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公開番号2025157078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024194682
出願日2024-11-06
発明の名称基地局及び端末
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 48/14 20090101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約【課題】本実施形態によれば、端末がオンデマンドによりシステム情報を取得する方式における効率的な通信を実現し、端末及びネットワークにおける電力消費を削減できる。
【解決手段】第1の基地局は、当該第1の基地局が提供する第1のセルを介して、端末からのシステム情報の送信要求を受信し、前記端末からの要求に応じてシステム情報を送信する第2のセルを提供する第2の基地局から、前記端末が前記第2のセルにアクセスするための設定情報を受信する、受信部と、前記端末に対して、前記設定情報を送信する送信部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
当該第１の基地局が提供する第１のセルを介して、端末からのシステム情報の送信要求を受信し、
前記端末からの要求に応じてシステム情報を送信する第２のセルを提供する第２の基地局から、前記端末が前記第２のセルにアクセスするための設定情報を受信する、受信部と、
前記端末に対して、前記設定情報を送信する送信部と、を備える第１の基地局。
続きを表示（約 650 文字）【請求項２】
前記受信部は、前記第２のセルにアクセスするための前記設定情報に加えて、前記第２のセルのシステム情報を、前記第２の基地局から受信する、請求項１に記載の第１の基地局。
【請求項３】
前記受信部は、システム情報を定期的に送信する第３のセルを提供する第３の基地局から、前記第２のセルにアクセスするための前記設定情報を受信する、請求項１に記載の第１の基地局。
【請求項４】
前記第１の基地局のCU (Central Unit)は、前記第２のセルにアクセスするための前記設定情報及び前記第２のセルのシステム情報を、前記第２の基地局のCUから受信し、
前記第１の基地局のCUは、前記第２のセルにアクセスするための前記設定情報及び前記第２のセルのシステム情報を、前記第１の基地局のDU (Distributed Unit)に送信する、請求項１に記載の第１の基地局。
【請求項５】
前記第１の基地局のDUは、前記第２のセルにアクセスするための前記設定情報を、前記第２の基地局のDUから受信する、請求項１に記載の第１の基地局。
【請求項６】
第１の基地局が提供する第１のセルを介して、システム情報の送信要求を、前記第１の基地局に送信する送信部と、
当該端末からの要求に応じてシステム情報を送信する第２の基地局が提供する第２のセルにアクセスするための設定情報を、前記第１の基地局から受信する、受信部と、を備える端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無線通信システムにおける基地局及び端末に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
3GPP（登録商標）（3rd Generation Partnership Project）Rel-19においてNES (Network Energy Saving)のサポートに向けた検討が進められており、オンデマンドSIB1をサポートするための手順及びシグナリング方法が議論されている。
【０００３】
オンデマンドSBI1は、システム情報をブロードキャストしないNESセルによりサポートされる。オンデマンドSBI1の動作において、端末は、オンデマンドSIB1を要求するためのWUS (Wake-Up Signal) configを用いて、NESセルにWUSを送信し、オンデマンドSIB1リクエストを行う。WUS configは、NESセル毎に異なる設定情報である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 38.300 V18.2.0(2024-06)
3GPP TS 38.401 V18.2.0(2024-06)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、端末により最初に選択されたNESセル（例えばNESセル#1）から他のNESセル（例えばNESセル#2）への再選択が行われる場合、端末は、再選択の候補のNESセル#2に対してオンデマンドSIB1の送信をトリガーするため、NESセル#2に通信するためのWUS configを、セルAから取得する必要がある。このように、端末がWUS configを取得するために常にセルAにキャンプオンし、セルAと通信することは効率的ではなく、ネットワーク及び端末の両方でより多くの電力消費を引き起こす可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本実施形態における第１の基地局は、当該第１の基地局が提供する第１のセルを介して、端末からのシステム情報の送信要求を受信し、前記端末からの要求に応じてシステム情報を送信する第２のセルを提供する第２の基地局から、前記端末が前記第２のセルにアクセスするための設定情報を受信する、受信部と、前記端末に対して、前記設定情報を送信する送信部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本実施形態によれば、端末がオンデマンドによりシステム情報を取得する方式における効率的な通信を実現し、端末及びネットワークにおける電力消費を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態における無線通信システムを説明するための図である。
オンデマンドSIB1方式が適用されるケースの動作例を示す図である。
オンデマンドSIB1方式が適用されるケースの動作例を示す図である。
オンデマンドSIB1方式が適用されるケースの動作例を示す図である。
オンデマンドSIB1方式が適用されるケースの動作例を示す図である。
本実施形態における実施例１の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例１の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例１の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例２の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例２の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例３の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における実施例３の無線通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態における無線通信システムの動作の一例を示す図である。
本実施形態における無線通信システムの動作の一例を示す図である。
本実施形態における基地局の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における端末の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態における車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本実施形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
【００１０】
本実施形態の無線通信システムは、既存技術を用いて動作する。既存技術は、例えば、3GPP規格のような通信規格に基づく無線通信技術である。既存技術は、例えばNR（New Radio）であるが、既存のNRに限られない。本明細書で使用する用語「NR」は、特に断らない限り、NR（5G）以降の方式(例えば、6G)を含む広い意味を有するものとする。
（【００１１】以降は省略されています）

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