TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011998
出願日
2024-01-30
発明の名称
昇降システム
出願人
株式会社フジタ
代理人
弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類
B66F
3/46 20060101AFI20250804BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】構造体に沿って昇降移動する昇降ステージが、昇降移動中に許容範囲を超えて傾斜することを抑制すること。
【解決手段】昇降システムは、構造体に沿って昇降移動する昇降ステージと、前記昇降ステージを上下動させる第1昇降装置と、前記昇降ステージを上下動させる第2昇降装置と、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置に備えられ、鉛直方向における前記第1昇降装置と前記第2昇降装置との位置関係を検出可能なレベルセンサと、前記レベルセンサからの信号に基づいて、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置の上下動を制御する制御装置と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
構造体に沿って昇降移動する昇降ステージと、
前記昇降ステージを上下動させる第1昇降装置と、
前記昇降ステージを上下動させる第2昇降装置と、
前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置に備えられ、鉛直方向における前記第1昇降装置と前記第2昇降装置との位置関係を検出可能なレベルセンサと、
前記レベルセンサからの信号に基づいて、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置の上下動を制御する制御装置と、を有する昇降システム。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、鉛直方向における前記第1昇降装置と前記第2昇降装置との位置が異なる場合、前記第1昇降装置と前記第2昇降装置とにそれぞれ異なる動作をさせる、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項3】
前記制御装置は、前記第1昇降装置が前記第2昇降装置より低いことを前記レベルセンサが示す場合、前記第2昇降装置の上昇動作を制限する、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項4】
前記制御装置は、
鉛直方向における前記第1昇降装置の位置と前記第2昇降装置の位置との高低差と閾値とを対比し、
前記高低差が前記閾値を超えた場合、前記第1昇降装置と前記第2昇降装置とにそれぞれ異なる動作をさせる、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項5】
前記レベルセンサは、前記第1昇降装置に取り付けられた第1水位計と、前記第2昇降装置に取り付けられた第2水位計と、を含み、
前記第1水位計と前記第2水位計とは、各々の内部の液体が相互に移動可能な構成であり、
前記制御装置は、前記第1水位計及び前記第2水位計の信号に基づいて、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置の上下動を制御する、請求項1に記載の昇降システム。
【請求項6】
前記構造体は建築物である、請求項1乃至5のいずれか一に記載の昇降システム。
【請求項7】
前記昇降ステージは、前記建築物の周囲を囲んでいる、請求項6に記載の昇降システム。
【請求項8】
前記制御装置は、前記昇降ステージとともに昇降移動する、請求項7に記載の昇降システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は昇降システムに関する。特に、本発明は、複数の昇降装置が連動して昇降ステージを上下動させる昇降システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ビルやマンションなどの大型構造体の組み立て又は解体において、構造体に沿って昇降移動する昇降ステージを備えた昇降システムが用いられている(特許文献1)。昇降システムにおいて、昇降ステージは、その下方に設けられた複数の昇降装置によって支持されており、昇降装置の上下動に伴って昇降移動する。昇降ステージ上において作業者が安全に作業を行い、昇降ステージ上に設けられた機器が正常に動作するために、昇降ステージの傾きを一定の範囲内に収めることが要求される。複数の昇降装置の移動量にばらつきがあると、昇降ステージは昇降動作後に傾いてしまう。この傾きを制限するために、各昇降装置に移動量センサなどを設置し、昇降装置の移動量のばらつきを低減する技術が用いられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-43572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、各昇降装置に移動量センサを設けただけでは、昇降ステージの傾きを一定の範囲内に収めることは難しい。特に大型構造体では、昇降ステージのサイズが大きく、昇降装置間の移動量に誤差があると、昇降装置の移動量に僅かな差が生じただけで、昇降ステージが許容範囲以上に傾いてしまうという問題があった。
【0005】
本発明に係る一実施形態は、上記問題に鑑みてなされたものであり、構造体に沿って昇降移動する昇降ステージが、昇降移動中に許容範囲を超えて傾斜することを抑制することを課題の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る昇降システムは、構造体に沿って昇降移動する昇降ステージと、前記昇降ステージを上下動させる第1昇降装置と、前記昇降ステージを上下動させる第2昇降装置と、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置に備えられ、鉛直方向における前記第1昇降装置と前記第2昇降装置との位置関係を検出可能なレベルセンサと、前記レベルセンサからの信号に基づいて、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置の上下動を制御する制御装置と、を有する。
【0007】
前記制御装置は、鉛直方向における前記第1昇降装置と前記第2昇降装置との位置が異なる場合、前記第1昇降装置と前記第2昇降装置とにそれぞれ異なる動作をさせてもよい。
【0008】
前記制御装置は、前記第1昇降装置が前記第2昇降装置より低いことを前記レベルセンサが示す場合、前記第2昇降装置の上昇動作を制限してもよい。
【0009】
前記制御装置は、鉛直方向における前記第1昇降装置の位置と前記第2昇降装置の位置との高低差と閾値とを対比し、前記高低差が前記閾値を超えた場合、前記第1昇降装置と前記第2昇降装置とにそれぞれ異なる動作をさせてもよい。
【0010】
前記レベルセンサは、前記第1昇降装置に取り付けられた第1水位計と、前記第2昇降装置に取り付けられた第2水位計と、を含み、前記第1水位計と前記第2水位計とは、各々の内部の液体が相互に移動可能な構成であり、前記制御装置は、前記第1水位計及び前記第2水位計の信号に基づいて、前記第1昇降装置及び前記第2昇降装置の上下動を制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社フジタ
昇降システム
5日前
株式会社フジタ
昇降システム
13日前
株式会社フジタ
柱梁接合構造
21日前
株式会社フジタ
情報提供システム
25日前
株式会社フジタ
建築物とその施工方法
17日前
株式会社フジタ
コンクリートの作製方法
1か月前
株式会社フジタ
柱梁接合構造とその施工方法
19日前
株式会社フジタ
柱梁接合構造とその施工方法
21日前
株式会社フジタ
荷重計測装置および昇降システム
7日前
株式会社フジタ
角形鋼管柱の継手構造
3日前
個人
自走手摺
1か月前
個人
懸吊装置
11か月前
ユニパルス株式会社
吊具
2か月前
個人
海上コンテナ昇降装置
8か月前
ユニパルス株式会社
吊具装置
9か月前
ユニパルス株式会社
荷役装置
7か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
8か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
9か月前
ユニパルス株式会社
リフト装置
3か月前
株式会社豊田自動織機
荷役車両
7か月前
水戸工業株式会社
吊り具
4か月前
株式会社いうら
車椅子用昇降機
26日前
白山工業株式会社
バランサ
5か月前
愛知製鋼株式会社
受け架台
3日前
株式会社伊藤
滑り止め装置
21日前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
2か月前
大栄産業株式会社
クランプ
3か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
3か月前
ユニパルス株式会社
荷役助力装置
1か月前
個人
建築部材の吊り上げ装置
10か月前
株式会社ユピテル
システム等
4か月前
株式会社キトー
タイヤ用吊具
3か月前
株式会社五十鈴製作所
搬送装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
フォークリフト
6か月前
フジテック株式会社
エレベータ
7か月前
株式会社大林組
養生方法
11か月前
続きを見る
他の特許を見る