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公開番号
2025113521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007719
出願日
2024-01-23
発明の名称
かき揚げ製造装置及びかき揚げ製造方法
出願人
株式会社日清製粉グループ本社
代理人
個人
主分類
A47J
37/12 20060101AFI20250728BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】 かき揚げ生地のプッシャーへの付着を防止することができるかき揚げ製造装置を提供する。
【解決手段】 かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置であって、具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部と、前記生地供給部より供給される前記かき揚げ生地を受け容れる型枠と、前記型枠内に投入された前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する第1プッシャー及び第2プッシャーと、前記型枠を前記生地供給部、前記第1プッシャー及び前記第2プッシャーの下方に移動する型枠移動部と、前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方に移動されたとき前記第1プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第1昇降部と、前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方から前記第2プッシャーの下方に移動されたとき前記第2プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第2昇降部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置であって、
具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部と、
前記生地供給部より供給される前記かき揚げ生地を受け容れる型枠と、
前記型枠内に投入された前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する第1プッシャー及び第2プッシャーと、
前記型枠を前記生地供給部、前記第1プッシャー及び前記第2プッシャーの下方に移動する型枠移動部と、
前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方に移動されたとき前記第1プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第1昇降部と、
前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方から前記第2プッシャーの下方に移動されたとき前記第2プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第2昇降部と、
を備えることを特徴とするかき揚げ製造装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第2プッシャーによる成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出プッシャーを備え、
前記型枠移動部は、前記型枠を前記押出プッシャーの上方に移動し、
前記型枠移動部により前記型枠が前記第2プッシャーの下方から前記押出プッシャーの上方に移動されたとき前記押出プッシャーを前記型枠まで上昇させた後、下降させる押出プッシャー昇降部を備えることを特徴とする請求項1記載のかき揚げ製造装置。
【請求項3】
かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置であって、
具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部と、
前記生地供給部より供給される前記かき揚げ生地を受け容れる型枠と、
前記型枠内に投入された前記かき揚げ生地の上面を油中で成形するプッシャーと、
前記型枠を前記生地供給部及び前記プッシャーの下方に移動する型枠移動部と、
前記型枠移動部により前記型枠が前記プッシャーの下方に移動されたとき前記プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させ、上昇させることを2回以上行う昇降部と、
を備えることを特徴とするかき揚げ製造装置。
【請求項4】
前記プッシャーによる成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出プッシャーを備え、
前記型枠移動部は、前記型枠を前記押出プッシャーの上方に移動し、
前記型枠移動部により前記型枠が前記プッシャーの下方から前記押出プッシャーの上方に移動されたとき前記押出プッシャーを前記型枠まで上昇させた後、下降させる押出プッシャー昇降部を備えることを特徴とする請求項3記載のかき揚げ製造装置。
【請求項5】
かき揚げ製造装置を用いてかき揚げを製造するためのかき揚げ製造方法であって、
型枠移動部により、型枠を、具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部の下方まで移動する第1移動工程と、
前記生地供給部で前記かき揚げ生地が前記型枠に投入された後、前記型枠移動部により前記型枠を第1プッシャーの下方まで移動する第2移動工程と、
前記第1プッシャーを降昇させることにより前記型枠内の前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する第1成形工程と、
前記第1成形工程の後、前記型枠移動部により前記型枠を第2プッシャーの下方まで移動する第3移動工程と、
前記第2プッシャーを降昇させることより前記型枠内の前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する第2成形工程と、
を含むことを特徴とするかき揚げ製造方法。
【請求項6】
前記第2成形工程の後、前記型枠移動部により前記型枠を押出プッシャーの上方まで移動する第4移動工程と、
前記押出プッシャーを昇降させることにより、成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出工程と、
を含むことを特徴とする請求項5記載のかき揚げ製造方法。
【請求項7】
かき揚げ製造装置を用いてかき揚げを製造するためのかき揚げ製造方法であって、
型枠移動部により、型枠を、具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部の下方まで移動する第1移動工程と、
前記生地供給部で前記かき揚げ生地が前記型枠に投入された後、前記型枠移動部により前記型枠をプッシャーの下方まで移動する第2移動工程と、
前記プッシャーを2回以上降昇させることにより前記型枠内の前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する成形工程と、
を含むことを特徴とするかき揚げ製造方法。
【請求項8】
前記成形工程の後、前記型枠移動部により前記型枠を押出プッシャーの上方まで移動する移動工程と、
前記押出プッシャーを昇降させることにより、成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出工程と、
を含むことを特徴とする請求項7記載のかき揚げ製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置、及び該かき揚げ製造装置を用いたかき揚げ製造方法に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
かき揚げを製造する中小規模の惣菜製造工場では、多くの工程を作業員が担っている。しかしながら、夜間の稼働、高温下での作業、火傷の危険性など過酷な環境であることから、中小規模の工場であっても導入容易なコンパクトな装置を用い、かき揚げ用の型枠を油中に出し入れする工程及びかき揚げ生地の上面を成形する工程を自動化することが検討されている。
【0003】
特許文献1には、大型装置ではあるが、受け板(型枠)を移動する移動手段及び受け板内に投入されたかき揚げ生地を軽く押さえ均すための均し用押え手段を備えたかき揚げ天ぷらの製造装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-225063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1記載の製造装置においては、かき揚げ生地を成形する際、型枠の開口部より若干小さいサイズのプッシャー(押さえ板)を使用している。かき揚げ生地の成形時に、型枠内のかき揚げ生地が熱変性により固化する前にかき揚げ生地にプッシャーが触れ、かき揚げ生地の固化が進むと、プッシャーにかき揚げ生地が付着する。この付着物はかき揚げ生地を均す度に成長し、成長した付着物はプッシャーによるかき揚げ生地の均しを阻害する。更に、成長した付着物は不定期的にプッシャーから剥離し、この剥離した付着物はかき揚げ生地に混入することもある。付着物の混入は、かき揚げの量目を大きく変化させるだけでなく、付着物が長時間油調されたものであることから、かき揚げの食感及び色味を部分的に変化させることとなり、かき揚げの品質上不適切である。したがって、かき揚げ生地のプッシャーへの付着を防止する必要があった。
【0006】
本発明の目的は、かき揚げ生地のプッシャーへの付着を防止することができるかき揚げ製造装置、及び該かき揚げ製造装置を用いたかき揚げ製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のかき揚げ製造装置は、かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置であって、具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部と、前記生地供給部より供給される前記かき揚げ生地を受け容れる型枠と、前記型枠内に投入された前記かき揚げ生地の上面を油中で成形する第1プッシャー及び第2プッシャーと、前記型枠を前記生地供給部、前記第1プッシャー及び前記第2プッシャーの下方に移動する型枠移動部と、前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方に移動されたとき前記第1プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第1昇降部と、前記型枠移動部により前記型枠が前記第1プッシャーの下方から前記第2プッシャーの下方に移動されたとき前記第2プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させた後、上昇させる第2昇降部と、を備えることを特徴とする。なお、本発明には、第1昇降部と第2昇降部とが同一の機械であるかき揚げ製造装置も含まれる。
【0008】
また、本発明のかき揚げ製造装置は、前記第2プッシャーによる成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出プッシャーを備え、前記型枠移動部は、前記型枠を前記押出プッシャーの上方に移動し、前記型枠移動部により前記型枠が前記第2プッシャーの下方から前記押出プッシャーの上方に移動されたとき前記押出プッシャーを前記型枠まで上昇させた後、下降させる押出プッシャー昇降部を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明のかき揚げ製造装置は、かき揚げを製造するためのかき揚げ製造装置であって、具材及び衣液を混合したかき揚げ生地を供給する生地供給部と、前記生地供給部より供給される前記かき揚げ生地を受け容れる型枠と、前記型枠内に投入された前記かき揚げ生地の上面を油中で成形するプッシャーと、前記型枠を前記生地供給部及び前記プッシャーの下方に移動する型枠移動部と、前記型枠移動部により前記型枠が前記プッシャーの下方に移動されたとき前記プッシャーを前記かき揚げ生地の上面を成形可能な位置まで下降させ、上昇させることを2回以上行う昇降部と、を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のかき揚げ製造装置は、前記プッシャーによる成形を終えた前記型枠内のかき揚げを前記型枠から押し出す押出プッシャーを備え、前記型枠移動部は、前記型枠を前記押出プッシャーの上方に移動し、前記型枠移動部により前記型枠が前記プッシャーの下方から前記押出プッシャーの上方に移動されたとき前記押出プッシャーを前記型枠まで上昇させた後、下降させる押出プッシャー昇降部を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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