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公開番号2025125414
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021457
出願日2024-02-15
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人株式会社MIXI
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20250820BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザを認証するための情報として複数の認証情報が登録可能な場合にユーザの認証精度が向上する方向にユーザを好適に誘導する情報処理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】サーバ及びロボットが通信回線を介して接続する情報処理システムにおいて、情報処理装置の制御部は、第1周囲情報取得部、第2周囲情報取得部と登録制御部及び登録促進部を備える。第1周囲情報取得部は情報処理装置の周囲環境に関する第1周囲情報を取得し、第2周囲情報取得部は情報処理装置の周囲環境に関する第2周囲情報を取得し、登録制御部は第1周囲情報に基づく情報を、第1ユーザを認証するための第1認証情報として登録させ、第1周囲情報と第1認証情報とに基づいて第1ユーザの認証に成功した場合で、第2周囲情報に基づく情報が、第1ユーザを認証するための第2認証情報として登録されていないときは、第1ユーザに対して第2認証情報の登録を促す。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1周囲情報取得部と第2周囲情報取得部と登録制御部と登録促進部とを備える情報処理装置であって、
前記第1周囲情報取得部は、前記情報処理装置の周囲環境に関する第1周囲情報を取得し、
前記第2周囲情報取得部は、前記情報処理装置の周囲環境に関する第2周囲情報を取得し、
前記登録制御部は、第1ユーザについて前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報に基づく情報を、前記第1ユーザを認証するための第1認証情報として登録させ、
前記登録促進部は、前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報と前記第1認証情報とに基づいて前記第1ユーザの認証に成功した際、前記第1ユーザについて前記第2周囲情報取得部により取得される第2周囲情報に基づく情報が前記第1ユーザを認証するための第2認証情報として登録されていない場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記登録促進部は、前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報と前記第1認証情報とに基づいて前記第1ユーザの認証に成功した際、前記第1または第2周囲情報取得部により取得される第1または第2周囲情報に基づく前記情報処理装置の周囲環境が所定条件を満たしている場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促さない、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記登録促進部は、前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報と前記第1認証情報とに基づいて前記第1ユーザの認証に成功した際、前記第1または第2周囲情報取得部により取得される第1または第2周囲情報に基づく前記情報処理装置の周囲環境が所定条件を満たしている状態から前記所定条件を満たさない状態に変化した場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定条件は、室外であり、
前記登録促進部は、前記第1または第2周囲情報取得部により取得される第1または第2周囲情報に基づく前記情報処理装置の周囲環境が前記所定条件を満たしている場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促さず、前記情報処理装置の周囲環境が前記所定条件を満たしていない場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1周囲情報取得部は、前記第1周囲情報として、前記情報処理装置の周囲音を取得し、
前記第2周囲情報取得部は、前記第2周囲情報として、前記情報処理装置の周囲画像を取得し、
前記登録促進部は、前記第1または第2周囲情報取得部により取得された前記第1または第2周囲情報に基づいて前記情報処理装置の周囲に存在するユーザの数が複数であると判定される場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促さず、その後、前記情報処理装置の周囲に存在するユーザの数が1人であると判定されて所定時間が経過後、前記第1または第2周囲情報取得部により取得された前記第1または第2周囲情報に基づいて前記情報処理装置の周囲に存在するユーザが前記第1ユーザであると判定されるとき、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記登録促進部は、現在の時間に応じて、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促すか否かを異ならせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記登録制御部は、前記第1ユーザについて前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報に基づく前記第1ユーザの声を、前記第1認証情報として登録させ、
前記登録促進部は、前記第1ユーザについて前記第2周囲情報取得部により取得される第2周囲情報に基づいて前記第1ユーザが前記情報処理装置に対して所定の位置に存在すると判定される場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1周囲情報取得部は、前記第1周囲情報として、前記情報処理装置の周囲音を取得し、
前記第2周囲情報取得部は、前記第2周囲情報として、前記情報処理装置の周囲画像を取得し、
前記登録促進部は、前記第1および第2周囲情報取得部により取得される第1および第2周囲情報に基づいて前記第1ユーザが前記情報処理装置に対して所定の距離内に存在し、かつ、前記情報処理装置の周囲音の音量が所定音量以下であると判定される場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
環境解析部と認証部とをさらに備え、
前記環境解析部は、前記第1および第2周囲情報取得部により取得される第1および第2周囲情報に基づいて、前記情報処理装置の周囲環境を解析し、
前記認証部は、前記周囲環境の解析結果に応じて、前記情報処理装置の周囲に存在する前記第1ユーザを認証する際に前記第1認証情報および前記第2認証情報のそれぞれを使用する度合いを異ならせる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1周囲情報取得部は、前記第1周囲情報として、前記情報処理装置の周囲音を取得し、
前記第2周囲情報取得部は、前記第2周囲情報として、前記情報処理装置の周囲画像を取得し、
前記認証部は、前記周囲環境の解析結果として前記情報処理装置の周囲の明るさが所定明るさ以下である場合、前記情報処理装置の周囲に存在する前記第1ユーザを認証する際、前記第2認証情報よりも前記第1認証情報を使用する度合いを大きくする、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パスワードや生体情報などを予め登録し、利用者から受け付けたパスワードや生体情報と登録した情報とが一致するか否かを判定することで、利用者の認証が行われている。また、さらに高いセキュリティ性や認証精度を確保するため、使い捨てのパスワードを用いるワンタイムパスワード認証や、複数種類の認証を用いる多要素認証も用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1は、生体情報、所持情報、知識情報、および知識情報の2以上の情報を用いる多要素認証を開示している。また、特許文献2は、顔や音声などの複数の生体情報を用いる多要素認証を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-111608号公報
特表2017-535986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1,2のように、ユーザを認証するための情報として複数の認証情報が登録可能な技術において、ユーザの認証精度が向上する方向に当該ユーザを好適に誘導する点において改善の余地を残しているという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、ユーザを認証するための情報として複数の認証情報が登録可能な場合において、ユーザの認証精度が向上する方向に当該ユーザを好適に誘導することが可能な情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る情報処理装置は、
第1周囲情報取得部と第2周囲情報取得部と登録制御部と登録促進部とを備える情報処理装置であって、
前記第1周囲情報取得部は、前記情報処理装置の周囲環境に関する第1周囲情報を取得し、
前記第2周囲情報取得部は、前記情報処理装置の周囲環境に関する第2周囲情報を取得し、
前記登録制御部は、第1ユーザについて前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報に基づく情報を、前記第1ユーザを認証するための第1認証情報として登録させ、
前記登録促進部は、前記第1周囲情報取得部により取得される第1周囲情報と前記第1認証情報とに基づいて前記第1ユーザの認証に成功した際、前記第1ユーザについて前記第2周囲情報取得部により取得される第2周囲情報に基づく情報が前記第1ユーザを認証するための第2認証情報として登録されていない場合、前記第1ユーザに対して前記第2認証情報の登録を促す。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザを認証するための情報として複数の認証情報が登録可能な場合において、ユーザの認証精度が向上する方向に当該ユーザを好適に誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における情報処理システムの構成を示す図である。
本実施形態におけるサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるコミュニケーションロボットのハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるユーザ端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態におけるコミュニケーションロボットの機能構成例を示すブロック図である。
ユーザ端末の表示部に表示される登録促進画面の一例である。
コミュニケーションロボットが行う登録制御処理の一例を示すフローチャートである。
コミュニケーションロボットが行う登録制御処理の一例を示すフローチャートである。
コミュニケーションロボットが行う登録促進処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザ端末の表示部に表示される登録促進画面の変形例である。
コミュニケーションロボットの機能構成の変形例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一または同様の構成を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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