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公開番号2025152012
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053702
出願日2024-03-28
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G10L 13/10 20130101AFI20251002BHJP(楽器;音響)
要約【課題】好適な話速によりシステム発話を行うことにより、ユーザが違和感を抱くことを防止する。
【解決手段】情報処理装置10はユーザの発話であるユーザ発話と当該システムによる音声による発話であるシステム発話との対話における少なくともユーザ発話に基づいて、対話における話題の変化を検出する話題変化検出部13と、話題が変化した時である話題変化時より後のシステム発話の速度であるシステム発話速度を、話題変化時より前のシステム発話速度とは異なる発話速度に設定する発話速度設定部17と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの発話であるユーザ発話とシステムによる音声による発話であるシステム発話との対話における少なくとも前記ユーザ発話に基づいて、対話における話題の変化を検出する話題変化検出部と、
話題が変化した時である話題変化時より後の前記システム発話の速度であるシステム発話速度を、前記話題変化時より前の前記システム発話速度とは異なる発話速度に設定する発話速度設定部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記発話速度設定部は、前記話題変化時より後の前記システム発話速度を、前記話題変化時より前の前記システム発話速度より遅い発話速度に設定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ユーザ発話の速度であるユーザ発話速度に基づいて、前記システム発話速度の基準となる基準発話速度を算出する話速算出部、を更に備え、
前記発話速度設定部は、前記話題変化時より前には、前記基準発話速度に所与の速度値を加えた発話速度を前記システム発話速度として設定し、前記話題変化時より後には、前記基準発話速度から所与の速度値を減じた発話速度を前記システム発話速度として設定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記話速算出部は、直近の所定数のユーザ発話の発話速度の平均を前記基準発話速度として算出する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記話速算出部は、フィラーが除去されたユーザ発話の単位時間あたりのモーラ数を前記ユーザ発話の発話速度として算出する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ユーザ発話に基づいてユーザの不安度を測定する不安度測定部、を更に備え、
前記発話速度設定部は、前記不安度が大きいほど遅い発話速度を前記システム発話速度として設定する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記発話速度設定部は、前記不安度の大きさに応じた速度値を前記基準発話速度に加算または減算することにより、前記システム発話速度を設定する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ユーザ発話におけるフィラーの頻度を取得するフィラー頻度取得部、を更に備え、
前記発話速度設定部は、直近の少なくとも一つの前記ユーザ発話におけるフィラーの頻度が多いほど遅い発話速度を前記システム発話速度として設定する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記発話速度設定部は、前記フィラーの頻度に応じた速度値を前記基準発話速度に加算または減算することにより、前記システム発話速度を設定する、
請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
ユーザの発話であるユーザ発話とシステムによる音声による発話であるシステム発話との対話における少なくとも前記ユーザ発話に基づいて、対話における話題の変化を検出する話題変化検出ステップと、
話題が変化した時である話題変化時より後の前記システム発話の速度であるシステム発話速度を、前記話題変化時より前の前記システム発話速度とは異なる発話速度に設定する発話速度設定ステップと、
を有する、プロセッサにより実行される情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの発話であるユーザ発話と、システムの音声による発話であるシステム発話により対話をするシステムがある。また、話者の発話速度に応じた状態となるように、応答音声の発話速度を制御する技術が知られている(例えば、下記特許文献1参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-26463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
システム発話の発話速度がユーザの発話速度と同じ速度に設定された場合には、システム発話の、いわゆる機械らしさが増すこととなり、不自然な応答となっていた。また、ユーザ発話に応じてシステム発話の速度が設定される場合に、ユーザが、発話をどもる等した場合に、システム発話の速度が不自然に変化することとなり、ユーザに違和感を与えていた。
【0005】
そこで、本開示は、好適な話速によりシステム発話を行うことにより、ユーザが違和感を抱くことを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の一側面に係る情報処理装置は、ユーザの発話であるユーザ発話と当該システムによる音声による発話であるシステム発話との対話における少なくともユーザ発話に基づいて、対話における話題の変化を検出する話題変化検出部と、話題が変化した時である話題変化時より後のシステム発話の速度であるシステム発話速度を、話題変化時より前のシステム発話速度とは異なる発話速度に設定する発話速度設定部と、を備える。
【0007】
上記の側面によれば、ユーザ発話とシステム発話との対話における話題の変化が検出された時に、話題変化時の前後において異なるシステム発話速度が設定される。話題変化時を契機としてシステム発話速度が適切な発話速度に設定されることにより、ユーザにおけるシステム発話に対する違和感を防止できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、好適な話速によりシステム発話を行うことにより、ユーザが違和感を抱くことを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。
ユーザ発話速度の算出処理を模式的に示す図である。
ユーザプロファイル記憶部に記憶された、直近の所定数(N)のユーザ発話及び発話速度を示す図である。
対話システムの情報処理装置における情報処理方法の処理内容の例を示すフローチャートである。
情報処理プログラムの構成を示す図である。
情報処理装置のハードブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る情報処理装置の実施形態について図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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