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公開番号2025122814
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018487
出願日2024-02-09
発明の名称エレベータ調速機及びエレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類B66B 5/04 20060101AFI20250815BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 リンク機構の構成がガバナ車の構成によって制約されることを抑制することができるエレベータ調速機を提供する。
【解決手段】 エレベータ調速機は、回転軸と、ガバナロープが外周に巻き掛けられ、回転軸を軸にして回転するガバナ車と、ガバナ車とは別体であって、ガバナ車と共に回転軸を軸にして回転する回転体と、回転体と共に回転するように、回転体に接続されるリンク機構と、リンク機構に接続され、回転体が回転することに伴って回転軸の径方向の外方へ移動する錘と、錘に、径方向の内方への弾性復元力を加える弾性部と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸と、
ガバナロープが外周に巻き掛けられ、前記回転軸を軸にして回転するガバナ車と、
前記ガバナ車とは別体であって、前記ガバナ車と共に前記回転軸を軸にして回転する回転体と、
前記回転体と共に回転するように、前記回転体に接続されるリンク機構と、
前記リンク機構に接続され、前記回転体が回転することに伴って前記回転軸の径方向の外方へ移動する錘と、
前記錘に、前記径方向の内方への弾性復元力を加える弾性部と、を備える、エレベータ調速機。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記リンク機構は、前記回転体に接続部で回転可能に接続されるリンクを備え、
前記接続部は、前記回転軸の軸方向視にて、前記ガバナ車の外周よりも前記径方向の外方に配置される、請求項1又は2に記載のエレベータ調速機。
【請求項3】
前記錘の少なくとも一部は、前記ガバナ車及び前記回転体が停止しているときに、前記回転軸の軸方向視にて、前記ガバナ車の外周よりも前記径方向の外方に配置される、請求項1又は2に記載のエレベータ調速機。
【請求項4】
前記回転体は、前記回転軸及び前記ガバナ車の少なくとも一方に固定されることによって前記ガバナ車に対して固定され、前記ガバナ車に前記回転軸の軸方向で接する、請求項1又は2に記載のエレベータ調速機。
【請求項5】
前記ガバナ車は、前記回転軸に固定され、
前記回転体は、前記回転軸に固定され、前記ガバナ車と前記回転軸の軸方向で離れる、請求項1又は2に記載のエレベータ調速機。
【請求項6】
請求項1又は2に記載のエレベータ調速機を備える、エレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、エレベータ調速機及びエレベータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、エレベータ調速機は、回転軸と、ガバナロープが外周に巻き掛けられ、回転軸を軸にして回転するガバナ車と、ガバナ車に接続されるリンク機構と、リンク機構に接続され、ガバナ車が回転することに伴って回転軸の径方向の外方へ移動する錘と、錘に、回転軸の径方向の内方への弾性復元力を加える弾性部とを備えている(例えば、特許文献1)。
【0003】
ところで、特許文献1に係るエレベータ調速機においては、リンク機構がガバナ車に接続されているため、リンク機構の構成は、ガバナ車の構成によって制約される。これにより、例えば、調速機の設計の自由度は、小さくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-1822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、課題は、リンク機構の構成がガバナ車の構成によって制約されることを抑制することができるエレベータ調速機及びエレベータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]
エレベータ調速機は、
回転軸と、
ガバナロープが外周に巻き掛けられ、前記回転軸を軸にして回転するガバナ車と、
前記ガバナ車とは別体であって、前記ガバナ車と共に前記回転軸を軸にして回転する回転体と、
前記回転体と共に回転するように、前記回転体に接続されるリンク機構と、
前記リンク機構に接続され、前記回転体が回転することに伴って前記回転軸の径方向の外方へ移動する錘と、
前記錘に、前記径方向の内方への弾性復元力を加える弾性部と、を備える。
【0007】
[2]
また、上記[1]のエレベータ調速機においては、
前記リンク機構は、前記回転体に接続部で回転可能に接続されるリンクを備え、
前記接続部は、前記回転軸の軸方向視にて、前記ガバナ車の外周よりも前記径方向の外方に配置される、
という構成でもよい。
【0008】
[3]
また、上記[1]又は[2]のエレベータ調速機においては、
前記錘の少なくとも一部は、前記ガバナ車及び前記回転体が停止しているときに、前記回転軸の軸方向視にて、前記ガバナ車の外周よりも前記径方向の外方に配置される、
という構成でもよい。
【0009】
[4]
また、上記[1]~[3]の何れか1つのエレベータ調速機においては、
前記回転体は、前記回転軸及び前記ガバナ車の少なくとも一方に固定されることによって前記ガバナ車に対して固定され、前記ガバナ車に前記回転軸の軸方向で接する、
という構成でもよい。
【0010】
[5]
また、上記[1]~[3]の何れか1つのエレベータ調速機においては、
前記ガバナ車は、前記回転軸に固定され、
前記回転体は、前記回転軸に固定され、前記ガバナ車と前記回転軸の軸方向で離れる、
という構成でもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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