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公開番号2025149980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024045613
出願日2024-03-21
発明の名称表示装置、表示制御方法、および、表示制御プログラム
出願人フジテック株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06T 19/00 20110101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】現実空間の視認性を低下させることなく、設置対象物との干渉状況などを的確に作業者に認識させることが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】仮想オブジェクト(OB1~OB3)として、設置対象物が設置対象面に設置された状態の概形を示す設置対象物画像を表示する表示制御部を備え、表示制御部は、設置対象物画像として、設置対象面(300)における設置対象物の断面形状の概形を示す仮想オブジェクト(OB1)、および、設置対象面に垂直な面における設置対象物の断面形状の概形を示す仮想オブジェクト(OB2・OB3)を表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
施工作業対象としての現実空間を視る作業者の視界、または、現実空間を表す画像に対し、前記現実空間の位置に応じた配置で仮想オブジェクトをオーバーレイ表示する表示装置であって、
前記仮想オブジェクトとして、設置対象物が設置対象面に設置された状態の概形を示す設置対象物画像を表示する表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記設置対象物画像として、前記設置対象面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第1画像、および、前記設置対象面に垂直な面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第2画像を表示する、表示装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、前記第1画像および前記第2画像として、四角形の4辺を示す画像または四角形の4つの頂点を示す画像を表示する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第2画像の前記四角形の辺のうち、前記設置対象面から最も離れている辺が、前記設置対象物の断面形状のうち、前記設置対象面から最も離れている部分を通る辺であるように表示する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1画像および前記第2画像として、前記設置対象物の断面形状の輪郭を示す線画像を表示する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記設置対象物は、エレベータの乗場における呼びボタン、および、乗りかごの現在位置階を表示する表示部の少なくともいずれか一方を備える乗場呼びユニットであり、前記設置対象面における前記設置対象物の断面形状は、前記呼びボタンおよび前記表示部が設けられる表面プレートの面形状である、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
施工作業対象としての現実空間を視る作業者の視界、または、現実空間を表す画像に対し、前記現実空間の位置に応じた配置で仮想オブジェクトをオーバーレイ表示する表示制御方法であって、
前記仮想オブジェクトとして、設置対象物が設置対象面に設置された状態の概形を示す設置対象物画像を表示する表示制御ステップを有し、
前記表示制御ステップにおいて、前記設置対象物画像として、前記設置対象面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第1画像、および、前記設置対象面に垂直な面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第2画像を表示する、表示制御方法。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置としてコンピュータを機能させるための表示制御プログラムであって、前記表示制御部としてコンピュータを機能させるための表示制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現実空間を視る作業者の視界、または、現実空間を表す画像に対し、現実空間の位置に応じた配置で仮想オブジェクトをオーバーレイ表示する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、建設作業などにおいて、作業者に装着されるスマートグラスなどの表示装置に、施工作業に必要な情報を現実空間と重ね合わせて表示させた状態で施工作業を行う手法が提案されている。例えば特許文献1には、現実空間をスキャンして空間形状を認識し、図面データを現実空間に合わせてスケーリングして、現実空間にマッピングして表示する投影装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-163466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術を利用して、施工作業対象としての現実空間に設置対象物を示す画像をオーバーレイ表示させることが考えられる。ここで、設置対象物の形状をそのまま表示させると、表示画像によって現実空間の視認性が低下し、逆に作業しにくくなるという問題がある。一方で、設置対象物の形状を単純化しすぎると、現実空間との干渉状態などの認識が不十分となる。
【0005】
本発明の一態様は、現実空間の視認性を低下させることなく、設置対象物との干渉状況などを的確に作業者に認識させることが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、施工作業対象としての現実空間を視る作業者の視界、または、現実空間を表す画像に対し、前記現実空間の位置に応じた配置で仮想オブジェクトをオーバーレイ表示する表示装置であって、前記仮想オブジェクトとして、設置対象物が設置対象面に設置された状態の概形を示す設置対象物画像を表示する表示制御部を備え、前記表示制御部は、前記設置対象物画像として、前記設置対象面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第1画像、および、前記設置対象面に垂直な面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第2画像を表示する、構成である。
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示制御方法は、施工作業対象としての現実空間を視る作業者の視界、または、現実空間を表す画像に対し、前記現実空間の位置に応じた配置で仮想オブジェクトをオーバーレイ表示する表示制御方法であって、前記仮想オブジェクトとして、設置対象物が設置対象面に設置された状態の概形を示す設置対象物画像を表示する表示制御ステップを有し、前記表示制御ステップにおいて、前記設置対象物画像として、前記設置対象面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第1画像、および、前記設置対象面に垂直な面における前記設置対象物の断面形状の概形を示す第2画像を表示する、方法である。
【0008】
本発明の各態様に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記表示装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記表示装置をコンピュータにて実現させる表示装置の表示制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、作業者は、実際に設置対象物を設置する前に、現実空間に干渉するような物体や構造物がないかを容易に確認することができる。また、設置対象面および設置対象面の垂直な面における断面形状の概形が表示されるので、表示される仮想オブジェクトの量を少なくすることができ、現実空間の視認性を良好に保つことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
仮想オブジェクトの表示例を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るスマートグラス1の構成の概略を示すブロック図である。
本実施形態に係るスマートグラス1が安全ヘルメット11に装着された状態を示す図である。
エレベータの施工対象となるエレベータの乗場200および昇降路102の概略を示す斜視図である。
昇降路102の内側から開口部101を見た際の概略を示す斜視図である。
仮想オブジェクトの表示の変形例を示す図である。
仮想オブジェクトの表示の別の変形例を示す図である。
仮想オブジェクトの表示のさらに別の変形例を示す図である。
本発明の実施形態に係るエレベータ施工方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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