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公開番号
2025123978
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019801
出願日
2024-02-13
発明の名称
楽曲検索装置、楽曲検索方法、及び楽曲検索プログラム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G10G
3/04 20060101AFI20250818BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】入力された符号の並びに対応する楽曲に関する情報を出力することができる楽曲検索装置、楽曲検索方法、及び楽曲検索プログラムを提供する。
【解決手段】楽曲検索装置2のデータベース21は複数の登録楽曲データ22を記憶している。各登録楽曲データ22は複数の登録符号情報の並びと登録楽曲情報とを含む。入力制御部23は複数の入力符号情報の並びを含む入力楽曲データを入力可能にする。情報取得部24は入力楽曲データに対応する登録楽曲データ22の登録楽曲情報を取得する。情報取得部24は、1回以上の比較を行う。情報取得部24は、複数の入力符号情報の並びの少なくとも一部と複数の登録符号情報の並びの少なくとも一部とが一致する場合に、選択された登録楽曲データ22を入力楽曲データに対応する登録楽曲データ22と判定する。出力制御部26は取得された登録楽曲情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の登録楽曲データを記憶したデータベースであって、各前記登録楽曲データが、前記登録楽曲データに対応する楽曲の少なくとも一部の符号の並びに対応した複数の登録符号情報の並びと前記対応する楽曲に関する登録楽曲情報とを含み、前記登録符号情報に対応した前記符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、前記データベースと、
符号の並びに対応した複数の入力符号情報の並びを含む入力楽曲データを入力可能にするための入力制御部であって、前記入力符号情報に対応した前記符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、前記入力制御部と、
前記複数の登録楽曲データから前記入力楽曲データに対応する前記登録楽曲データの前記登録楽曲情報を取得する情報取得部であって、前記情報取得部が、1回以上の比較を行うように構成されており、前記情報取得部が、各前記比較において異なる1つの前記登録楽曲データを選択することと、前記入力楽曲データの前記複数の入力符号情報の前記並びの少なくとも一部と選択された前記登録楽曲データの前記複数の登録符号情報の前記並びの少なくとも一部とが一致する場合に、選択された前記登録楽曲データを前記入力楽曲データに対応する前記登録楽曲データと判定することとをするように構成されている、前記情報取得部と、
取得された前記登録楽曲情報を出力する出力制御部と、
を備える、楽曲検索装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
各前記登録符号情報が、音高と音価とを含み、
各前記入力符号情報が、音高と音価とを含む、
請求項1に記載の楽曲検索装置。
【請求項3】
前記楽曲検索装置が、入力された前記入力楽曲データの前記複数の入力符号情報の前記並びの前記音高と前記音価との少なくとも一部を変換する変換部を備え、
前記情報取得部が、変換された前記入力楽曲データを使用して前記比較を行うように構成されている、
請求項2に記載の楽曲検索装置。
【請求項4】
前記入力制御部が、楽譜を画面に表示することと、音符と休符とを含む1つ以上の符号を選択するための符号一覧を表示することと、選択された前記符号を前記楽譜に配置することと、配置された前記符号の音高と音価とを変更するための変更インターフェースを表示することと、配置された前記符号に基づいて前記入力楽曲データを作成することとを実施するように構成されている、
請求項3に記載の楽曲検索装置。
【請求項5】
各前記登録楽曲データの前記複数の登録符号情報の前記並びの前記音高が、最初の前記登録符号情報の前記音高に対して相対的に表現されており、
前記変換部が、入力された前記入力楽曲データの前記複数の入力符号情報の前記並びの前記音高を、最初の前記入力符号情報の前記音高に対して相対的に表現されるように変換するように構成されている、
請求項4に記載の楽曲検索装置。
【請求項6】
前記変換部が、第1の正準化と第2の正準化と第3の正準化とのうちの少なくとも1つを実行するように構成されており、
前記第1の正準化が、2つの連続した前記入力符号情報を1つの前記入力符号情報に変換することを含み、
前記第1の正準化前の前の前記入力符号情報が、音符に対応しており、
前記第1の正準化前の後の前記入力符号情報が、休符に対応しており、
前記第1の正準化後の前記入力符号情報の前記音高が、前記第1の正準化前の前の前記入力符号情報の前記音高をもち、
前記第1の正準化後の前記入力符号情報の前記音価が、前記第1の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音価の和であり、
前記第2の正準化が、音符に対応した2つの連続した前記入力符号情報を音符に対応した2つの連続した前記入力符号情報に変換することを含み、
前記第2の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音高が、同じであり、
前記第2の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音価が、異なり、
前記第2の正準化後の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音高が、前記第2の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音高と同じであり、
前記第2の正準化後の各前記入力符号情報の前記音価が、前記第2の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音価の和の半分であり、
前記第3の正準化が、音符に対応した2つの連続した前記入力符号情報を音符に対応した1つの前記入力符号情報に変換することを含み、
前記第3の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音高が、同じであり、
前記第3の正準化後の前記入力符号情報の前記音高が、前記第3の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音高と同じであり、
前記第3の正準化後の前記入力符号情報の前記音価が、前記第3の正準化前の前記2つの連続した前記入力符号情報の前記音価の和である、
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の楽曲検索装置。
【請求項7】
前記変換部が、入力された前記入力楽曲データの全ての前記音価を予め定められた係数倍することにより、変換された前記入力楽曲データを形成するように構成されている、
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の楽曲検索装置。
【請求項8】
前記入力制御部が、外部から入力された音声に基づいて前記入力楽曲データを作成するように構成されている、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の楽曲検索装置。
【請求項9】
コンピューターにより実施される楽曲検索方法であって、楽曲検索方法が、
符号の並びに対応した複数の入力符号情報の並びを含む入力楽曲データを入力可能にする入力制御ステップであって、前記入力符号情報に対応した前記符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、入力制御ステップと、
複数の登録楽曲データを記憶したデータベースであって、各前記登録楽曲データが、前記登録楽曲データに対応する楽曲の少なくとも一部の符号の並びに対応した複数の登録符号情報の並びと前記対応する楽曲に関する登録楽曲情報とを含み、前記登録符号情報に対応した前記符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、前記データベースを参照して、前記複数の登録楽曲データから前記入力楽曲データに対応する前記登録楽曲データの前記登録楽曲情報を取得する情報取得ステップであって、前記情報取得ステップが、1回以上の比較を行うように構成されており、前記情報取得ステップが、各前記比較において異なる1つの前記登録楽曲データを選択することと、前記入力楽曲データの前記複数の入力符号情報の前記並びの少なくとも一部と選択された前記登録楽曲データの前記複数の登録符号情報の前記並びの少なくとも一部とが一致する場合に、選択された前記登録楽曲データを前記入力楽曲データに対応する前記登録楽曲データと判定することとをする、情報取得ステップと、
取得された前記登録楽曲情報を出力する出力制御ステップと、
を含む、楽曲検索方法。
【請求項10】
コンピューターに請求項9の楽曲検索方法を実施させる楽曲検索プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、楽曲検索装置、楽曲検索方法、及び楽曲検索プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
楽曲の旋律の一部が分かっているときに、その楽曲の曲名といった楽曲情報を知りたいという要望がある。そこで、特許文献1のような楽曲検索システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-99071号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の楽曲検索システムでは、具体的にどのような情報を使用して、どのように比較をするのかといったことが開示されていない。例えば、音高及び音価を比較すること、入力された符号の情報を変換することによりあいまい検索を実現すること、符号の並びを入力するためのインターフェースをどのように構築するかということなどは開示されていない。
【0005】
本発明の目的の1つは、入力された符号の並びに対応する楽曲に関する情報を出力することができる楽曲検索装置、楽曲検索方法、及び楽曲検索プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の楽曲検索装置は、複数の登録楽曲データを記憶したデータベースであって、各登録楽曲データが、登録楽曲データに対応する楽曲の少なくとも一部の符号の並びに対応した複数の登録符号情報の並びと対応する楽曲に関する登録楽曲情報とを含み、登録符号情報に対応した符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、データベースと、符号の並びに対応した複数の入力符号情報の並びを含む入力楽曲データを入力可能にするための入力制御部であって、入力符号情報に対応した符号が音符と休符との少なくとも一方を含む、入力制御部と、複数の登録楽曲データから入力楽曲データに対応する登録楽曲データの登録楽曲情報を取得する情報取得部であって、情報取得部が、1回以上の比較を行うように構成されており、情報取得部が、各比較において異なる1つの登録楽曲データを選択することと、入力楽曲データの複数の入力符号情報の並びの少なくとも一部と選択された登録楽曲データの複数の登録符号情報の並びの少なくとも一部とが一致する場合に、選択された登録楽曲データを入力楽曲データに対応する登録楽曲データと判定することとをするように構成されている、情報取得部と、取得された登録楽曲情報を出力する出力制御部とを備える。
【0007】
第1の態様によれば、入力楽曲データの複数の入力符号情報の並びの少なくとも一部と選択された登録楽曲データの複数の登録符号情報の並びの少なくとも一部とが一致する場合に、選択された登録楽曲データを入力楽曲データに対応する登録楽曲データと判定するので、入力楽曲データに対応する登録楽曲データの登録楽曲情報を正確に出力することができる。
【0008】
第2の態様の楽曲検索装置は、各登録符号情報が、音高と音価とを含み、各入力符号情報が、音高と音価とを含む、第1の態様に記載の楽曲検索装置である。
【0009】
第2の態様によれば、判定に音高および音価が利用されるので、入力楽曲データに対応する登録楽曲データの登録楽曲情報を正確に出力することができる。
【0010】
第3の態様の楽曲検索装置は、楽曲検索装置が、入力された入力楽曲データの複数の入力符号情報の並びの音高と音価との少なくとも一部を変換する変換部を備え、情報取得部が、変換された入力楽曲データを使用して比較を行うように構成されている、第2の態様に記載の楽曲検索装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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