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公開番号2025142449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024041798
出願日2024-03-18
発明の名称演奏装置、方法およびプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G10H 1/053 20060101AFI20250924BHJP(楽器;音響)
要約【課題】適切でない演奏操作を行ったことをユーザに認識させやすくすること。
【解決手段】演奏装置は、複数の演奏操作子と、少なくとも1つのプロセッサと、を備える。少なくとも1つのプロセッサは、演奏操作子に対する演奏操作を検出すると、演奏操作に応じた第1の音高が進行中の曲のコード構成音の音高か否かを判定し、第1の音高が上記コード構成音の音高でない場合、少なくとも、第1の音高の楽音、上記コード構成音である第2の音高の楽音を順に発音する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
複数の演奏操作子と、
少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記演奏操作子に対する演奏操作を検出すると、前記演奏操作に応じた第1の音高が進行中の曲のコード構成音の音高か否かを判定し、
前記第1の音高が前記コード構成音の音高でない場合、少なくとも、前記第1の音高の楽音、前記曲のコード構成音である第2の音高の楽音を順に発音する、
演奏装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の音高が前記コード構成音の音高でない場合、前記第1の音高から前記第2の音高までを段階的または連続的に変化させながら発音する、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項3】
前記第2の音高は、前記コード構成音の音高のなかで、前記第1の音高よりも高くかつ前記第1の音高に最も近い構成音の音高である、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の音高から前記第2の音高までの、発音対象の各楽音の音価を、前記曲のテンポに応じて決定する、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の音高から前記第2の音高までの、発音対象の各楽音のうち、前記第2の音高の楽音を、他の音高の楽音よりも大きい音量で発音する、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項6】
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の音高が前記コード構成音の音高でない場合、前記演奏操作がオフされるかどうかに拘わらず、前記第2の音高まで順に発音する、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の音高が前記コード構成音の音高の場合、前記第1の音高の楽音を発音する、
請求項1に記載の演奏装置。
【請求項8】
演奏装置の演奏操作子に対する演奏操作を検出すると、前記演奏操作に応じた第1の音高が進行中の曲のコード構成音の音高か否かを判定し、
前記第1の音高が前記コード構成音の音高でない場合、少なくとも、前記第1の音高の楽音、前記曲のコード構成音である第2の音高の楽音を順に発音する、処理を、コンピュータに実行させる、
方法。
【請求項9】
演奏装置の演奏操作子に対する演奏操作を検出すると、前記演奏操作に応じた第1の音高が進行中の曲のコード構成音の音高か否かを判定し、
前記第1の音高が前記コード構成音の音高でない場合、少なくとも、前記第1の音高の楽音、前記曲のコード構成音である第2の音高の楽音を順に発音する、処理を、コンピュータに実行させる、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、演奏装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
楽器演奏が不得手なユーザの演奏を補助する演奏装置が知られている。例えば特許文献1に、この種の演奏装置の具体的構成が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載の演奏装置は、ユーザ操作による入力音を、コード対応の変換テーブルを用いて、コードに合う音高に自動的に変換して発音する。更に、演奏装置は、同時に再生している伴奏などに合わない演奏音が発音されないように発音を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-206073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、ユーザが適切でない演奏操作子を操作しても音楽的に適切な楽音が発音される。そのため、ユーザは、適切でない演奏操作を行ったことを認識しにくい。すなわち、特許文献1に記載の演奏装置は、適切でない演奏操作を行ったことをユーザに認識させるという観点において改良の余地がある。
【0006】
本開示の実施形態は上記の事情に鑑み、適切でない演奏操作を行ったことをユーザに認識させやすい演奏装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る演奏装置は、複数の演奏操作子と、少なくとも1つのプロセッサと、を備える。少なくとも1つのプロセッサは、演奏操作子に対する演奏操作を検出すると、演奏操作に応じた第1の音高が進行中の曲のコード構成音の音高か否かを判定し、第1の音高が上記コード構成音の音高でない場合、少なくとも、第1の音高の楽音、上記コード構成音である第2の音高の楽音を順に発音する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、適切でない演奏操作を行ったことをユーザに認識させやすい演奏装置、方法およびプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。
本開示の一実施形態において電子楽器に記憶される曲データに対応する楽譜の一部を示す図である。
本開示の一実施形態において電子楽器で発音される楽音を例示的に説明する図である。
本開示の一実施形態において電子楽器で発音される楽音を例示的に説明する図である。
押鍵操作時の電子楽器の機能を示す機能ブロック図である。
本開示の一実施形態において電子楽器のプロセッサにより実行される処理を示すフローチャートである。
図6のステップS105の演奏操作処理のサブルーチンである。
図6のフローチャートに示される経過音発音処理のサブルーチンである。
本開示の一実施形態において電子楽器のバッファに格納される情報を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下の説明は、本開示の一実施形態に係る演奏装置、方法およびプログラムに関する。共通の又は対応する要素については、同一又は類似の符号を付して、重複する説明を適宜簡略又は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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