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公開番号
2025130452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027620
出願日
2024-02-27
発明の名称
データ送信システム
出願人
フジテック株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
H04L
67/12 20220101AFI20250901BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】エレベータの動作状況に関する動作情報をパブリッシュする処理の継続可否の判断を、パブリッシュする側で簡易に行う。
【解決手段】データ送信システム(100)は、ブローカーとして機能する第1サーバ装置(4)と通信装置(3)とを含む。通信装置のパブリッシュ部(312)は、送信モード中に、通信装置が、要求元装置(8)から第2トピックで第1サーバ装置に対してパブリッシュされた送信継続要求を最後に受信してから、所定期間が経過するまでに送信継続要求を受信した場合、送信モードを継続する一方、通信装置が送信継続要求を最後に受信してから送信継続要求を受信せずに所定期間が経過した場合、非送信モードに切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パブリッシュ/サブスクライブ型の通信方式を用いて互いに通信可能な、ブローカーとして機能するサーバ装置と、1または複数の通信装置とを含むデータ送信システムであって、
前記通信装置は、
自装置と通信可能に接続されたエレベータ制御装置から、当該エレベータ制御装置が制御するエレベータの動作状況に関する動作情報を受信する受信部と、
前記受信部が前記動作情報を受信する度に当該受信した前記動作情報を所定の第1トピックで前記サーバ装置に対してパブリッシュを行う送信モードと、前記パブリッシュを行わない非送信モードとのいずれかに動作モードを切り替えるパブリッシュ部と、
前記送信モードに切り替わるとき、前記エレベータの識別情報に基づいて作成された第2トピックを前記サーバ装置に対してサブスクライブするサブスクライブ部とを備え、
前記サーバ装置は、
要求元装置から前記第2トピックで前記サーバ装置に対してパブリッシュされた、前記動作情報の送信継続要求を、前記サーバ装置に対して前記第2トピックをサブスクライブした前記通信装置へ送信する第1送信部を備え、
前記パブリッシュ部は、前記送信モード中に、
前記通信装置が前記送信継続要求を最後に受信してから所定期間が経過するまでに前記送信継続要求を受信した場合、前記送信モードを継続し、
前記通信装置が前記送信継続要求を最後に受信してから前記送信継続要求を受信せずに前記所定期間が経過した場合、前記非送信モードに切り替える、
データ送信システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記エレベータ制御装置は、当該エレベータ制御装置が制御するエレベータの動作状況に変化が生じる度に前記動作情報を前記通信装置に送信する、
請求項1に記載のデータ送信システム。
【請求項3】
前記要求元装置は、
前記データ送信システムの利用者の端末装置が利用可能な、指定されたエレベータの前記動作情報を提供するための機能を有し、
前記端末装置が前記機能を利用することにより前記要求元装置から前記端末装置へ前記動作情報が所定頻度で提供される間、指定されたエレベータの識別情報に基づいて作成された前記第2トピックで前記送信継続要求を前記サーバ装置に対してパブリッシュする、
請求項1に記載のデータ送信システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、
前記パブリッシュ部からパブリッシュされた前記動作情報を受信すると、当該受信した前記動作情報を、前記サーバ装置に対して前記第1トピックをサブスクライブした送信先装置へ送信する第2送信部を備え、
前記送信先装置は、
前記サーバ装置から前記動作情報を受信する度に、当該受信した前記動作情報を記憶装置に格納するための処理を実行し、
前記要求元装置は、
前記データ送信システムの利用者の端末装置が利用可能な、指定されたエレベータの前記動作情報を提供するための機能を有し、
前記端末装置が前記機能を利用中は、指定されたエレベータの前記動作情報を前記記憶装置から逐次取得し、当該取得した前記動作情報を前記端末装置に送信する、
請求項1に記載のデータ送信システム。
【請求項5】
前記要求元装置は、
前記データ送信システムの利用者の端末装置が利用可能な、指定されたエレベータの前記動作情報を提供するための機能を有し、
前記端末装置から前記機能が最後に利用されてから前記所定期間が経過した後に前記端末装置から前記機能が利用された場合、前記通信装置に対して前記動作情報の送信開始要求を送信するための処理を実行し、
前記パブリッシュ部は、前記通信装置が前記送信開始要求を受信すると、動作モードを前記送信モードに切り替える、
請求項1に記載のデータ送信システム。
【請求項6】
前記機能は、API(Application Programing Interface)により提供される、
請求項3から5のいずれか1項に記載のデータ送信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、エレベータの動作状況に関する動作情報を送信するためのデータ送信システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エレベータを監視するシステムの一例が開示されている。特許文献1のシステムでは、エレベータかご内のインターホンからの呼び出しに応動して、特定の監視者の携帯電話へ接続すると共に、エレベータ乗り場に設置された監視カメラの映像データを監視者の携帯電話へ送信する。当該システムでは、監視対象の映像データの切り替え指令に応じて、携帯電話へ送信する映像データを切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4369253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1には、パブリッシュ/サブスクライブ型の通信方式を用いたエレベータに関する情報の送受信に関する技術については開示されていない。
【0005】
本発明の一態様は、パブリッシュ/サブスクライブ型の通信方式を用いてエレベータの動作状況に関する動作情報をパブリッシュする処理の継続可否の判断を、パブリッシュする側で簡易に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るデータ送信システムは、パブリッシュ/サブスクライブ型の通信方式を用いて互いに通信可能な、ブローカーとして機能するサーバ装置と、1または複数の通信装置とを含むデータ送信システムであって、前記通信装置は、自装置と通信可能に接続されたエレベータ制御装置から、当該エレベータ制御装置が制御するエレベータの動作状況に関する動作情報を受信する受信部と、前記受信部が前記動作情報を受信する度に当該受信した前記動作情報を所定の第1トピックで前記サーバ装置に対してパブリッシュを行う送信モードと、前記パブリッシュを行わない非送信モードとのいずれかに動作モードを切り替えるパブリッシュ部と、前記送信モードに切り替わるとき、前記エレベータの識別情報に基づいて作成された第2トピックを前記サーバ装置に対してサブスクライブするサブスクライブ部とを備え、前記サーバ装置は、要求元装置から前記第2トピックで前記サーバ装置に対してパブリッシュされた、前記動作情報の送信継続要求を、前記サーバ装置に対して前記第2トピックをサブスクライブした前記通信装置へ送信する第1送信部を備え、前記パブリッシュ部は、前記送信モード中に、前記通信装置が前記送信継続要求を最後に受信してから所定期間が経過するまでに前記送信継続要求を受信した場合、前記送信モードを継続し、前記通信装置が前記送信継続要求を最後に受信してから前記送信継続要求を受信せずに前記所定期間が経過した場合、前記非送信モードに切り替える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、パブリッシュ/サブスクライブ型の通信方式を用いてエレベータの動作状況に関する動作情報をパブリッシュする処理の継続可否の判断を、パブリッシュする側で簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るデータ送信システムの構成の一例を示すブロック図である。
初回のAPIの利用に基づくデータの流れの一例を示すシーケンスである。
送信モードに切り替わった後の、2回目以降のAPIの利用に基づくデータの流れの一例を示すシーケンスである。
APIの利用が所定期間なされなかった場合のデータの流れの一例を示すシーケンスである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態のデータ送信システム100について、以下に説明する。
【0010】
〔データ送信システムの概要〕
まず、図1に基づき、データ送信システム100の概要について説明する。図1は、データ送信システム100の構成の一例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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