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公開番号2025124334
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024020307
出願日2024-02-14
発明の名称乗客コンベアシステム
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人
主分類B66B 31/00 20060101AFI20250819BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 乗客コンベアの利用者の歩行を抑制する乗客コンベアシステムを提供する。
【解決手段】 乗客コンベアシステムは、移動体と、移動体の移動を制御する移動制御部と、移動体と通信可能に接続された乗客コンベアと、乗客コンベア上の利用者の歩行を検出する歩行検出部と、を備え、乗客コンベアは、歩行検出部の検出結果に基づいて、移動体に搭乗指示情報を送信し、移動制御部は、搭乗指示情報に基づいて、移動体が乗客コンベアに搭乗するように、移動体の移動を制御する。
【選択図】 図4

特許請求の範囲【請求項1】
移動体と、
前記移動体の移動を制御する移動制御部と、
前記移動体と通信可能に接続された乗客コンベアと、
前記乗客コンベア上の利用者の歩行を検出する歩行検出部と、を備え、
前記乗客コンベアは、前記歩行検出部の検出結果に基づいて、前記移動体に搭乗指示情報を送信し、
前記移動制御部は、前記搭乗指示情報に基づいて、前記移動体が前記乗客コンベアに搭乗するように、前記移動体の移動を制御する、
乗客コンベアシステム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記移動体は、前記乗客コンベアに搭乗可能であることを示す搭乗可能情報を送信し、
前記乗客コンベアは、受信した前記搭乗可能情報に対応する前記移動体の中から前記乗客コンベアに搭乗させる前記移動体を選択し、前記選択された前記移動体に前記搭乗指示情報を送信する、
請求項1に記載の乗客コンベアシステム。
【請求項3】
前記乗客コンベアは、運転方向に対して左右2列で利用者が搭乗可能であって、
前記左右2列のうちの何れの列で歩行を検出したかを判定する列判定部と、をさらに備え、
前記乗客コンベアは、前記列判定部の判定結果に基づいて、歩行を検出した列を示す歩行列情報を前記移動体に送信し、
前記移動制御部は、前記歩行列情報が示す列に前記移動体が搭乗するように、前記移動体の移動を制御する、
請求項1に記載の乗客コンベアシステム。
【請求項4】
前記移動体は、前記搭乗指示情報を受信した時点から前記乗客コンベアへ搭乗するまでの期間および搭乗中の期間の少なくともいずれか一方において、前記利用者へ歩行禁止を示す報知を行う報知部をさらに備える、
請求項1に記載の乗客コンベアシステム

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体が乗降可能な乗客コンベアシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、乗客コンベアシステムは、歩行している利用者が存在しているか否かを判断し、歩行している利用者が存在している場合、乗客コンベアの内側に設けられたディスプレイに、乗客の移動を抑制するための情報を表示する(例えば、特許文献1)。ところで、ディスプレイは乗客コンベアの内側に設けられることから、表示された情報が利用者の視界に入らない場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-28444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、課題は、より確実に乗客コンベアの利用者の歩行を抑制する乗客コンベアシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
乗客コンベアシステムは、移動体と、前記移動体の移動を制御する移動制御部と、前記移動体と通信可能に接続された乗客コンベアと、前記乗客コンベア上の利用者の歩行を検出する歩行検出部と、を備え、前記乗客コンベアは、前記歩行検出部の検出結果に基づいて、前記移動体に搭乗指示情報を送信し、前記移動制御部は、前記搭乗指示情報に基づいて、前記移動体が前記乗客コンベアに搭乗するように、前記移動体の移動を制御する。
【0006】
また、乗客コンベアシステムは、前記移動体は、前記乗客コンベアに搭乗可能であることを示す搭乗可能情報を送信し、前記乗客コンベアは、受信した前記搭乗可能情報に対応する前記移動体の中から前記乗客コンベアに搭乗させる前記移動体を選択し、前記選択された前記移動体に前記搭乗指示情報を送信する、という構成でもよい。
【0007】
また、乗客コンベアシステムは、前記乗客コンベアは、運転方向に対して左右2列で利用者が搭乗可能であって、前記左右2列のうちの何れの列で歩行を検出したかを判定する列判定部と、をさらに備え、前記乗客コンベアは、前記列判定部の判定結果に基づいて、歩行を検出した列を示す歩行列情報を前記移動体に送信し、前記移動制御部は、前記歩行列情報が示す列に前記移動体が搭乗するように、前記移動体の移動を制御する、という構成でもよい。
【0008】
また、乗客コンベアシステムは、前記移動体は、前記搭乗指示情報を受信した時点から前記乗客コンベアへ搭乗するまでの期間および搭乗中の期間の少なくともいずれか一方において、前記利用者へ歩行禁止を示す報知を行う報知部をさらに備える、という構成でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態である乗客コンベアシステムのブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態である乗客コンベアの側面図である。
図3は、本発明の一実施形態である乗客コンベアの乗り口を示す平面図である。
図4は、本発明の一実施形態である乗客コンベアの乗り口を示す平面図である。
図5は、本発明の一実施形態である乗客コンベアシステムの制御を示すフロー図である。
図6は、本発明の第1変形例である乗客コンベアシステムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態である乗客コンベアシステムについて、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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