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公開番号
2025117102
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011787
出願日
2024-01-30
発明の名称
プログラム、方法、及び情報処理装置
出願人
株式会社ROKI
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
45/00 20200101AFI20250804BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】自動二輪車のエンジン始動時における運転者の操作負担を軽減すること。
【解決手段】
コンピュータに、自動二輪車のエンジンの始動を指示する始動信号を取得することと、始動信号に基づいて、自動二輪車のエンジンを始動する駆動装置を動作させる駆動信号を駆動装置に送信することと、エンジンの動作状態を示す動作信号を取得することと、始動信号が取得され続けており、かつ動作信号が、エンジンが始動したことを示す場合に、駆動装置を停止させる停止信号を駆動装置に送信することと、を実行させるプログラム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに、
自動二輪車のエンジンの始動を指示する始動信号を取得することと、
前記始動信号に基づいて、前記自動二輪車の前記エンジンを始動する駆動装置を動作させる駆動信号を前記駆動装置に送信することと、
前記エンジンの動作状態を示す動作信号を取得することと、
前記始動信号が取得され続けており、かつ前記動作信号が、前記エンジンが始動したことを示す場合に、前記駆動装置を停止させる停止信号を前記駆動装置に送信することと、を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記停止信号を前記駆動装置に送信することは、前記駆動装置が所定の時間以上にわたって動作していることを前記駆動信号が示す場合に、前記停止信号を前記駆動装置に送信すること、を含む、プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記自動二輪車に設けられた認証装置を通じて取得される、前記自動二輪車の運転者の生体情報を取得することと、
前記生体情報に基づいて、前記運転者が正式な運転者である認証運転者か否かを判定し、前記運転者が前記認証運転者である場合に、前記始動信号が取得可能となるよう前記自動二輪車を起動させることと、
をさらに実行させる、プログラム。
【請求項4】
請求項3に記載のプログラムであって、
前記運転者が認証運転者であるか否かを判定することは、
前記生体情報と、前記コンピュータの記憶部に記憶された、前記認証運転者の生体情報とに基づいて、前記運転者が前記認証運転者であるか否かを判定すること、を含む、プログラム。
【請求項5】
請求項4に記載のプログラムであって、
前記生体情報は前記運転者の指紋情報である、プログラム。
【請求項6】
請求項4に記載のプログラムであって、
前記始動信号を取得することは、前記自動二輪車に設けられた操作装置から前記始動信号を取得すること、を含み、
前記認証装置は、前記操作装置に設けられる、プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記始動信号を取得することは、前記自動二輪車に設けられた操作装置から前記始動信号を取得すること、を含む、プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載のプログラムであって、
前記始動信号を取得することは、前記自動二輪車のステアリングハンドルに設けられた前記操作装置から前記始動信号を取得する、プログラム。
【請求項9】
請求項7に記載のプログラムであって、
前記始動信号を取得することは、前記自動二輪車の起動入力部としての機能を有する前記操作装置から前記始動信号を取得する、プログラム。
【請求項10】
コンピュータが、
自動二輪車のエンジンの始動を指示する始動信号を取得することと、
前記始動信号に基づいて、前記自動二輪車の前記エンジンを始動する駆動装置を回転させる駆動信号を前記駆動装置に送信することと、
前記エンジンの動作状態を示す動作信号を取得することと、
前記始動信号が取得され続けており、かつ前記動作信号が、前記エンジンが始動したことを示す場合に、前記駆動装置を停止させる停止信号を前記駆動装置に送信することと、を含む、方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、及び情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
自動二輪車では、エンジン始動のための回転運動を発生させるために、例えば、セルモータ等の駆動装置が用いられる。駆動装置は操作装置に対する運転者の入力に応じて動作し、操作装置は、例えば、セルスイッチやスタータースイッチとよばれる。運転者が操作装置に対して入力を与え続けている場合、駆動装置は回転運動を発生させる。特許文献1には、操作装置の操作時間が短く、エンジンが始動する前に操作装置への操作が解除された場合であっても、始動時の不便を低減できるエンジンユニットが示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-152147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動二輪車では、例えば、鍵を使用してイグニッションをオン状態にする操作を行った上でエンジン始動のために操作装置への入力操作を行うという、2つの操作を段階的に行う必要がある。これらの動作を1つの操作によって実行することも考えられる。しかし、1つの操作で実行するような場合であっても、エンジンが始動するまでは、運転者は操作装置に入力を与え続け、駆動装置を回転させ続ける必要がある。このとき、エンジンが始動した後にも操作入力が操作装置に与え続けられ、駆動装置は回転を続ける。エンジン始動後に駆動装置を回転させ続けると、駆動装置の故障や駆動装置の動作に用いるバッテリーが不足し得るなどの不便が発生する。そのため、運転者は、エンジンが始動したことを把握した場合は、操作装置への入力を停止する必要がある。運転者はエンジンの状態を把握し続け、操作装置への入力要否を判断する必要が生じ、これは、エンジン始動時における運転者の操作に対する負担となる。
【0005】
そこで、本発明は、自動二輪車のエンジン始動時における運転者の操作負担を軽減するプログラム、方法、情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、自動二輪車のエンジンの始動を指示する始動信号を取得することと、始動信号に基づいて、自動二輪車のエンジンを始動する駆動装置を動作させる駆動信号を駆動装置に送信することと、エンジンの動作状態を示す動作信号を取得することと、始動信号が取得され続けており、かつ動作信号が、エンジンが始動したことを示す場合に、駆動装置を停止させる停止信号を駆動装置に送信することと、を実行させる。
【0007】
この態様によれば、始動信号が取得され続けている場合であっても、エンジンが始動している場合には、駆動装置を停止させることができる。よって、駆動装置は運転者の操作を介さずとも停止することとなり、自動二輪車のエンジン始動時における運転者の操作負担が軽減される。
【0008】
上記態様において、停止信号を駆動装置に送信することは、駆動装置が所定の時間以上にわたって動作していることを駆動信号が示す場合に、停止信号を駆動装置に送信すること、を含んでもよい。
【0009】
この態様によれば、駆動装置の動作が一定時間以上続いているものの、エンジンが始動されていない場合においても駆動装置が停止される。これにより、例えば、エンジン始動が順調でない場合に駆動装置を回転させ続けることによる、駆動装置の故障等を回避することができる。
【0010】
上記態様において、コンピュータに、自動二輪車に設けられた認証装置を通じて取得される、自動二輪車の運転者の生体情報を取得することと、生体情報に基づいて、運転者が正式な運転者である認証運転者か否かを判定し、運転者が認証運転者である場合に、始動信号が取得可能となるよう自動二輪車を起動させることと、をさらに実行させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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