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公開番号2025125469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021536
出願日2024-02-15
発明の名称コンテナ輸送方法、コンテナ及びトレーラ
出願人新明和工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B65D 90/00 20060101AFI20250820BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】輸送効率の低下を抑制しつつ、小口又は中口のコンテナ輸送を実現する。
【解決手段】コンテナ輸送方法は、トレーラ2の荷台20又はトラック31、32の荷台に、荷物輸送用の第1のコンテナ131を積載し、第1のコンテナの上に、荷物輸送用の第2のコンテナ132を積載し、第1のコンテナ及び第2のコンテナが上下に積み重なった状態で、輸送先まで、トレーラが牽引される又は前記トラックが走行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレーラの荷台又はトラックの荷台に、荷物輸送用の第1のコンテナを積載し、
前記第1のコンテナの上に、荷物輸送用の第2のコンテナを積載し、
前記第1のコンテナ及び前記第2のコンテナが上下に積み重なった状態で、輸送先まで、前記トレーラが牽引される又は前記トラックが走行する、コンテナ輸送方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコンテナ輸送方法において、
前記第1のコンテナの上に前記第2のコンテナが積載される際に、前記第1のコンテナの係合突起が、前記第2のコンテナの下部の係合孔に係合する、コンテナ輸送方法。
【請求項3】
請求項2に記載のコンテナ輸送方法において、
前記第1のコンテナが前記荷台に積載される際に、前記第1のコンテナが前記荷台の作用部の作用を受けることにより、前記第1のコンテナの前記係合突起が、前記第1のコンテナの上部から上方へ突出しない格納状態から、前記第1のコンテナの上部から上方へ突出する突出状態へ移行する、コンテナ輸送方法。
【請求項4】
請求項3に記載のコンテナ輸送方法において、
前記第1のコンテナの上に積載された前記第2のコンテナの係合突起は、前記第2のコンテナの上部から上方へ突出しない格納状態を維持する、コンテナ輸送方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のコンテナ輸送方法に用いられるコンテナであって、
前記荷台に接する下部と、前記第2のコンテナの下部が接する上部とを有し、かつ上下に積み重ね可能な本体と、
前記上部の上に積み重ねられた前記第2のコンテナの前記係合孔に係合する係合突起と、
前記下部が前記荷台に接した状態において前記荷台の作用部の作用を受けて前記係合突起を前記上部から上方へ突出する突出状態とし、前記下部が前記荷台から離れた状態において前記係合突起を前記上部から突出しない格納状態にする、切替機構と、
を備えた、コンテナ。
【請求項6】
請求項5に記載のコンテナにおいて、
前記切替機構は、
前記下部に位置し、かつ前記下部が前記荷台に接した状態において、前記作用部が当接することにより回動するレバーと、
前記レバー及び前記係合突起を互いに連結し、かつ前記レバーの回動を前記係合突起の回動へ伝達して前記係合突起を前記格納状態から前記突出状態へ切り替えるロッドと、
含む、コンテナ。
【請求項7】
請求項5に記載のコンテナにおいて、
前記切替機構は、
前記下部に位置し、かつ前記下部が前記荷台に接した状態において、前記作用部が近接又は当接することによりオンになるスイッチと、
前記係合突起に連結され、かつ前記スイッチのオン信号を受けて前記係合突起を前記格納状態から前記突出状態へ切り替えるアクチュエータと、
を含む、コンテナ。
【請求項8】
請求項6に記載のコンテナが積載されるトレーラであって、
荷台から上方に突出すると共に、前記コンテナが前記荷台に載置された状態において前記第1レバーに当接して、前記第1レバーを回動させる作用部を備えた、トレーラ。
【請求項9】
請求項7に記載のコンテナが積載されるトレーラであって、
荷台から上方に突出すると共に、前記コンテナが前記荷台に載置された状態において前記スイッチに近接又は当接して、前記スイッチにオン信号を出力させる作用部を備えた、トレーラ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、コンテナ輸送方法、コンテナ及びトレーラに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、例えばCO2排出量の削減及び/又は人手不足の解消のために、モーダルシフトが求められている。ここでいうモーダルシフトは、例えばトラックによって行われていた陸上輸送の一部を、鉄道又は船舶によって輸送することである。
【0003】
鉄道又は船舶による輸送時には、コンテナが用いられる。鉄道輸送には、一般的に12ftコンテナ(最大積載重量5t(トン))が用いられ、船舶輸送には、例えば20ftコンテナ(最大積載重量30t)が用いられる。
【0004】
特許文献1又は2には、従来の連結具が記載されている。連結具は、船舶輸送時に船舶の揺れに対して荷崩れしないように、上下に積み重ねられる第1のコンテナ及び第2のコンテナを連結する。特許文献1又は2に記載された連結具は、全自動式である。全自動式の連結具は、第2のコンテナの底面に予め装着されており、第2のコンテナを第1のコンテナの上に積み重ねる際に、第2のコンテナを第1のコンテナの位置に合わせて下ろせば、連結具が第1のコンテナ上面の係合孔に自動的に嵌合し、かつ第2のコンテナを吊り上げることにより、連結具の連結が第1のコンテナの係合孔から自動的に外れる。
【0005】
従来の全自動式の連結具は、コンテナの底面から下方に突出する。コンテナを地面に置く場合には、地面に設置されている受け具に連結具が挿入されるようにする。全自動式の連結具が取り付けられたコンテナは、そのまま平らな地面に置くことができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-76636号公報
特開2008-174294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
コンテナ輸送は、コンテナが埋まる量の荷物を集めないと輸送効率が低下する。トラックによって行われている陸上輸送は、小口又は中口輸送がほとんどであり、単独の荷主による輸送である。なお、ここでいう単独の荷主は、貨物輸送事業者に荷物を輸送させる者の他に、貨物輸送事業者を含むとする。
【0008】
トラックによって行われている陸上輸送の一部をコンテナ輸送へ切り替えようとしても、単独の荷主が12ftコンテナ又は20ftコンテナを埋めることは、難しい。
【0009】
そこで、複数の荷主が、一つのコンテナに荷物を混載することが考えられる。ところが、荷物の混載は、荷物の到着地において、荷物をコンテナから出して荷主毎に仕分けして再梱包したり、仕分けした荷物をトラックに積み換えたりする作業を発生させる。こうした作業は、輸送効率を低下させる。また、荷物の混載を前提としたコンテナ輸送は、荷物の仕分けに際してプライバシーが確保できないという問題もある。
【0010】
ここに開示する技術は、輸送効率の低下を抑制しつつ、小口又は中口のコンテナ輸送を実現する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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