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公開番号2025119775
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014763
出願日2024-02-02
発明の名称台車
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62B 3/00 20060101AFI20250807BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】組立作業が簡便な台車を提供する。
【解決手段】キャスタ21と、キャスタ21の上方に配置されるフレーム22と、フレーム22の上方に配置され荷物を載置可能な板状のカバー23と、を備える台車1であって、台車1は、キャスタ21のカバー23に対する水平方向の移動を規制する規制手段224c,232c,232d,233c,233dを備え、キャスタ21は、規制手段224c,232c,232d,233c,233dにより水平方向の移動が規制された状態かつフレーム22の下方に当接した状態でカバー23に固定されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
キャスタと、前記キャスタの上方に配置されるフレームと、前記フレームの上方に配置され荷物を載置可能な板状のカバーと、を備える台車であって、
前記台車は、前記キャスタの前記カバーに対する水平方向の移動を規制する規制手段を備え、
前記キャスタは、前記規制手段により水平方向の移動が規制された状態かつ前記フレームの下方に当接した状態で前記カバーに固定されていることを特徴とする台車。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記キャスタの上部には、前記フレームを前後または左右に跨ぐ座部が設けられ、
前記カバーの下面には、前記座部の上面に当接する座受け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
【請求項3】
前記座部は、平面視矩形状をなし、
前記規制手段は、前記座部の前面および後面に当接する前後当接部位と、前記座部の左面および右面に当接する左右当接部位と、の少なくとも一方を有していることを特徴とする請求項2に記載の台車。
【請求項4】
前記規制手段は、前記座部の下面に当接する下面当接部位を有していることを特徴とする請求項2に記載の台車。
【請求項5】
前記規制手段は、前記カバーから前記フレームよりも下方に延びる部位を有することを特徴とする請求項1に記載の台車。
【請求項6】
前記規制手段は、前記フレームから下方に延びる部位をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の台車。
【請求項7】
前記カバーは、複数の分割体から構成されており、
前記キャスタは、前記分割体同士を跨いで各前記分割体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の台車。
【請求項8】
前記分割体は、隣接する前記分割体に亘って延びる突出片を備えていることを特徴とする請求項7に記載の台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を運搬する台車に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗においては、バックヤードに保管された商品を店内に運搬して品出しする際に台車が用いられる。商品によっては、重量物もあり、高い耐荷重性が求められる場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1に示されるような台車は、平面視矩形状の台車フレームと、台車フレームの上部に固定される縞鋼板と、台車フレームの下部四隅に固定されるキャスタと、を備えている。この台車は、剛性の高い台車フレームにより耐荷重性が確保されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-67965号公報(第2頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のような台車にあっては、組立時に台車フレームに対してキャスタをボルトなどで固定する工程と、縞鋼板をボルトなどで固定する工程と、を要し、組立工数が多いため、組立作業が煩雑であった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、組立作業が簡便な台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の台車は、
キャスタと、前記キャスタの上方に配置されるフレームと、前記フレームの上方に配置され荷物を載置可能な板状のカバーと、を備える台車であって、
前記台車は、前記キャスタの前記カバーに対する水平方向の移動を規制する規制手段を備え、
前記キャスタは、前記規制手段により水平方向の移動が規制された状態かつ前記フレームの下方に当接した状態で前記カバーに固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、フレームをカバーとキャスタで上下に挟んだ状態でキャスタがカバーに固定されることでフレーム、キャスタ、カバーが一体化するため、組立作業が簡便である。また、規制手段によりカバーに対するキャスタの水平方向の相対移動が規制されるので、ボルトの締結作業等を少ない工数でキャスタをカバーに固定できる。
【0008】
前記キャスタの上部には、前記フレームを前後または左右に跨ぐ座部が設けられ、
前記カバーの下面には、前記座部の上面に当接する座受け部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、キャスタの座部がフレームとカバーの座受け部とに亘って当接するため、キャスタをカバーに対して正確に取付けやすい。
【0009】
前記座部は、平面視矩形状をなし、
前記規制手段は、前記座部の前面および後面に当接する前後当接部位と、前記座部の左面および右面に当接する左右当接部位と、の少なくとも一方を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、カバーに対するキャスタの前後方向または左右方向と回転方向の動きを規制できる。
【0010】
前記規制手段は、前記座部の下面に当接する下面当接部位を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、座部の下面に当接する下面当接部位によりキャスタがカバーから離れる方向への動きを規制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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