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公開番号2025130963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028388
出願日2024-02-28
発明の名称カラオケ装置
出願人株式会社第一興商
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類G10K 15/04 20060101AFI20250902BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ガイドボーカル機能の利用時、歌唱者や聴衆に与える違和感を低減可能なカラオケ装置を提供する。
【解決手段】声域データを取得する取得部、楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが、取得した声域データが示す範囲に含まれるか否かを判定する判定部、基準ピッチが、声域データが示す範囲に含まれないと判定されたノートの発音開始時刻及び発音終了時刻を記録したミュートタイミングデータを生成する生成部、楽曲のカラオケ演奏に合わせてガイドボーカルデータに基づくガイドボーカルのミュート再生を開始し、ミュートタイミングデータに記録された発音開始時刻に基づいてミュート再生を解除し、当該ミュートタイミングデータに記録された発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行するよう演奏手段を制御する演奏制御部を有するカラオケ装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
歌唱者が歌唱可能な最高ピッチ及び最低ピッチを示す声域データを取得する取得部と、
前記歌唱者が選曲した楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが、取得した当該歌唱者の声域データが示す最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれるか否かを判定する判定部と、
基準ピッチが最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれないと判定されたノートの発音開始時刻及び発音終了時刻を記録したミュートタイミングデータを生成する生成部と、
前記楽曲のカラオケ演奏に合わせてガイドボーカルデータに基づくガイドボーカルのミュート再生を開始し、前記ミュートタイミングデータに記録された発音開始時刻に基づいてミュート再生を解除し、当該ミュートタイミングデータに記録された発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行するよう、演奏手段を制御する演奏制御部と、
を有するカラオケ装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記演奏制御部は、前記ミュートタイミングデータに含まれる一のノートの発音開始時刻に基づいてミュート再生を解除し、当該一のノートの発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行するよう、前記演奏手段を制御することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
【請求項3】
前記演奏制御部は、前記ミュートタイミングデータに含まれる一のノートの発音終了時刻と、当該ミュートタイミングデータに含まれる当該一のノートよりも後のノートの発音開始時刻との差が所定時間以内であった場合、当該一のノートの発音開始時刻に基づいてミュート再生を解除し、当該一のノートの発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行せず、当該後のノートの発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行するよう、前記演奏手段を制御することを特徴とする請求項1または2記載のカラオケ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はカラオケ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
カラオケ装置は、カラオケ歌唱を支援する機能としてガイドボーカル機能を備える。ガイドボーカル機能は、予め登録されたガイドボーカル(たとえば、プロの歌手等による歌唱)を楽曲の伴奏と併せて再生するものである。カラオケ装置の利用者は、ガイドボーカルをお手本とすることにより、あまり知らない楽曲であっても気軽に歌唱できる。
【0003】
特許文献1には、歌唱者の音声が途絶えると、歌唱者が瞬時にスイッチの切替え操作を行わなくても自動的にカラオケからボーカル付き演奏に切り替わり、一方、歌唱者が再び歌い始めると自動的にボーカル付き演奏からカラオケに切り替わる自動演奏切替え機能付き音楽再生装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-298793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術は、歌唱者による音声出力が数秒程度、無い状態となることを契機にボーカル付演奏を開始する。つまり、カラオケ歌唱において歌唱音声もガイドボーカルの音声も放音されない状況が生じるため、カラオケ歌唱を行う歌唱者や当該カラオケ歌唱を聴く聴衆に違和感を与えることとなる。
【0006】
本発明の目的は、ガイドボーカル機能の利用時、歌唱者や聴衆に与える違和感を低減可能なカラオケ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための一の発明は、歌唱者が歌唱可能な最高ピッチ及び最低ピッチを示す声域データを取得する取得部と、前記歌唱者が選曲した楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが、取得した当該歌唱者の声域データが示す最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれるか否かを判定する判定部と、基準ピッチが最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれないと判定されたノートの発音開始時刻及び発音終了時刻を記録したミュートタイミングデータを生成する生成部と、前記楽曲のカラオケ演奏に合わせてガイドボーカルデータに基づくガイドボーカルのミュート再生を開始し、前記ミュートタイミングデータに記録された発音開始時刻に基づいてミュート再生を解除し、当該ミュートタイミングデータに記録された発音終了時刻に基づいてミュート再生を実行するよう、演奏手段を制御する演奏制御部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガイドボーカル機能の利用時、歌唱者や聴衆に与える違和感を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。
実施形態に係るリファレンスデータを示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
実施形態に係るミュートタイミングデータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
図1~図5を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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