TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025123905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-25
出願番号
2024019679
出願日
2024-02-13
発明の名称
加工装置、加工用治具、及びチューブ部材の製造方法
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B26D
3/16 20060101AFI20250818BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】チューブ部材の長さの寸法精度を向上させることが可能な加工装置、加工用治具、及びチューブ部材の製造方法を提供する。
【解決手段】チューブを軸方向に搬送する搬送部と、搬送部により搬送されるチューブの径方向の変位を抑制する第1保持部と、第1保持部を通過することで変位が抑制された状態のチューブの長さを測定する測長部と、測長部よる測長位置よりも搬送方向において下流側に設けられ、かつチューブの変位を抑制する第2保持部と、測長部での測長結果に基づいて、第2保持部を通過したチューブを予め定められた長さに切断する切断部と、を備える加工装置。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
チューブを軸方向に搬送する搬送部と、
前記搬送部により搬送される前記チューブの径方向の変位を抑制する第1保持部と、
前記第1保持部を通過することで前記変位が抑制された状態の前記チューブの長さを測定する測長部と、
前記測長部よる測長位置よりも搬送方向において下流側に設けられ、かつ前記チューブの前記変位を抑制する第2保持部と、
前記測長部での測長結果に基づいて、前記第2保持部を通過した前記チューブを予め定められた長さに切断する切断部と、
を備える加工装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記第1保持部と前記第2保持部とは、連結部を介して連結されており、
前記連結部は、搬送中の前記チューブを支持可能とされている
請求項1に記載の加工装置。
【請求項3】
前記連結部は、前記チューブの外周面の少なくとも一部を外部に露出した状態で、前記チューブを支持可能とされ、
前記測長部は、前記チューブの露出された部分を利用して前記長さの測定を行う
請求項2に記載の加工装置。
【請求項4】
前記第1保持部と前記第2保持部とは一体化されており、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に形成され、かつ前記チューブの外周面の少なくとも一部を外部に露出させる第1開口部を介して、前記測長部による前記長さの測定が行われる
請求項1に記載の加工装置。
【請求項5】
前記搬送部により搬送される前記チューブを前記第1保持部へガイドするガイド部をさらに備える
請求項1に記載の加工装置。
【請求項6】
搬送部は、前記チューブを支持した状態で、前記チューブを搬送する搬送面を含み、
前記ガイド部は、前記チューブを前記搬送面と対向する位置に設けられている
請求項5に記載の加工装置。
【請求項7】
前記ガイド部には、第2開口部が設けられており、
前記搬送面により搬送されている前記チューブは、前記第2開口部を介して支持可能とされている
請求項6に記載の加工装置。
【請求項8】
前記搬送部は、前記チューブが載置された状態で前記チューブを搬送するベルトを含み、
前記ベルトにより搬送される前記チューブは、前記ベルトと対向する位置に設けられ、かつ前記チューブの外周面に当接することで回転する従動ローラによって支持される
請求項1に記載の加工装置。
【請求項9】
前記搬送部は、前記チューブを挟持した状態で前記チューブを搬送する一対のベルトを含む
請求項1に記載の加工装置。
【請求項10】
前記測長部は、非接触で前記チューブの長さを測定可能とされている
請求項1に記載の加工装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、加工装置、加工用治具、及びチューブ部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
チューブ部材を製品の一部として用いる場合に、製品の仕様に応じてチューブを予め定められた長さで切断することが求められる。この場合、チューブの長さを精度良く測定し、その測定結果に基づいてチューブを切断することが必要となる。
【0003】
特許文献1には、進行する樹脂製の長尺材を所定長さで切っていく長尺材の切断装置であって、上記長尺材の進行方向に合わせ且つ長尺材の速度より高速走行が可能な移送体(14)を配備した移動機構部(1)と、上記移送体上に配設され、長尺材の切断用カッター(26)を具備した切断手段(2)と、上記移送体上で且つ上記カッター位置より長尺材が進む前方位置に長尺材の通過を受感する検出器(31)を固着した位置検出手段(3)と、を有し、上記検出器による長尺材の通過状態の検出で、上記移送体を長尺材の進行方向に且つ該長尺材の速度より速く移動させ、上記検出器が該長尺材を追い越した時点で上記カッターが長尺材を切断するようにしたことを特徴とする長尺材の切断装置が記載されている。
【0004】
特許文献2には、成形された細長状の合成樹脂、アルミニウムまたは合成樹脂とアルミニウムとの積層体からなるチューブを長手方向に供給しながらチューブを幅方向に切断するチューブ切断装置において、チューブ外周に位置してチューブを保持するとともに、チューブが露出する切断溝が形成されたチューブ保持筒体と、チューブ保持筒体の外周に回転自在に設けられた回転リングと、回転リングを回転駆動する回転リング駆動部と、回転リングに取付けられ、チューブ保持筒体の切断溝に沿って移動しながら、切断溝から露出するチューブを切断する切断刃と、チューブ保持筒体、回転リング、回転リング駆動部および切断刃を支持して、チューブの供給方向に移動する移動体と、移動体を駆動する移動体駆動部とを備え、移動体はチューブの供給速度と同一速度で、チューブの供給方向と同一方向へ移動することを特徴とするチューブ切断装置が記載されている。
【0005】
特許文献3には、切断対象のチューブを案内するガイドと、このガイドに設けられチューブとほぼ同形の貫通孔で潰れたチューブが入る大きさの入口として拡開形成されたチューブ通路と、このチューブ通路の途中で通路を分断するスリットと、このスリット内を往復移動してチューブを切断するカッターと、チューブをガイドのチューブ通路に送り込む送り込み手段とからなることを特徴とする熱収縮チューブ等の切断装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-314388号公報
特開2012-148369号公報
実開平5-86495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1~3に記載の技術では、測長(すなわち、長さの測定)におけるチューブの変位については考慮されていない。例えば、チューブが樹脂製のチューブであり、可撓性を有する場合に、その保管状態によってはチューブに変位(例えば、うねり)が生じやすくなっている場合がある。このような場合に、特許文献1に記載の技術では、うねりによる測長精度の低下が生じ、その結果、チューブを切断することで得られるチューブ部材の長さにばらつきが生じやすい。
【0008】
そこで、本開示の技術は、チューブ部材の長さの寸法精度を向上させることが可能な加工装置、加工用治具、及びチューブ部材の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の技術に係る第1の態様は、チューブを軸方向に搬送する搬送部と、搬送部により搬送されるチューブの径方向の変位を抑制する第1保持部と、第1保持部を通過することで変位が抑制された状態のチューブの長さを測定する測長部と、測長部よる測長位置よりも搬送方向において下流側に設けられ、かつチューブの変位を抑制する第2保持部と、測長部での測長結果に基づいて、第2保持部を通過したチューブを予め定められた長さに切断する切断部と、を備える加工装置である。
【0010】
本開示の技術に係る第2の態様は、第1保持部と第2保持部とは、連結部を介して連結されており、連結部は、搬送中のチューブを支持可能とされている第1の態様に係る加工装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
富士フイルム株式会社
投写用光学系および投写型表示装置
1日前
個人
ハサミ
12か月前
個人
ハサミ
1か月前
個人
ラインカッター
12か月前
個人
円弧状刃の包丁
4か月前
個人
テープカッター
10か月前
個人
理美容はさみ
1か月前
有限会社カルチエ
ナイフ
8か月前
個人
折り畳みナイフ
7か月前
個人
折り畳みナイフ
11か月前
株式会社サボテン
鋏
3か月前
個人
剃刀具
10か月前
コクヨ株式会社
ハサミ
8か月前
個人
2wayコーナーパンチ
6か月前
株式会社和田機械
栗切り機の刃物
1日前
株式会社文創
切創抑制器具
8か月前
やおき工業株式会社
鋏
1か月前
学校法人神奈川大学
鋏
12か月前
株式会社フタミ
表面処理装置
3か月前
大創株式会社
打抜き部受支装置
8か月前
第一精工株式会社
ナイフ
10か月前
トヨタ自動車株式会社
切断装置
7か月前
デュプロ精工株式会社
加工装置
1か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
2か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
2か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
2か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
2か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
2か月前
船井電機株式会社
電動器具
24日前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
6か月前
株式会社日本キャリア工業
食料切断装置
3か月前
株式会社マサヒロ
波刃包丁
11か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
11か月前
オルファ株式会社
円形刃用のホルダ
11か月前
鈴茂器工株式会社
棒状食材切断装置
5か月前
デュプロ精工株式会社
用紙積載装置
6か月前
続きを見る
他の特許を見る