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公開番号
2025114926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-06
出願番号
2024009169
出願日
2024-01-25
発明の名称
部品供給装置
出願人
セキ工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B65G
47/08 20060101AFI20250730BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】部品供給装置における部品の詰まりを抑制する。
【解決手段】部品供給装置1は、ガイドレール10と排出機構20と案内機構30と停止機構40とを備える。案内機構は、第1方向Aにおけるスリット50よりも下流側A2において上方C1から排出穴22に臨み且つ第2方向Bにおいて第1位置S1と第2位置S2との間で移動する移動部材31を含む。移動部材は、第1方向の上流側A1の側面31aの切り欠きで構成され且つ第1位置のときにスリット50から供給された第1部品P1が導入される導入部32と、第2方向において導入部に隣り合うように側面で構成され且つ第2位置のときにスリットを塞ぐ塞部33と、側面よりも第1方向における下流側の穴で構成され且つ導入部から移動してきた第1部品を第2位置のときに排出穴に落下させる穴部34と、を含む。停止機構は、第2部品P2の進行をスリットにて停止させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いの間にスリットを形成するように互いに並行に第1方向に延び且つ軸部及び前記軸部よりも大径の頭部で構成された複数の部品が前記スリットを前記第1方向に進行する一対のガイドレールと、
前記第1方向における前記スリットよりも下流側に配置され且つ前記部品を排出する排出穴を有する排出機構と、
前記部品を前記スリットから1つずつ前記排出穴に案内する案内機構と、
前記部品の進行を前記スリットにおいて停止させる停止機構と、を備え、
前記第1方向は、水平方向の成分を含み、
前記部品は、前記軸部が前記スリットに上方から下方へ挿入されるとともに前記頭部が前記ガイドレールの上縁部に引っ掛かり、
複数の前記部品として、前記第1方向における下流側から1番目の第1部品と、前記第1方向における下流側から2番目の第2部品と、があり、
前記案内機構は、前記第1方向における前記スリットよりも下流側において上方から前記排出穴に臨み且つ前記スリットの幅方向である第2方向において第1位置と第2位置との間で移動する移動部材を含み、
前記移動部材は、
前記第1方向の上流側の側面に形成された切り欠きで構成され且つ前記第1位置のときに前記スリットから供給された前記第1部品が導入される導入部と、
前記第2方向において前記導入部に隣り合うように前記側面で構成され且つ前記第2位置のときに前記スリットを塞ぐ塞部と、
前記側面よりも前記第1方向における下流側に形成された穴で構成され且つ前記導入部から移動してきた前記第1部品を前記第2位置のときに前記排出穴に落下させる穴部と、を含み、
前記停止機構は、前記第2部品の進行を前記スリットにおいて停止させる、部品供給装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記停止機構は、前記第2部品を前記第2方向に押すことによって前記第2部品を前記ガイドレールに押し当てることで、前記第2部品の進行を前記スリットにおいて停止させる、請求項1に記載の部品供給装置。
【請求項3】
前記停止機構は、前記第2部品の前記頭部を前記第2方向に押すことによって、前記第2部品の前記軸部を前記ガイドレールの前記第2方向における内面に押し当てる、請求項2に記載の部品供給装置。
【請求項4】
前記停止機構は、前記第2方向に延びるロッドを前記第2方向に移動させるアクチュエータで構成されている、請求項2又は3に記載の部品供給装置。
【請求項5】
前記停止機構は、前記移動部材が前記第1位置にあるとき、前記第2部品を前記スリットにおいて停止させるとともに、前記移動部材が前記第2位置にあるとき、前記第2部品を前記スリットにおいて停止させず、
前記移動部材が前記第2位置にあるとき、前記第2部品が前記スリットの前記第1方向における下流端まで進行するとともに、前記第2部品の進行が前記塞部によって塞がれる、請求項1から3のいずれか1に記載の部品供給装置。
【請求項6】
前記ガイドレールは、前記第1方向における上流側から下流側に至るに従って、上方から下方に至るように、前記水平方向に対して傾斜している、請求項1から3のいずれか1つに記載の部品供給装置。
【請求項7】
前記部品は、頭付ボルトである、請求項1から3のいずれか1つに記載の部品供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、部品供給装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の部品供給装置(締結部材の分別供給装置)は、フィーダの出口に締結部材の搬送溝が設けられており、当該搬送溝に連なるように、部材の径の大きさに応じて部材進行方向に段階的に溝幅を拡大してなる分別溝が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-142082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の部品供給装置は、互いの間にスリットを形成するように互いに並行に延びる一対のガイドレールを備える。ガイドレールの延びる方向は、水平方向の成分を含む。一対のガイドレールの間のスリットには、軸部及び頭部で構成された複数の部品が、連続的に進行する。部品は、軸部がスリットに上方から下方へ挿入されるとともに頭部がガイドレールの上縁部に引っ掛かる。一対のガイドレールの間のスリットを進行した部品は、排出穴に落下して排出される。
【0005】
この種の部品供給装置では、複数の部品がスリットを連続的に進行する途中で、部品が詰まってしまい、部品がスリットを進行できないことがあった。
【0006】
特に、部品供給装置が、部品を一対のガイドレールの間のスリットから排出穴に1つずつ案内する機構を備える場合には、一対のガイドレールの間のスリットを進行する複数の部品のうち、下流側から2番目の部品が詰まりやすい。
【0007】
本開示は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部品供給装置における部品の詰まりを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る部品供給装置は、互いの間にスリットを形成するように互いに並行に第1方向に延び且つ軸部及び前記軸部よりも大径の頭部で構成された複数の部品が前記スリットを前記第1方向に進行する一対のガイドレールと、前記第1方向における前記スリットよりも下流側に配置され且つ前記部品を排出する排出穴を有する排出機構と、前記部品を前記スリットから1つずつ前記排出穴に案内する案内機構と、前記部品の進行を前記スリットにおいて停止させる停止機構と、を備え、前記第1方向は、水平方向の成分を含み、前記部品は、前記軸部が前記スリットに上方から下方へ挿入されるとともに前記頭部が前記ガイドレールの上縁部に引っ掛かり、前記案内機構は、前記第1方向における前記スリットよりも下流側において上方から前記排出穴に臨み且つ前記スリットの幅方向である第2方向において第1位置と第2位置との間で移動する移動部材を含み、複数の前記部品として、前記第1方向における下流側から1番目の第1部品と、前記第1方向における下流側から2番目の第2部品と、があり、前記移動部材は、前記第1方向の上流側の側面に形成された切り欠きで構成され且つ前記第1位置のときに前記スリットから供給された前記第1部品が導入される導入部と、前記第2方向において前記導入部に隣り合うように前記側面で構成され且つ前記第2位置のときに前記スリットを塞ぐ塞部と、前記側面よりも前記第1方向における下流側に形成された穴で構成され且つ前記導入部から移動してきた前記第1部品を前記第2位置のときに前記排出穴に落下させる穴部と、を含み、前記停止機構は、前記第2部品の進行を前記スリットにおいて停止させる。
【0009】
かかる構成によれば、移動部材が第1位置にあるとき、第1部品は、ガイドレールのスリットから移動部材の側面の導入部に導入される。移動部材が第2位置にあるとき、第1部品は、移動部材において導入部から穴部に移動するともに、穴部から排出穴に落下する。移動部材が第2位置にあるとき、移動部材の側面の塞部は、ガイドレールのスリットを塞ぐ。このようにして、部品(第1部品のみ)がスリットから1つずつ排出穴に案内される。
【0010】
停止機構が第2部品の進行をガイドレールのスリットにおいて停止させることによって、移動部材が第1位置にあるときに第2部品が導入部に進入するのが抑制される。移動部材を第1位置から第2位置に移動させる際に、移動部材の側面の塞部が第2部品に接触するのを抑制することによって、第2部品が詰まるのを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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