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公開番号
2025112364
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006534
出願日
2024-01-19
発明の名称
吊り足場の構築方法及び構築用装置
出願人
株式会社杉孝グループホールディングス
,
アルインコ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
3/24 20060101AFI20250725BHJP(建築物)
要約
【課題】吊り足場の構築方法と構築用装置を提供する。
【解決手段】既設構造物に索条で吊持されたステージを構築すると共に、順次、ステージを先行側から後続側に向けて延長しながら増設する吊り足場の構築方法であり、先に構築した先行ステージ(S1)に対して後続ステージ(S2)を構築するとき、後続ステージに設けられる後続側の桁部材(4)は、先行ステージに設けられた先行側の桁部材(4a)の長手軸線の延長線上において、該後続側の桁部材(4)の尾端近傍部を後続ステージの主梁(1a)に連結され、前記主梁(1a)の下側に位置して、先行側の桁部材(4a)に設けられた支持部(32)に対し、該後続側の桁部材(4)に設けた当接部(31)を当接するように構成されている。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
既設構造物に索条で吊持されたステージを構築すると共に、順次、ステージを先行側から後続側に向けて延長しながら増設する吊り足場の構築方法であり、
前記ステージは、索条で吊持した梁部材(1)を先行側(X1)と後続側(X2)に平行配置することにより形成された主梁(1a)及び従梁(1b)と、前記主梁(1a)と従梁(1b)を平行方向に間隔をあけて桁部材(4)で連結することにより形成されたグリッド(G)と、前記グリッドに敷設された床板(2)により構成されており、
先に構築した先行ステージ(S1)に対して後続ステージ(S2)を構築するとき、後続ステージに設けられる後続側の桁部材(4)は、
先行ステージに設けられた先行側の桁部材(4a)の長手軸線の延長線上において、該後続側の桁部材(4)の尾端近傍部を後続ステージの主梁(1a)に連結され、
前記主梁(1a)の下側に位置して、先行側の桁部材(4a)に設けられた支持部(32)に対し、該後続側の桁部材(4)に設けた当接部(31)を当接するように構成されて成ることを特徴とする吊り足場の構築方法。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記尾端近傍部を後続ステージの主梁(1a)に連結し、前記当接部(31)を前記支持部(32)に当接することにより、後続側の桁部材(4)を前記主梁(1a)に片持ち支持した状態で、該桁部材(4)の上に床板(2)を敷設し、
その後、該桁部材(4)の先端近傍部を従梁(1b)に連結することにより、グリッド(G)と後続ステージを構築することを特徴とする請求項1に記載の吊り足場の構築方法。
【請求項3】
前記尾端近傍部を後続ステージの主梁(1a)に連結し、前記当接部(31)を前記支持部(32)に当接させると共に、該桁部材(4)の先端近傍部を従梁(1b)に連結することによりグリッド(G)を構築し、
その後、該桁部材(4)を含むグリッド(G)に床板(2)を敷設することにより、後続ステージを構築することを特徴とする請求項1に記載の吊り足場の構築方法。
【請求項4】
請求項1に記載の吊り足場の構築方法において、
前記桁部材(4)は、上下平行に配置されると共に相互に連結された上フレーム(21)と下フレーム(22)を備えており、
後続ステージの主梁(1a)に連結される第1連結部(26)を前記上フレーム(21)の尾端近傍部に設けると共に、後続ステージの従梁(1b)に連結される第2連結部(27)を前記上フレーム(21)の先端近傍部に設け、
前記下フレーム(22)の尾端近傍部に前記当接部(31)を設けると共に、前記下フレーム(22)の先端近傍部に前記支持部(32)を設けて成ることを特徴とする吊り足場の構築装置。
【請求項5】
先行側の桁部材(4a)の支持部(32)と、後続側の桁部材(4)の当接部(31)は、前記当接部を前記支持部に当接したとき相互に係止する係止手段(50)を設けており、前記係止手段(50)は、両桁部材を相互に前記長手方向の軸線上に位置決め保持するように構成して成ることを特徴とする請求項4に記載の吊り足場の構築装置。
【請求項6】
前記桁部材(4)の第1連結部(26)は、主梁(1a)に臨んで、ナット(28)と、フランジ付きの係止ピン(29)を並設しており、前記主梁(1a)は、前記係止ピン(29)を挿入自在かつ前記フランジ(29a)の下面に係止自在に形成された切欠き部(33)と、前記ナット(28)に対応する固定孔(34)を設けており、
前記係止ピン(29)と切欠き部(33)は、主梁(1a)に桁部材(4)を斜交方向から臨ませて係止ピン(29)を切欠き部(33)に挿入したとき、フランジ(29a)の下面に切欠き部(33)が係止することにより桁部材(4)の落下を阻止した状態で、該桁部材(4)を係止ピン(29)の軸廻りに回動自在に支持するように構成され、
前記ナット(28)と固定孔(34)は、前記回動により桁部材(4)を主梁(1a)に直交させたとき、相互に重なり合うことにより、固定孔(34)から挿入したボルト(35)をナット(28)に螺着させるように構成されて成ることを特徴とする請求項4又は5に記載の吊り足場の構築装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吊り足場の構築方法及び該構築方法を実施するための装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、高速道路や橋梁等の高架構造物その他の既設構造物は、高所における建設や改修に際し、該既設構造物に沿って延びる吊り足場が構築されている。
【0003】
吊り足場は、既設構造物にチェーン等の索条で吊持されたステージを構築し、順次、ステージを先行側から後続側に向けて延長しながら増設することにより構築される。
【0004】
この際、ステージは、梁部材を連結することによりグリッドを枠組み形成し、該グリッドに床板を敷設することにより構築される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7161641号公報
特許第5820848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
吊り足場は、空中において梁部材を連結することによりグリッドを枠組み形成するので、危険な作業が強いられる。そこで、安全性の確保と、迅速な構築を可能にするためには、出来るだけ容易な作業で、高い耐力を有する構造物を構築できるように構成することが望ましい。
【0007】
本発明は、このようなニーズに応えることができる吊り足場の構築方法及び構築用装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そこで、本発明の吊り足場の構築方法が手段として構成したところは、既設構造物に索条で吊持されたステージを構築すると共に、順次、ステージを先行側から後続側に向けて延長しながら増設する吊り足場の構築方法であり、前記ステージは、索条で吊持した梁部材を先行側(X1)と後続側(X2)に平行配置することにより形成された主梁(1a)及び従梁(1b)と、前記主梁と従梁を平行方向に間隔をあけて桁部材で連結することにより形成されたグリッド(G)と、前記グリッドに敷設された床板により構成されており、先に構築した先行ステージ(S1)に対して後続ステージ(S2)を構築するとき、後続ステージに設けられる後続側の桁部材は、先行ステージに設けられた先行側の桁部材の長手軸線の延長線上において、該後続側の桁部材の尾端近傍部を後続ステージの主梁に連結され、前記主梁の下側に位置して、先行側の桁部材に設けられた支持部に対し、該後続側の桁部材に設けた当接部を当接するように構成されて成る点にある。
【0009】
本発明の実施形態は、前記尾端近傍部を後続ステージの主梁に連結し、前記当接部を前記支持部に当接することにより、後続側の桁部材を前記主梁に片持ち支持した状態で、該桁部材の上に床板を敷設し、その後、該桁部材の先端近傍部を従梁に連結することにより、グリッドと後続ステージを構築するように構成されている。
【0010】
本発明の別の実施形態は、前記尾端近傍部を後続ステージの主梁に連結し、前記当接部を前記支持部に当接させると共に、該桁部材の先端近傍部を従梁に連結することによりグリッドを構築し、その後、該桁部材を含むグリッドに床板を敷設することにより、後続ステージを構築するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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