TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025122470
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017986
出願日
2024-02-08
発明の名称
電気ケトル
出願人
象印マホービン株式会社
代理人
個人
主分類
A47J
27/21 20060101AFI20250814BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】安全性の高い電気ケトルを提供する。
【解決手段】この電気ケトルは、管状のノズル40を備える。ノズル40は、貯留容器10の下端部付近に設けられた接続口13から、前方かつ上方へ延びる。接続口13およびノズル40により、貯留容器10内の熱湯を注出するための流路70が構成されている。電気ケトルは、流路70の少なくとも1箇所に、流路70の他の箇所よりも内径が小さい絞り孔を有する。電気ケトル1が転倒したときに、貯留容器10からノズル40へ流入する熱湯は、絞り孔70の下流側において渦Uを形成する。これにより、ノズル40から漏れ出す熱湯の量を低減できる。その結果、安全性の高い電気ケトルを提供できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
有底筒状の貯留容器と、
前記貯留容器の下端部付近に設けられた接続口から前方かつ上方へ延びる管状のノズルと、
前記貯留容器内の液体を加熱する加熱部と、
を備える電気ケトルであって、
前記接続口および前記ノズルにより構成される流路の少なくとも1箇所に、前記流路の他の箇所よりも内径が小さい絞り孔を有する、電気ケトル。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電気ケトルであって、
前記接続口が、前記ノズルよりも内径が小さい絞り孔である、電気ケトル。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の電気ケトルであって、
前記ノズルは金属製であり、
前記ノズルを覆う樹脂製のノズルカバーをさらに備える、電気ケトル。
【請求項4】
請求項3に記載の電気ケトルであって、
前記ノズルと前記ノズルカバーとの間を封止する環状の第1パッキン
をさらに備える、電気ケトル。
【請求項5】
請求項4に記載の電気ケトルであって、
前記ノズルカバーは、前記ノズルを挟む第1カバー部品および第2カバー部品を有し、
前記第1カバー部品は、前記第2カバー部品へ向けて開いた穴を有し、
前記第2カバー部品は、前記第1カバー部品へ向けて突出した突起を有し、
前記突起が前記穴に圧入されている、電気ケトル。
【請求項6】
請求項3に記載の電気ケトルであって、
前記貯留容器を覆う筒状の本体カバー
をさらに備え、
前記ノズルカバーは、前記本体カバーに設けられた貫通孔に挿入され、
前記ノズルカバーは、
前記ノズルカバーの外周面から突出し、前記本体カバーの内面に接触するリブ
を有する、電気ケトル。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の電気ケトルであって、
前記貯留容器の前記接続口の周囲に固定されるとともに前記ノズルを支持する支持部材
をさらに備え、
前記支持部材は、前記ノズルよりも下側へ延びる脚部を有し、
前記脚部が前記貯留容器の外表面に接触する、電気ケトル。
【請求項8】
請求項7に記載の電気ケトルであって、
前記支持部材と前記貯留容器との間において、前記ノズルを囲む環状の第2パッキン
をさらに備え、
前記第2パッキンは、
前記ノズルへ向けて突出し、弾性変形しつつ前記ノズルに接触する複数のリップ部
を有する、電気ケトル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気ケトルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気により湯沸かしを行う電気ケトルが知られている。従来の電気ケトルについては、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1の電気ケトルは、貯留容器の下端部付近から延びる管状のノズルを備えた、いわゆる鶴口タイプの電気ケトルである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-026043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の電気ケトルでは、湯沸かしにより貯留容器内に蒸気が発生すると、貯留容器内の圧力が高くなる。また、鶴口タイプの電気ケトルでは、ノズルが、貯留容器の下端部付近に接続されているので、貯留容器の内部だけではなく、ノズルの内部にも熱湯が貯留される。このため、電気ケトルが転倒したときに、ノズル内の熱湯が、貯留容器内の圧力によって外部へ漏れ出すことを抑制する必要がある。
【0005】
また、鶴口タイプの電気ケトルは、貯留容器に別部品のノズルが接続される構造である。このため、貯留容器とノズルとの接続口の付近から、熱湯が漏れ出すことも抑制する必要がある。また、鶴口タイプの電気ケトルでは、ノズルの内部に貯留された熱湯により、ノズルの温度が高温となりやすい。このため、ユーザが高温のノズルに直接触れることを抑制する必要がある。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、安全性の高い電気ケトルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、有底筒状の貯留容器と、前記貯留容器の下端部付近に設けられた接続口から前方かつ上方へ延びる管状のノズルと、前記貯留容器内の液体を加熱する加熱部と、を備える電気ケトルであって、前記接続口および前記ノズルにより構成される流路の少なくとも1箇所に、前記流路の他の箇所よりも内径が小さい絞り孔を有する。
【0008】
本発明によれば、電気ケトルが転倒したときに、ノズルから漏れ出す熱湯の量を低減できる。これにより、安全性の高い電気ケトルを提供できる。
【0009】
特に、前記接続口が、前記ノズルよりも内径が小さい絞り孔であることが望ましい。これにより、ノズル自体の内径を部分的に小さくする場合よりも、絞り孔を容易に形成できる。
【0010】
また、前記ノズルが金属製の場合、電気ケトルは、前記ノズルを覆う樹脂製のノズルカバーをさらに備えることが望ましい。この場合、ノズル内に熱湯が貯留されることにより高温となったノズルの表面に、ユーザが直接触れることを防止できる。これにより、電気ケトルの安全性をより高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
家具
1か月前
個人
鍋蓋
12か月前
個人
椅子
4日前
個人
自助箸
4か月前
個人
掃除機
5か月前
個人
屋外用箒
4か月前
個人
枕
2か月前
個人
ハンガー
4か月前
個人
枕
5か月前
個人
耳拭き棒
8か月前
個人
乾燥器具
11か月前
個人
掃除用具
27日前
個人
体洗い具
7か月前
個人
掃除道具
5か月前
個人
収納型額縁
10か月前
個人
組立式棚板
4か月前
個人
物品
7日前
個人
開閉トング
3か月前
個人
省煙消臭器
5か月前
個人
掃除シート
6か月前
個人
エコ掃除機
9か月前
個人
片手代替具
8か月前
個人
経典表示装置
1か月前
個人
転倒防止装置
2か月前
個人
洗面台
8か月前
個人
シャワー装置
3か月前
個人
ゴミ袋保持枠
4か月前
個人
食品用トング
10か月前
個人
受け皿
2か月前
個人
学童机
10か月前
個人
中身のない枕
4か月前
個人
折り畳み椅子
10か月前
個人
コーナーシール
7か月前
個人
汚水漏れ防止具
7か月前
個人
食事用具
9か月前
個人
汚水汚れ防止具
7か月前
続きを見る
他の特許を見る