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公開番号
2025151029
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052245
出願日
2024-03-27
発明の名称
カラオケ装置
出願人
株式会社第一興商
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20251002BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】歌唱者や聴衆の違和感を低減させるガイドボーカルの音声を放音可能なカラオケ装置を提供する。
【解決手段】声域データ及び音素データを取得する取得部、歌唱者が選曲した楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが当該歌唱者の声域データが示す最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれるか否かを判定する判定部、ガイドボーカルタイミングデータを生成する生成部、ガイドボーカルタイミングデータに記録された一のノートの発音開始時刻において、音素データ及び当該一のノートの発音開始時刻に対応付けられている基準ピッチに基づくガイドボーカルの音声を放音し、当該一のノートの発音終了時刻において、当該ガイドボーカルの音声の放音を停止するよう演奏手段を制御する演奏制御部を有するカラオケ装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
歌唱者が歌唱可能な最高ピッチ及び最低ピッチを示す声域データ、及び当該歌唱者における文字毎の音声素片を示す音素データを取得する取得部と、
前記歌唱者が選曲した楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが、取得した当該歌唱者の声域データが示す最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれるか否かを判定する判定部と、
基準ピッチが最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれないと判定されたノートの発音開始時刻及び発音終了時刻と、当該ノートの基準ピッチと、当該ノートに対応する歌詞文字とを対応付けて記録したガイドボーカルタイミングデータを生成する生成部と、
前記楽曲のカラオケ演奏が開始された後、前記ガイドボーカルタイミングデータに記録された一のノートの発音開始時刻において、前記取得部が取得した音素データの中から、当該一のノートの発音開始時刻に対応付けられている歌詞文字と同じ文字の音素データを特定し、特定した当該音素データ及び当該一のノートの発音開始時刻に対応付けられている基準ピッチに基づくガイドボーカルの音声を放音し、当該一のノートの発音終了時刻において、当該ガイドボーカルの音声の放音を停止するよう、演奏手段を制御する演奏制御部と、
を有するカラオケ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はカラオケ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
カラオケ装置は、カラオケ歌唱を支援する機能としてガイドボーカル機能を備える。ガイドボーカル機能は、予め登録されたガイドボーカル(たとえば、プロの歌手等による歌唱)を楽曲の伴奏と併せて再生するものである。カラオケ装置を利用する歌唱者は、ガイドボーカルをお手本とすることにより、あまり知らない楽曲であっても気軽に歌唱できる。
【0003】
特許文献1には、歌唱者の音声が途絶えると、歌唱者が瞬時にスイッチの切替え操作を行わなくても自動的にカラオケからボーカル付き演奏に切り替わり、一方、歌唱者が再び歌い始めると自動的にボーカル付き演奏からカラオケに切り替わる自動演奏切替え機能付き音楽再生装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-298793号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術は、歌唱者による音声出力が数秒程度、無い状態となることを契機にボーカル付演奏を開始する。つまり、歌唱区間のカラオケ演奏が行われているにも関わらず歌唱音声もガイドボーカルの音声も放音されない状況が生じるため、カラオケ歌唱を行う歌唱者や当該カラオケ歌唱を聴く聴衆に違和感を与えることとなる。また、特許文献1に記載された技術により放音されるガイドボーカルの音声と歌唱者の歌唱音声との声質は異なる。従って、カラオケ歌唱の途中でガイドボーカルの音声が放音されると歌唱者や聴衆は違和感を持つ。
【0006】
本発明の目的は、歌唱者や聴衆の違和感を低減させるガイドボーカルの音声を放音可能なカラオケ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための一の発明は、歌唱者が歌唱可能な最高ピッチ及び最低ピッチを示す声域データ、及び当該歌唱者における文字毎の音声素片を示す音素データを取得する取得部と、前記歌唱者が選曲した楽曲のリファレンスデータにおける各ノートの基準ピッチが、取得した当該歌唱者の声域データが示す最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれるか否かを判定する判定部と、基準ピッチが最高ピッチから最低ピッチまでの範囲に含まれないと判定されたノートの発音開始時刻及び発音終了時刻と、当該ノートの基準ピッチと、当該ノートに対応する歌詞文字とを対応付けて記録したガイドボーカルタイミングデータを生成する生成部と、前記楽曲のカラオケ演奏が開始された後、前記ガイドボーカルタイミングデータに記録された一のノートの発音開始時刻において、前記取得部が取得した音素データの中から、当該一のノートの発音開始時刻に対応付けられている歌詞文字と同じ文字の音素データを特定し、特定した当該音素データ及び当該一のノートの発音開始時刻に対応付けられている基準ピッチに基づくガイドボーカルの音声を放音し、当該一のノートの発音終了時刻において、当該ガイドボーカルの音声の放音を停止するよう、演奏手段を制御する演奏制御部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、歌唱者や聴衆の違和感を低減させるガイドボーカルの音声を放音できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るカラオケ装置を示す図である。
実施形態に係るカラオケ本体を示す図である。
実施形態に係るリファレンスデータを示す図である。
実施形態に係る歌詞データを示す図である。
実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
実施形態に係るガイドボーカルタイミングデータを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1~図6を参照して、実施形態に係るカラオケ装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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