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公開番号
2025119772
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014756
出願日
2024-02-02
発明の名称
ショッピングカート
出願人
株式会社オカムラ
,
東芝テック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62B
5/00 20060101AFI20250807BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】搭載された電子機器による商品の読み取り作業を邪魔せずに長尺物を保持することができるショッピングカートを提供する。
【解決手段】カート本体2の後部には、電子機器6の下方に左右に自由端部を有するハンドル部4がそれぞれ延設され、左右一方のハンドル部4の自由端部には、長尺物の上部を保持する上方保持具70が取り付けられ、上方保持具70の下方においてカート本体2の側部には、長尺物の下部を保持する受部71が設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
前記ショッピングカートの走行方向の後部に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を搭載可能、かつ下部にキャスタを有するカート本体と、商品を載置可能な載置部と、を備えるショッピングカートであって、
前記カート本体の後部には、前記電子機器の下方に、左右に自由端部を有するハンドル部がそれぞれ延設され、
左右一方の前記ハンドル部の前記自由端部には、長尺物の上部を保持する上方保持具が取り付けられ、
前記上方保持具の下方において、前記カート本体の側部には、前記長尺物の下部を保持する受部が設けられていることを特徴とするショッピングカート。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記上方保持具は、前記長尺物の上部を抱持する抱持部を備え、該抱持部は前記ショッピングカートの走行方向の前方寄りに開口を有する略C字を成し、前記受部は該抱持部より前方に位置することを特徴とする請求項1に記載のショッピングカート。
【請求項3】
前記抱持部は前方斜め外方に前記開口を有する略C字を成していることを特徴とする請求項2に記載のショッピングカート。
【請求項4】
前記開口の両縁部は、内向きの返し部で構成されていることを特徴とする請求項3に記載のショッピングカート。
【請求項5】
前記上方保持具は、前記ハンドル部の自由端部に固定され下方に垂下するアーム部を備え、該アーム部の下端に前記抱持部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のショッピングカート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主にスーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗で利用されるショッピングカートに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スーパーマーケットやショッピングモールなどの店舗においては、店舗内に設けたレジにて、店員または来店客により決済処理が行われるため、例えば、繁忙時間帯などでは決済待ちの来店客がレジに集中し、来店客を長時間待たせてしまうだけでなく、商品を登録する商品登録処理または登録された商品の決済を行う決済処理を行う店員の作業負荷が大きいという問題がある。
【0003】
そこで、ショッピングカートに、商品情報を読取り可能な読取装置や、決済情報等を表示可能な表示装置などの電子機器と、これら電子機器に電力を供給するバッテリとを搭載し、来店客が商品を選択した際に商品情報をその場で読取ることで、レジに行かなくても決済処理を行うことができるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
また、ショッピングカートには、傘などの長尺物を保持する保持機構を有するものがある。例えば特許文献2のショッピングカートでは、商品を載置可能な上段の載置部の後方、つまりフレーム構造のカート本体の上部後方側に利用者が把持する左右に延びるハンドルバーを備え、このハンドルバーに傘の上部を抱持する抱持部が取り付けられ、カート本体の下部には、傘の下部を保持する受部が設けられている。
【0005】
特許文献2に記載されるショッピングカートは、フレーム構造のカート本体の上部後方側に、左右一対のフレームに架設され利用者が把持する左右に延びるハンドルバーを備え、傘の上部を抱持する抱持部が、このハンドルバーの長手方向に位置調整可能に取り付けられている。また、左右一対のフレームの下部にてハンドルバーに平行に架設されるワイヤフレームに、傘の下部つまり石突部分を保持する受部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-70441号公報(第7頁、第2図)
特開2016-124439号公報(第7頁、第4図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献2にあるような、傘の上部を抱持する抱持部及び傘の下部を保持する受部は、ショッピングカートの後方側つまり利用者側に設けられることから、ハンドルバーを把持する利用者にとってアクセスし易い位置に傘を保持することができる。ここで、商品情報を読取り可能な読取装置や、決済情報等を表示可能な表示装置などの電子機器を備えた特許文献1のようなショッピングカートに対して、抱持部及び受部を設けた場合には、ショッピングカートの後方側つまり利用者側に備えられた電子機器と抱持部及び受部とが前後もしくは上下に配置されることになり、抱持部及び受部に保持された傘における特に持ち手の部分が電子機器による商品の読み取り作業の邪魔になる虞があった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、搭載された電子機器による商品の読み取り作業を邪魔せずに長尺物を保持することができるショッピングカートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明のショッピングカートは、
前記ショッピングカートの走行方向の後部に商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を搭載可能、かつ下部にキャスタを有するカート本体と、商品を載置可能な載置部と、を備えるショッピングカートであって、
前記カート本体の後部には、前記電子機器の下方に、左右に自由端部を有するハンドル部がそれぞれ延設され、
左右一方の前記ハンドル部の前記自由端部には、長尺物の上部を保持する上方保持具が取り付けられ、
前記上方保持具の下方において、前記カート本体の側部には、前記長尺物の下部を保持する受部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、上方保持具が左右一方のハンドル部の自由端部に取り付けられ、受部がカート本体の側部に設けられているため、上方保持具と受部とに保持させた長尺物の上部は、ハンドル部の上方に配置された商品の登録処理または決済処理に使用される電子機器を避けた左右一方に配置され、読み取り作業の邪魔にならない。
【0010】
前記上方保持具は、前記長尺物の上部を抱持する抱持部を備え、該抱持部は前記ショッピングカートの走行方向の前方寄りに開口を有する略C字を成し、前記受部は該抱持部より前方に位置することを特徴としている。
この特徴によれば、受部が抱持部より前方に位置することから、長尺物はショッピングカートの走行方向に対して後傾した状態で保持され、かつ長尺物の上部を抱持部内に水平方向から進入させることができる開口が前方寄りに設けられていることから、後傾した状態の長尺物の上部が抱持部の開口から飛び出しにくく、走行時において安定して保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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