搬送して上方より包材を被せて、ピロー包装する場合、当該包装材を被せる際に複数段に重ねた物品の上方を抑えるガイド部材を設けておくと位置ズレを防止しつつ、良好にピロー包装を実施できることを見出した。
【0007】
すなわち、本願第一の発明は、
“複数の扁平状の物品を複数段に載置した積層体を連続的に略水平方向に搬送する搬送手段と、
前記積層体の上方より帯状の包装材を連続的に前記積層体を包含するように供給する包装材供給手段と、
前記積層体を包含した包装材の両端部を重ね合わせ連続的にヒートシールし筒状の包装体を形成する手段と、
該筒状の包装体について包含されるマルチパック積層体ごとに密閉するために当該積層体の搬送方向と交差する方向に順次ヒートシールする手段と、
当該ヒートシール部分で順次カットすることにより個別の包装体とする分離手段と、
を備えた、複数段に載置した積層体のピロー包装機において、
前記積層体に対して上部より包装材を供給する手前位置において、搬送する積層体の高さ位置付近において搬送方向に向かうガイド部材を設けたことを特徴とするピロー包装機。“、である。
【0008】
次に、本発明においては、前記物品が包装されたパック商品である場合に好適に利用することができる。
すなわち、本願第二の発明は、
“前記物品が包装されたパック商品である請求項1に記載のピロー包装機。”、である。
【0009】
次に、本発明においては、前記積層体の搬送が積層体の後部より押圧搬送するタイプが好ましい。
すなわち、本願第三の発明は、
“前記積層体の搬送手段が前記積層体の後部より押圧搬送する手段である請求項1に記載のピロー包装機。”、である。
【0010】
次に、本発明については前記ガイド部材が物品の搬送方向に沿って下方に傾斜するタイプが好ましい。
すなわち、本願第四の発明は、
“前記ガイド部材が前記搬送手段の搬送方向に沿って下方に傾斜する、請求項1に記載のピロー包装機。”、である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日清食品ホールディングス株式会社
調理方法決定システム及び調理方法決定方法
1か月前
個人
束ね具
17日前
個人
収容箱
4か月前
個人
バンド
3か月前
個人
テープ引出機
17日前
個人
包装容器
2か月前
個人
棒状体収容容器
21日前
個人
廃棄物収容容器
3か月前
個人
蓋閉止構造
5か月前
株式会社和気
包装用箱
1か月前
個人
蓋閉止構造
5か月前
個人
積み重ね用補助具
3か月前
株式会社バンダイ
物品
1か月前
三甲株式会社
容器
2か月前
株式会社ナベル
検査装置
29日前
株式会社新弘
容器
4か月前
個人
介護用コップ
3か月前
個人
コード折り畳み器具
5か月前
株式会社KY7
封止装置
4か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
三甲株式会社
運搬具
9日前
三甲株式会社
運搬具
22日前
個人
テープカッター
4か月前
個人
穴タブ付きフタの容器
4か月前
株式会社デュプロ
制御装置
4か月前
個人
ブリスタ包装体
2か月前
個人
計量キャップ付き容器
8日前
株式会社デュプロ
包装装置
3か月前
個人
反射板のある袋
4か月前
個人
簡単レジ袋オープナー
3か月前
株式会社共走
保冷容器
5か月前
個人
情報端末用収納袋
5か月前
個人
容器
2か月前
個人
異常検知式部品供給装置
2か月前
株式会社高木包装
搬送箱
2か月前
日清食品株式会社
ピロー包装機
3か月前
続きを見る
他の特許を見る